こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。
いよいよ始まりました! どくだみの季節!
そうです。どくだみの収穫期がやってきました。
青々と繁ったどくだみ達、今年もしっかりとその背を伸ばしてくれました。
この日のために、寒い日も暑い日も他の草を引きしっかり手をかけてくれた農家さん
そして、弊社の社員にありがとうの感謝の気持ちでいっぱいです。
思い起こせば、2008年のどくだみ栽培スタート当初、
誰もが異口同音に「どくだみは、なんぼでも生えるけん、簡単じゃろ」とおっしゃってました。
ところがところがところが! 実際に栽培してみると、草引き作業が労を極めます。
中には、どくだみの栽培をあきらめてしまう農家さんもいらっしゃる程です。
予想では、どくだみがすぐに畑を埋め尽くし、他の草が出てこないのでは?と考えてましたが、
無農薬で栽培しているので尚更の事。そうは問屋がおろしてくれません。
他の草も負けていないのです!すごいのなんの!雑草恐るべし!
引いても引いても、別の種類の雑草が次々に引いた後に出没し
しっかり引けたと晴れやかな満々の気持ちは、
数日後には、どんよりとした気持ちになります。
そんな大変な草引きの仕事ですが、励みになるといいますか、報われるといいますか
心晴れ晴れとした、良かったぁ~!と思う時があります。
それは、十黒梅をご愛飲頂く方々からの嬉しい嬉しい嬉しいお声です。
皆様に喜んで頂いて本当に良かったぁ~!
このどくだみの仕事に携わっていて、本当に良かったぁ~!と
心の底から嬉しい気持ちいっぱいになります。
仕事は気持ちの持ちようといいましょうか、
大変な仕事も、喜んで頂ける方々がいると、みなぎる活力が沸いてきます。
以前、お世話になっている方から、
「細川さんの仕事は、3人のレンガ職人の3人目ですね」と言われた事があります。
「3人のレンガ職人」とは、イソップ童話のお話で、
レンガを積むという同じ仕事でも
1人目は、親方に言われてイヤイヤ、レンガを積んでいる職人
2人目は、収入のためにと気持ちをこらえながら、レンガを積んでいる職人
3人目は、歴史に残る大聖堂を作って、多くの人に喜んで貰う。
という思いを持ってレンガを積んでいる職人 のお話です。
そして、「細川さんの畑は、幸せ発信基地ですね」とおっしゃって頂きました。
嬉しさ半面、恥ずかしさ半面の思いで、そんな大げさな事をと思って
その言葉を頂きましたが、しっかり手入れし、しっかり育ったどくだみの畑の上に立ちますと、
自分でも誇らしく思え、その幸せ発信基地の言葉がとても好きになった事を覚えています。
これから6月末頃まで、収穫そして搾り作業が続きます。
私もゴールデンウィーク真っ只中より現場に入り、
自宅のある高知市から、工場・畑のある黒潮町へ単身赴任中です。
皆様から頂く嬉しいお声を糧に、
誠心誠意心を込めて頑張って参ります。
季節は晴れやかな陽気が続く5月です。
ただ、まだまだ朝夕は肌寒い日も予想されます。
体調を崩されませんよう、うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけ下さいませ。
それでは、失礼します。
細川 泰伸