第110号 2016年8月発行
「鍛える、極める。」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

季節は、暑い!暑い!暑い!夏本番がやってきました。
こう暑いと、「熱い」の漢字の方が適切ではないかと思える程です。

そして、この暑い夏をさらに熱くさせてくれるのが
4年に一度のスポーツの祭典、リオ・オリンピック、パラリンピック!
この日のこの舞台を夢見、鍛えに鍛えぬかれた、その競技を極めに極めた超人達が、
想像をはるかに超える熱いパフォーマンスを繰り広げる事でしょう。

(この手作り新聞は、8月4日に作成しておりまして
皆様のお手元に届くのが、8月後半になると思います。
もうほとんどの競技が終わっている頃と思いますが、お付き合い頂ければ幸いです。)

各メディアから流れてくる報道を見ると、
現地の会場施設建設の遅れや、治安、ジカ熱、等や
ドーピング問題で、心配事は多々あるようですが、
大成功で開催される事を心より祈っております。

先月より大会前ともなりますとテレビ放送では、
連日のように注目選手にスポットを当てた特別番組が放映されるようになりました。
どの番組で紹介されるどの選手のその超人ぶり、
そして、その競技に対する姿勢、鍛え方、極め方に圧倒されましたが、

特にそれらの特別番組の中から、私が体全身から驚愕の感を抱いた番組と選手の事を
今月の手作り新聞で、お話させて頂きます。

それは、7月16日(土)にNHKで放映された
「NHKスペシャル ミラクルボディー」
第1回「世界最強の人魚たち」イシェンコ&ロマーシナペア(ロシア)です。

競技は、シンクロナイズドスイミングで、このペアは向かうところ敵無し!
オリンピックと世界選手権で合計44個もの金メダルを獲得し続け、
今回も、優勝候補の筆頭に上げられているペアです。

シンクロナイズドスイミングの競技は、一見華やかに見えますが、
水中は格闘技そのもの!次の息継ぎまでの間、
無呼吸の状態で演技を続けなければならない過酷な競技です。

番組の中で、スポーツ生理学者によると、
「シンクロナイズドスイミングは、陸上競技で言えば3分間のダッシュを
息を停めて行うようなものでしかもそれを笑顔で行うのは信じられない。」
と解説していました。

番組は、この最強ペアを日本に招き、国立スポーツ科学センターにて
最新鋭の特殊機械を使い、二人の身体能力を調べるものでした。

調査が進むにつれ、驚愕の事実が明らかになります。
このペアは肺だけではなく、脾臓(ひぞう)にも酸素タンクを持っているというのです。
(特にイシェンコ選手の方が、その能力が高いというで結果が出てました。)

つまり、通常の人間の場合、肺の酸素タンク分しか息を止めることができないのに対し
このペア、脾臓にも酸素タンク機能を持っているので、演技の後半などで他の選手を圧倒する足技演技が可能であるというのです。

どうして彼女達は、この特別な脾臓を手に入れる事ができたのたか?
番組では、こう解説をしていました。

水中で息を止め逆さ倒立をする「パッドカーチカ」という練習法を
8歳の時から毎日、年間2,000時間を16年間続けており、
この気の遠くなるような地道な練習によって体が適応した結果、
脾臓という補助タンクを手に入れたのだと。

子供の頃に習った「ダーウィンの進化論」が頭をよぎりましたが、
それにしても、それにしても、それにしても!
プールで鍛錬に鍛錬に鍛錬を重ねたら、脾臓から酸素が送られるようになった、
つまり、内臓が進化し、水中での長い潜水時間が可能になった
鍛えれば、脾臓に酸素タンク機能を持てるというのは驚きの一言では語れません。
まさしく人を超えた超人の中の超人、恐るべし!

私事、昨年より運動不足解消にと、近くのプールにしげしげと通っておりまして
クロール1000m 背泳500m あとは気分次第で追加のメニューに取り組んでおります。
今年になって、最初のクロール1000m、昨年のそれより息は持つようになったと感じ、
少しは努力の甲斐があったと自己満足をしておりましたが、、、
どうやら、そんなレベルではないようです。
(すみません、私を引き合いに出すべきではなかったようです。)

改めて、一つの事を「鍛える」「極める」その凄さ、そして深さを痛感いたしました。

そして、このことを自分に当てはめてみた時、「どくだみ」といえば「食援隊」
「どくだみ酒」といえば「十黒梅」と即答されるよう
さらにさらにさらに「どくだみ」に対し今まで以上に、
深く深く深く接する事が大切だと心に誓いました。

8月に入り、どくだみ畑は手入れの時期になりました。
しっかりと手入れをして、来期の収穫に繋げたいと思います。

今年も、猛暑の夏がやってきました。
体調など崩されませんよう「うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけて、お過ごし下さいませ。

それでは、失礼します。

細川泰伸