こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。
こちら高知は、5月27日に梅雨入りをし、毎日ぐずついた空模様が続いております。
黒潮町のどくだみ畑では、どくだみの収穫のラストスパートに入りました。
農家さん達は、この雨の中、朝早くから頑張って頂き、
本当に頭の下がる思いがしております。 ありがとうございます。
一般的に、私達にしてみたら、雨はあまり歓迎しないかもしれませんが、
どくだみにとっては大歓迎のようで、まるで両手をいっぱいに広げるように、
そのハート型の葉を広げ、雨の恵みを体全体に吸収しているようです。
こうやって、どくだみ畑に立ち、雨の事を考えてみると、
嫌なイメージの雨も、自然の大いなる恵みですし、雨が降らないと農作物は育ちません。
何にでも、良い面とそうではない面の両面があるように感じ、
良い面が活き活きと活用された時、
その持っている物のすばらしが光り輝く時だと思いました。
そんな風に思って、どくだみ達を見ると・・・・
抜いても抜いても抜いても抜いても・・・・
どんどん生えてくる困り者の雑草の代名詞の「どくだみ」
しかし、毎日のように、ご愛飲の皆様から頂く「嬉しいお声」を拝読させて頂くと、
この困り者の「どくだみ」が光り輝いているようにさえ思えます。
困り者のどくだみといえば、こんなエピソードがあります。
それは、2009年6月22日に、どくだみの搾り工場を操業した時の式典の事でした。
どくだみ生産組合の組合長様から、私の記憶では、このような言葉を頂きました。
「相撲の千代大海は、若い時は力が有り余って乱暴者で困りもんやったけんど、
その力が相撲で発揮され立派になった。
どくだみも、同じように困りもんや、千代大海のように、立派になって欲しい。」
(上記は私の記憶です。一言一句、同じではございません。)
冬の間、力を根に蓄え、春になり意気揚々と葉をつけ、
しっかりと背を伸ばした「どくだみ達」
その後は、収穫→→→搾って青汁→→→→→醗酵→→→「十黒梅」となります。
そして、ご愛飲の皆様のお手元に届き、皆様が十黒梅の良さをご実感頂いた時、
その時が、どくだみの命の光り輝く時です。
雨のどくだみ畑に立ち、この雨を喜んでいるように見える「どくだみ達」を見ていると、
「何にでも、良い面(プラス面)と悪い面(マイナス面)がある」
「そしてそのよい面を引き出せば、光輝く」
この大切な事を教えてくれたように感じました。
そして、何でもそうですが、悪い面(マイナス面)はとかく目立って見え、
良い面(プラス面)は、なかなか見えにくいものだと思います。
昨今、テレビをつけますと「体罰問題」が連日のように報道されています。
私は、現場に立ち会った訳ではありませんので、個々の経緯は分かりませんが、
悪い面(マイナス面)ばかりを指導するのではなく、
良い面(プラス面)をしっかりと導き出す事が大事ではないか?と畑の上で感じました。
ともあれ、自然というのは、いろいろな事を私達に教えてくれるように感じます。
この自然の「ありがたさ」に感謝して、収穫に搾り作業に、
ラストスパートで頑張って参ります。
日中はずいぶんと暖かい陽気ですが、朝夕はまだまだ肌寒さを感じます。
皆様も体調など崩されませんよう「うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけて、お過ごし下さいませ。
それでは、失礼いたします。
細川 泰伸