こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。
こちら南国高知も、まだまだ寒い真冬のど真ん中、
工場のある黒潮町では、先月下旬には雪が舞い、
ダウンジャケットが手放せない毎日が続いております。
そんな寒風吹き抜ける中、あっちちち!に
熱く熱く盛り上がっている所が2ヶ所あります。
まず、1つ目は・・・
黒潮町のお隣の四万十市!
四万十市は、2005年に、中村市と幡多郡西土佐村が合併して成立、
四万十川の下流域にある市です。
なぜ?大盛り上がりかといいますと、
40年ぶりに地元の中村高校が、春の甲子園、
選抜高校野球大会に21世紀枠で出場するからなのです。
21世紀枠と言っても、力がないわけじゃありません。
高知県予選で、甲子園常連校の明徳義塾に、
決勝戦で勝って優勝して四国大会に出場!
四国大会では、準々決勝で敗退し、順位での甲子園出場はなりませんでしたが、
堂々の21世紀枠での出場と言ってもいいでしょう。
そして40年前といえば、プロ野球阪急で活躍した山沖投手を擁し
部員12人で「二十四の瞳」と呼ばれ、準優勝して以来の事。
今年は部員16人、高知県外の中学校出身者は一人もおらず、
四万十市内、もしくは近隣の中学校出身です。
いやぁ~、地元は盛り上がってますよぉ~!
先日、地元の居酒屋に行きましたら、店内は、この話題で持ちきり!
「あの子は、親戚の子じゃ」「あの子は近所の子じゃ」
「あの子の親父と同級じゃ」「応援しにいかんといかん」等々
テーブルの向こうからこっちから、ワイワイガヤガヤ!
きっと、大応援団ツアーも企画され、
甲子園のアルプススタンドが大賑わいすることでしょう。
中村高校の大活躍を心から楽しみにしております。
ちなみに、私の母校・明徳義塾も出場しますので、
こちらも楽しみにしたいと思います。
次に、2つ目は・・・
弊社のどくだみ畑!
現在、新たに「どくだみ」を植えるべく、栽培面積を広げております。
今年は、ご愛飲の皆様のお陰で、十黒梅発売から十年の年となります。
どくだみの栽培は、2006年にさかのぼります。
十黒梅の開発、発売開始に向けて奔走する中、
原料のどくだみの搾り汁の入手に困難を極めました。
どくだみの乾燥葉や、乾燥葉を煮出したエキスは、原料メーカーが所有し販売して、
そこから入手する事はできるのですが、生の搾り汁となるとそうはいきません。
世の中に無いのなら、自分で植えるしかない!と思ったのですが、
普通の者が畑を有する事は、農地法で禁じられています。
そうなると、誰か農家さんに栽培して頂くしかない!
そう決心した私は、近隣の市町村にお願いにあがりました。
しかし、私のお願いは空を切るばかり、それも、そうでしょう!
断られるのが当り前といえば当り前です。
農家さんにしてみたら「どくだみ」を栽培するなんて聞いた事がなかったと思います。
それから、発売前で売れるかどうか?全く分からない段階です。
そもそも、どこの馬の骨とも分からない男のために、
先祖代々の大切な畑を使う訳がありません。
それでも、思いは通じるものです。
高知市から約100km離れた黒潮町に住む私の大切な知人いや大恩人から
「どくだみの話を聞いてもいい!という農家さんがおる」と電話がありました。
その方、この黒潮町で人望が厚すぎて、
その方の頼みだったら、無下に断れないそうなのです。
その方が、農家さんに「会うだけも会うちゃって」とセッティングして頂きました。
それで農家さんは、といいますと・・・(もちろん随分後になって聞いた話ですが・・)
当初は「てんくろうの顔だけみて、追い返そう」と思っていたそうなのです。
(てんくろう=口先上手な、腹黒な等の意味の土佐弁)
しかし、「会うてみたら、真面目そうな男やったけん」と、
実際の私の印象が好印象(?)だったそうで、
どくだみを栽培して頂く事がその場で決まり、
それだったら、そのどくだみを搾る工場が近くに必要という事になり、
2008年に、栽培と搾り加工をする株式会社どくだみ農園を
新たに自ら立ち上げ、2009年に畑や工場を所有しました。
太平洋が見える、この「どくだみ畑」に立ち、
この畑で元気に育った「どくだみ」が十黒梅となり、
ご愛飲の皆様のお役に立つ事ができると想像しますと
本当に幸せな気持ちいっぱいに包まれます。
しっかりとどくだみを育て、そして、誠実に真心込めて製品づくりをし、
皆様のお役に立てるよう頑張って参ります。
季節はまだまだ冬本番、寒い毎日が続いております。
インフルエンザは猛威を振るっているようです。
お風邪などお召しにならぬよう、体調を崩されませんよう
「うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけて、お過ごし下さいませ。
それでは、失礼します。
細川泰伸