第131号 2018年5月発行
「どくだみの収穫が始まりました」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

暦は、あっという間の5月、2018年に入り4ヶ月が過ぎました。
1年のもう3分の1が過ぎた事になります。本当に月日の経つのは早いです。
「光陰矢の如し」と昔の人はよく言いました。
残りの3分の2を有意義に過ごしたいと思っております。

そう!その5月、こちら高知の黒潮町では2日(水)は雨の天気となりましたが、
3日(祝)から5日(祝)まで、いいお天気が続いております。
どくだみ畑からすぐの砂浜では、毎年恒例の「Tシャツアート展」が開かれ、
今年も県内外の多くのお客様で賑わっています。

「Tシャツアート展」とは、砂浜を美術館に見立て、
約1,000枚のTシャツが潮風に踊るという、なかなか見応えのあるイベントで
今年で、なんと30回目を迎えるとの事です。

そして、そのTシャツの間から見える太平洋には・・・
波乗りを楽しむ多くのサーファーの姿が見えます。

砂浜 サーフィン

ここ黒潮町は、サーフィンのメッカとしても有名で、
サーフィンがしたいがために、県外から移住される方もいらっしゃいます。

またまた、その砂浜では、シーサイドはだしマラソン全国大会が開かれます。
何しろ、約4kmの砂浜ですし、砂はきめ細かいと評判で、
毎年、県外から走るのを楽しみにされている方も多く、
募集を開始すると、すぐに定員になる人気の大会のようです。

現在、ここ黒潮町は、大いに大いに賑わっております。

それでっ! なぜ私が、ここ黒潮町にいるのかといいますと・・・
そうなんです!「どくだみの収穫」そして「搾り加工」が始まりました!

今年の高知は、春が早く、3月に入ってから20℃を超える日もありました。
桜の開花は、3月15日と全国トップで、
例年になく暖かい3月だったように記憶しております。

また今年は、例年の霜が降りずにすんだ事もあり、
どくだみの生育は、順調そのもの!
気持ちのいい風に、緑の葉を気持ちよさそうに揺らしています。

どくだみ どくだみ

それで、農家さんから「今年は、早ようから刈るで!」との連絡があり、
4月24日スタートで、絶好調で収穫と搾り加工をしております。

どくだみ畑収穫作業の篠田さん どくだみ今年の初入荷です。

もちろん、ゴールデンウイークの連休中も絶好調です。
休んでなんかいられません。
何といっても、私どもにとりまして一番大事な工程です。
(後で、タップリお休みを頂きます。)

この間、私は現場に入り、社員と一緒に汗を流しています。
(自宅のある高知市から、工場・畑のある黒潮町で単身赴任をしております。)

なぜ、現場に入っているのかといいますと、大きく2つ理由があります。

まず1つ目は、現在、搾っているどくだみの搾り汁(青汁)は、
皆様にお届けしております、生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅の主原料です。
しっかりした製品作りをしたい、自分の目で、しっかりと確かめたいという思いです。

2つ目は、機械には、どうしても危険性をはらみます。
どくだみの搾り汁(青汁)を作る工程は、きれいに水洗いした「どくだみ」を、
円盤式の高速のカッターでみじん切りし、
次に、強力なプレス機に入れ、搾り汁を作っていきます。

文章にすれば、大した事のないように感じますが、
作業中、万一のことがあれば、大事故になります。

私は、前職で自分の不注意により、機械に右手の人差し指の第一関節から先を挟み、
切断事故を起こした経験があります。
機械の危険性を身を持って強く体感しております。

毎日の朝礼では、このことを全員にしっかり伝え、
「慣れた時が危険、気の緩んだ時が危険」と繰り返しています。

暑い夏までしばらくの間、この収穫と搾り加工は続きます。
皆様にご愛飲頂く生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅の主原料の
どくだみの搾り汁(青汁)を、しっかりと作っていきます。

季節は、気持ちのいい風が吹く5月となりました。
ただ、まだまだ朝夕は1枚上着が必要な肌寒い日もあります。
衣服の選択が難しい季節です。体調を崩されませんよう、
うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけ下さいませ。

それでは、失礼します。

細川泰伸