こんにちは、生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこいばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつもご愛飲頂きまして、本当にありがとうございます。
この夏、私は15年ぶりに、こちら地元・高知の夏の祭典「よさこい鳴子祭り」に、
踊り子として参加しました!そうなんです!
炎天下の中、若い者に交じり、よさこいを踊りました!
昨年は、妻と子供2人が踊り、
私は家族専属の追っかけカメラマンで、今年もその予定でした。
しかしっ!長女:「来年は、忙しゅうなるき、もう今年でよさこいは、最後や」の一声
そうなると、家族4人で、よさこいに参加できるのは、
一生の内で、最後になるかもしれない!
そんな勝手な心配が頭をよぎり、思い切って、私も参加する事にしました。
それから昨年、長野県の知人の親子が、よさこいを見物し、
子供さんが、どうしても、 今年は踊りたい!との事。
そうなれば、お父さんの方も一緒に踊ってもらって
異国の地・高知で、親子一緒のよさこいをいい思い出にしてもらおうと、
思いっきり強引に、一方的に、有無を言わさず、説得をしまして、
私共家族4人+長野県の家族2人=合計6人で、
よさこい踊りに参加することにしたのです。
私共が参加したチームは、親子で参加がモットーの約120人のチームです。
県外から踊りにこられる方もたくさんいるチームです。
7月下旬から、練習が始まり、両手に鳴子を持って、音楽に合わせ、
先生の振付けに合わせて、 手足を動かすものの、
やはり、15年ぶりのよさこいです。体が思うように、動いてくれません。
元来、「よさこいは、きちっと踊らなくても、楽しく踊れたら(*^_^*)」
という思考回路の持主ですから
マスターしないまま(できないまま)、気楽な気持ちで本番を迎える事にしました。
長野県の親子は、お子さんは前々日、お父さんは前日に高知に入り、
お子さんは、事前に振付けを収録したDVDにて、
しっかりマスターしていたのですが
お父さんは、私以上に、ひどい有様、
前日の最後の合同練習で、マスターするのだと、
鼻息荒く意気込んでいましたが、なぜかその日は、いきなり台風に見舞われ、
練習は中止となり、ぶっつけ本番を余儀なくされます。
迎えたよさこい本番当日、踊りをマスターしていない私達2人は、
前の人の振付を頼りに、ワンテンポ遅れた踊りで各演舞場を回っていきます。
よさこいの一つの特徴として、各演舞場に審査員がいて、
踊りの上手な踊り子や、 楽しんでいる踊り子、頑張っている踊り子に、
メダルをプレゼントするのです。
そのメダル、やっぱり、貰えれば、結構というか、かなり嬉しいもので、
踊り子のモチベーションが、思いっきり上がります。
そのメダル、まず最初の演舞場で、長女が貰う事ができました。
長女のニンマリした笑顔を見て、すねる長男!
次の演舞場では、長野のお子さんがメダルを貰い、またまた、すねる長男!
でっ!次の演舞場で、やっと長男の番!ニンマリ×10の長男の笑顔に、
子供全員がメダルを貰えた事に、ホッと胸をなでおろしました。
そんなこんなで、次々と各演舞場を回っていると
妻、そして長野のお父さんの首にもメダルが・・・・ 長野のお父さんは、大喜び!
遠路、異国の高知で、本当にいい思い出ができたと思います。
と、いうことは・・・残るは、私だけ、、、、
メダルを貰う事が、よさこいではないと頭では解っているものの
やはり、気分的に、貰いたいものです。
妙な焦りのまま最後の演舞場に望みを託します。
がっ!ここでも貰う事ができず、ニンマリ笑顔の5人に囲まれ、
顔は笑っているものの、イマイチ気分が乗り切れてないまま初日が終了です。
望みを2日目(最終日)に託すものの、私の首には、メダルはなかなか掛かりません。
迎えた最後の演舞場の本部会場。この会場のメダルは、通称「花メダル」と呼ばれ
プラスチック製の色鮮やかな大きな花とメダルが合体した特別製で、
本部会場でしか貰えない貴重なメダルです。審査も他の演舞場より厳しく、
よさこいを踊るなら、このメダルが憧れのメダルで、踊り子一番人気のメダルです。
ライトアップされた夜の本部会場。いよいよ私どもの順番がきて、音楽スタート!
踊り子の連が、本部会場に突入します。
でっ!音楽が1クール終わって、決めのポーズの時!!
私の目の前に、ちょうど、審査員の方がいて、
私は思わず、「ニコっ!!(*^_^*)」と笑顔を、、、、、
これが、効いたのかどうか、若い者に交じって、もうすぐ40歳の私の頑張りに、
きっときっときっと、 同情してくれたのでしょう、
私の首に、その花メダルがっっっ!まさに、驚きの一瞬でした。
驚きはそれだけでありませんでした。
隣で踊っていた長野のお父さんにも、花メダルが!!!!
娘にひっぱられ、私に強引に説得され、
最初はあまり乗り気ではなかったお父さんでしたが
もう、顔がくしゃくしゃになるくらい、大喜びです。
その後、本部会場を終えた時、まわりにいた一緒に踊ったチームの方々から
「細川さん、おめでとう」「細川さん、良かったね」などなど、
チームの仲間から笑顔で激励、応援のお声をたくさん頂きました。
初めはそれぞれに初対面だった踊り子同士も、フィナーレを迎える頃には、
皆が笑顔で応援しあったり、励ましあったり、すっかり仲良しです。
子供達は、将来の夢を熱く語りあったりしています。
「よさこい」は漢字で書くと「夜さ来い」です。
このお祭りは、五穀豊穣を願ったものでも
無病息災を願ったものでもなく、単なるただのお祭りです。
しかし、北海道をはじめ、全国に飛び火しているこの祭りの本当の魅力は
踊り子、見物客、スタッフ、運営者、審査員、・・・・
よさこいを取り巻くそれぞれの ”人と人とのつながり”だと思います。
「踊るあほうに見るあほう」
それぞれが、それぞれの立場で、心からの笑顔で楽しんでいるのです。
笑顔の輪が和となり、歓喜へと昇華しているのではないか?
そんな風に、個人的に感じました。
振り返って、毎日の事を考えた時、
私達は、「十黒梅」を通じて、全国のご愛飲者様の方々、
お一人様お一人様と、ありがたいご縁、つながりを頂いている事に、
心から感謝いたしております。
これからも、皆様のお役に立てますよう、笑顔で頑張って参ります。
今後とも、末永く、どうぞよろしくお願いします。
それでは、失礼します。
細川 泰伸