こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつも十黒梅をご愛飲頂きまして、本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。
暦は10月に入り、朝夕はめっきりと涼しくなってきました。
ただ日中は、まだまだ暑い日が続きそうで、服装選びに頭を悩ましそうです。
そして、改めて10月という事で、2019年も残すところ3ヶ月!
カレンダー(月替わり)も、残り3枚となりました。
本当に月日の経つのは、早いですね。
つい最近、新年の挨拶をこの新聞でさせて頂いたと思いましたら、
もう、もう、もう、今年も残りわずかっ!
残りの3ヶ月、しっかりと1日1日を大切にしたいと思います。
そんなこんなのこのタイミングで、
私を心の底から奮わせた、勇気をもらった、まだまだ頑張れる!
1日1日を大切にしたいと思った出来事がありました。
それは、私の趣味の一つでもあります「将棋」の話題です。
木村一基王位誕生!
ここ数年、藤井聡太七段の大活躍で、脚光を浴びる「将棋界」。
その「将棋界」で、とんでもない出来事が起こったのです。
どんな、とんでもない事かと言いますと、
初タイトル獲得の最年長記録を大幅に更新!(46歳3ヵ月)
今までの初タイトル獲得の最年長記録は、
1973年の有吉道夫棋聖(37歳6ヵ月)ですから、
なんと46年ぶりという大偉業なのです。
しかも、7度目の挑戦での奪取も史上最多で、
まさに、ご自身の座右の銘の通り、「百折不撓(ひゃくせつふとう)」
(何度失敗しても立ち上がり、闘い続けること。)
今回、木村一基九段が挑戦したのは「王位戦」。
対するは、豊島将之二冠(王位・名人)です。
現在、将棋のタイトルは、8つ!
「名人」「竜王」「棋聖」「棋王」「王位」「王座」「王将」「叡王」があり、
棋士全員が、このタイトルを目指し、日々研鑽し、鎬を削っています。
タイトルを獲得するには、各棋戦で優勝し挑戦者になり、
そしてタイトル保持者に勝って、初めてタイトルを掴むことができます。
言葉にすれば、サラッと書いてしまいましたが、
まず、挑戦者になることが至難の業!
紙一重の勝負を勝ち続ける事の難しさは、
どう説明すればよいか、私のボキャブラリーでは表現できません。
それから、何でもそうだと思いますが、年齢を重ねていくと、
若い頃に、出来た事が出来なかったり、思考力が鈍ったり、
思うようにいかない事が多々あると思います。
この事は、どの世界でもいえる事で、
特に「将棋界」においては、新しい戦法や新しい考え方が、
無尽蔵に溢れているといっても過言ではない状況で、
年齢を重ねる事は、大きな大きな大きなハンデと言って間違いないと思います。
今回の快挙は、同じような年代の全ての人達に、
大きな大きな大きな勇気を与えてくれたと思います。
スポーツ報知の記事によりますと、
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「不安と、やれる、できるんだという思いが交錯してます」
「苦しみ抜かなきゃいけないけど、耐えられるのかな、という怖さもあります」
「自分には取れないんじゃないかってどこかで思う気持ちと…
なら記録を破ってやろうかっていう気持ちと」
「40代も半ばになりましたし、自分に他にできることはないのか、
なんて考えたりもしましたけど… 結局これ(将棋)しかない。逃げられないんです」
「悔いは残したくないです。いつも悔いだらけだから」。
相反する思い、揺れ動く思いの中で戦い続け、ついに頂点を極めた。
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と記されてました。
誰もが大きな壁に立ち向かった時、大きな舞台に立った時、
きっと、同じような心境ではないかと想像します。
私も、独立し創業した時は、言葉では言い表せない不安な気持ちに追い込まれ、
五臓六腑を冷やし、それらが逆流してくるような感覚になった時がありました。
そして今回の「木村一基王位誕生」に、
私は、次の3つの事を感じました。
まず一つ目、「自分を貫く」
木村王位の棋風は、少数派の「受け」です。
「千駄ケ谷の受け師」という異名を持つぐらい、「受け」を得意としています。
一般的に、勝てなくなった時、調子を落とした時、このままではだめだと、
自分のスタイルを変えるという事は、どんな世界でもあることだと思います。
自分に、合ってないんじゃないか?そう考える事が普通だと思います。
しかし、木村王位は首尾一貫して、自分の型を変える事はありませんでした。
「自分を貫く」。本当に簡単な事ではないと思います。
私も自分を信じて、自信を持って、自分の道を歩いていきたいと思います。
そして二つ目、「明るく!前向きに!ポジティブに!」
「将棋の強いおじさん」と愛称を持つ、木村王位。
テレビで拝見したことしかありませんが、非常にユーモアのある明るい棋士です。
将棋の解説は、冗談を交えながらの楽しい解説で、
勝負が終わった後の感想戦のやり取りも楽しませてくれます。
今回のコメントの中にも、ネガティブな感情の次にポジティブな感情があり、
明るく前向きな姿勢が、非常によく伝わってきます。
明るく!前向きに!ポジティブに! 私も心掛けたいと思います。
最後に三つ目、「百折不撓(ひゃくせつふとう)」
何度失敗しても立ち上がる。
年齢のせいにしてはいけない、まだまだやれる。
何度でも、何度でも、何度でも・・・・
その不屈の精神が、今回の王位獲得の原動力だと思います。
不屈の精神、言葉にすれば簡単かもしれません。
しかし、それを実践することは、非常に難しい事だと思います。
まず、簡単な身近な事から、あきらめそうになったら、
この言葉を思い出し、ちょっとだけ頑張ってみる。
最初の一歩を頑張ってみたいと思います。
重ねてになりますが暦は10月に入りました。今年もあと3ヵ月です。
今年の日中は真夏を思わせるような暑い日もありますが、
確実に、寒い季節に向かっています。
季節の変わりが早く、体調を崩しやすい季節です。
体調を崩されませんよう、うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけ下さいませ。
細川泰伸