第58号 2012年4月発行
「どくだみの開花宣言?」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

4月に入り、こちら高知はすっかりと春めいて参りました。
私どもの会社の横にあります公園の桜の木々は、ものの見事に満開で、
窓を開けますと、桜の香りさえ漂ってきそうな程です。

休憩所で昼食を取る女子社員も、窓からの桜の景色に喜び、
ちょっとした「お花見弁当」を大いに楽しんでおります。

今週末(4月7日8日)は、こちら高知は、好天気が予想されていますので、
標本木のある高知城の高知公園や、
「日本さくら名所100選」に選ばれた鏡野公園などの桜の名所では、
「お花見」と称した大宴会が、所狭しと繰り広げられる事と思います。
(高知の人って、本当ぉ~~~に、お酒が大好きなんです。)

それから、4月9日(月)は、入学式を予定している学校も多いと思います。
私どもの子供が通っている小学校では、確か昨年と一昨年は、桜が散り、
葉桜の入学式でしたが、 今年は、桜の花びらが歩道を埋め尽くし、
ピンク色に包まれた心に残る入学式になると思います。

この手作り新聞が皆様のところにお届けの頃は、
4月の終わり頃だと思いますので
きっと、十黒梅(じゅっこくばい)をご愛飲の皆様も、
心躍る「お花見」を楽しまれた事だと思います。
(東北や北海道の方は、これからでしょうか?)

是非、皆様の所の桜の名所のお話や、
楽しいお花見のエピソードなどをお知らせ頂けるとありがたいです。

ちなみに、私の桜の思い出で、一番印象的だったのは、
大学入学前の東京の井の頭公園で見た桜でした。

高知の田舎から上京し、
希望と不安に満ち溢れた私を優しく包んでくれたのがその桜です。
井の頭公園は、私が大学4年間住まいとした「土佐寮」(高知育英協会)のすぐ近くで、
満開の桜が池に多いかぶさるように、その池に映った桜とのコントラストが、
何とも言い様のない優美な気品のある美しさに心を奪われた事を覚えています。

それから、一度行ってみたい桜は、山形の天童の桜です。
テレビのニュースで見たのですが、「天童桜まつり」では、
「人間将棋」という伝統行事が毎年開催されているようで、
この「人間将棋」を一目見てみたいと思っているのです。

ここで行われる「人間将棋」とは、
甲冑に身を包んだ武者達を将棋の駒に見立て、
将棋のプロ棋士が対局するというもの。

心和らぐ桜に包まれ、武者達が繰り広げる「人間将棋」の景色は、
「優雅」と「勇壮」がミックスされた、日本の昔から伝わる
美のようなものが感じられると思うのです。

ちなみに、(ちなみにが、やけに多い今日の新聞です。)
私は26歳の時に、椎間板ヘルニアを患い、で5ヶ月程入院した事があります。

その時に、同室だった方に将棋を教わり
(幼少期に祖父に教わったのですが、その当時は難しくて・・・)、
その魅力に取りつかれました。
今では、毎週日曜日の将棋のテレビ番組を録画するようになっており、
将棋好きというのも、この天童桜まつりを見に行きたい、
大きな大きな大きな理由です。

さて、開花で楽しみなのは「桜」だけではありません。
私どもの「どくだみ畑」の「どくだみ」も、
5月の中頃には、きっと可憐な花を開花させてくれるでしょう。
(開花の時は、大きな大きな大きな声で「開花宣言」をしたいと思います。)

4月6日時点では、冬の寒い間、じっと土の中でチカラを蓄え、
この時を待っていたかのように、
あちらこちらから、可愛らしい芽が顔を出しています。

今年は、栽培面積を広げましたので、この冬の間から、
社員と草引き(雑草との格闘)に汗を流しました。

以前のこの新聞でも、ご紹介したと思いますが、
この草引き(雑草との格闘)には、なかなか学び得るものがあります。
今年は、また新しく、この雑草から学び得る事がありました。

まず、昨年の学びは「簡単に抜けない」です。

土の中深く根を張っているものや、広範囲に張っているもの、
さらには、根が柔らかく細く、無理に抜くと、
根が途中で、あっさりと切れてしまもの、
必ずといっていいほど、完全にきれいに全部の根まで全て抜けた!
という雑草がないのです。

「絶対にあきらめない」「どんな環境でも生き抜いてやる」
「こっちもどんどん進化してやる」という
いわゆる「進化」系のメッセージを感じ学びました。

そして、今年の学びは「別の雑草が生えている」です。

昨年、散々苦労して退治しましたので、
もう生えないだろうと甘い期待を持っていました。
やはり、自然を甘く見るといけませんね。
昨年と同じ場所には、別の場所にあった種類の雑草が生えているのです。

今年は、雑草から「その手がダメなら、この手はどうですか?」
「そっちがダメでも、こっちで頑張れます!」
「それはダメだったけど、こっちに変って頑張ります」といった、
いうなれば、「改革」系のメッセージを感じ学びました。

つまり雑草は、今まで続けてきた事を、
やれる所まで変化させ進化させ頑張り抜き、
それでもだめなら、今までを捨て、ガラッと変化させ改革させ、生き残る。

時折聞こえてくる鳥の鳴き声、風の音、遠くから伝わる海の声etcに
囲まれたどくだみ畑に立ち、 雑草を通じ、
何かそのような生きる魂のようなものを感じました。

この草引き(雑草との格闘)は、
雑草が元気に生えてくるこれからが、いよいよ本番です。
広い畑の雑草を一本一本抜いていく地道で、
正直大変な労力の作業です。
ヘルニアを患った経験のある私にとりましては、
腰には十分気をつけなければなりません。

この大変な作業を、グッと明るく嬉しく楽しく晴々とさせてくれるのが、、、、

十黒梅(じゅっこくばい)のご愛飲の
皆様から頂く嬉しいメッセージです。

この嬉しいメッセージは、何よりの何よりの何よりの励みでございます。

頂くメッセージは、全て社員と一緒に拝読させて頂いており、
一緒に、この地から全国のたくさんのご愛飲の皆様に、幸せを発信するんだ!!
「幸せ発信基地♪」を合言葉に、どくだみの大収穫を楽しみに励んでおります。

皆様のお役に立てますよう、畑作業に製品作り、お届け、アフターフォローに
真心を込めて社員一同、頑張って参ります。
これからも何卒どうぞ、よろしくお願いいたします。

最後になりましたが、季節の変わり目でございます。
またインフルエンザも流行ってきているとの事、
うがい・手洗い・十黒梅(じゅっこくばい)、
体調など崩されませんよう、お気遣い下さいませ。
皆様のご健康に、十黒梅がお役に立ちます事を心より願っております。

それでは、失礼します。

細川 泰伸