こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。
今年は、7月豪雨、大阪地震、北海道地震、そして台風、
本当に災害の多い年になっています。
被災されました皆様、心よりお見舞い申し上げます。
1日でも早い復興を切にお祈り申し上げます。
災害や不正問題、パワハラ等、暗い話題があふれる中、
ひときわパッと明るくなったニュースが日本列島を駆け巡りました。
本庶佑・京都大学特別教授、ノーベル医学生理学賞を受賞!!!
本当に本当に本当におめでとうざいます!
(この手作り新聞の執筆が10月9日です。
それ以降の受賞者様も本当におめでとうございます。)
新聞等々の記事によりますと、
本庶教授は免疫の働きにブレーキをかけるたんぱく質「PD-1」を発見し、
このブレーキを取り除くことでがん細胞を攻撃する
新しいタイプの「がん免疫療法」を実現した。 とありました。
がん療法は、「手術療法」「化学(薬物)療法」「放射線療法」の3種類があって、
これを3大療法と呼んでいるそうです。
本庶教授の研究は、4つ目のがん療法として、
非常に貢献度の高いものだと評価されていました。
さらに、それらのニュースソースによりますと、教授の人となりといいましょうか、
心に響くインタビュー記事が多く紹介されていました。
その中で、私の心をグッと掴んだお言葉を3つご紹介させて頂きます。
まず、1つ目は
「教科書に書いてあることをすべて信じない。」
いきなり、想定外の大きく曲がった変化球! ストライクっ ワン!
何事も鵜呑みにせず、自分で好奇心をもって
納得できるまで確認することが大事だと、私なりに理解しています。
教科書ではありませんが、私が学生の頃は、
「運動時は、水を飲まない」という考えが主流でした。
ところが今は、「運動時は、水を飲みなさい」が常識です。
(例えが悪くて、申し訳ございません。)
私には、二人の子供がいます。
よく「お父さんは、そう言うけれど・・・」と言われます。
これは、私が勝手に正しいとか常識だとか信じた考え方を
子供たちに押し付けた時に起こる現象です。
これからは、大きな心で
「これは、お父さんの今時点の考えで、正しくないかもしれない
自分で納得できるまで考えてみたらどうやろう?」と、
接する事ができるよう、頑張ってみます。
次に二つ目、
「 誰も見向きもしない石ころを磨き上げ、ダイヤモンドに仕上げていく。」
未だ見たことのない剛速球が・・・ ストライクっ ツー!
記事によりますと、1971年にアメリカに渡り、免疫の研究を始めたそうです。
そうです。約50年もの長い歳月をかけて、磨きに磨きに磨き上げた研究です。
1971年といいますと、私が1970年生まれですから、
ほぼほぼ。同じ時間を過ごしてきた事になります。
「ボォ~~~~~と」生きてきたんですね、私・・・とほほ
いやいや、私にはまだまだチャンスがあります。
誰も見向きをしなくても、自分が確信をもって納得できたものは、
信念を持って、根気よく、地道に取り組んで参ります。
最後の三つ目は、
「『あなたのおかげ』と言われると、何よりもうれしく思います。」
ズバッとど真ん中にきましたっ! ストライクっ スリー!
本庶教授が免疫研究を通じてがん克服を研究することになったきっかけは、
大学時代の同級生が若い年齢で胃がんで亡くなるのを見て
「いつか、がんの問題に関する研究をしよう」という考えになったそうです。
たくさんのカメラのフラッシュが盛んに光る中、
「この治療法によって、重いがんから回復した患者から、
『あなたのおかげ』と言われると、自分の研究に意味があったと実感し、
何よりもうれしく思います。」とコメントされ、
「自分は幸運な人間だ」という言葉も繰り返したそうです。
心に、じぃ~~~ん、と響きました。
目頭が、じわぁ~~~、と熱くなりました。
私事、本当にはなはだしく、大変恐縮でおこがましく、
教授と同じ文中でお話させて頂くのは、非常に恥ずかしいとは思いますが、
皆様にお届けをしております「十黒梅」は
妻の体調不良がきっかけで開発した健康酒です。
毎晩、咳が止まらず苦しんでいる姿をみて
人を良くする食の仕事に携わっているのに、
一番身近な家族を良くしてあげれない自分が本当に情けなくなりました。
そこで一念発起し、薬草に詳しい大学の先生を訪ね
開発にご協力を頂きまして、十黒梅を作る事ができました。
ご協力頂きました先生はじめ、どくだみの栽培に
ご尽力を頂きました農家さんに心から感謝申し上げます。
また起業に際し、そして工場操業に際し、ご協力を頂きました皆様、
厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
それから十黒梅は、2007年の発売以来、今年で12年目となります。
ここまで永く携わる事ができるのは、
偏に、十黒梅をご愛飲の皆様のおかげでございます。
そして、皆様から頂く「十黒梅のおかげで」というお言葉は、
本当に何よりもうれしいお言葉です。
本庶教授の「あなたのおかげ」という、お言葉は、
私どもの進むべき道しるべのように、心に感じました。
これからも、皆様のお役に立てるよう
どくだみ畑の管理、搾り加工、酒造、お届けまで、
社員一同、頑張って参ります。
暦は10月に入りました。今年もあと3ヵ月です。
朝夕は寒ささえ感じる季節です。
山は紅葉に向かい、秋が急ぎ足で駆け抜け寒い冬がやってきます。
気温の寒暖の差が大きい日もあり、体調を崩しやすい季節です。
体調を崩されませんよう、うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけ下さいませ。
細川泰伸