こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつも十黒梅をご愛飲頂きまして、本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。
暦は、あっという間の12月となりました。
今年は、新型コロナのニュースを聞かない日がない、という一年となり、
本当に本当に本当に大変な一年となりました。
ここにきて、ワクチン開発が進んでいるという、明るい話題もあります。
来年中に、一日でも早い終息を迎えて欲しいと願うばかりです。
さて、今年最後のこの手作り新聞は、
「アンプ」の話題で、この一年を締めくくらせて頂きたいと思います。
私の父は、いわゆるオーディオの愛好家でして、
休日になると、大きなスピーカーから流れる音楽を楽しんでいました。
今でこそ、音楽を聴くには、ウォークマン等のポータブルオーディオプレイヤーや
スマートフォン等が主流ですが、当時はやっぱりレコードです。
レコードプレイヤーにレコードを乗せ、そっと針を落とす父の姿は今でも覚えています。
(そのレコードプレイヤーは今でも健在です。)
そのレコードプレイヤーから送られる信号を増幅させスピーカーに伝える機器が
「アンプ」という機器になります。そして、映像も一緒に送る機器が
「AV(Audio Visual)アンプ」と一般的に呼ばれています。
妻と結婚し、家庭を持った時に、この「AVアンプ」で一悶着がありました。
私は、そのような環境で育ったため、「アンプ」は一家に一台あるものと思っておりました。
ところが、妻は「アンプって、どうして要るの?」と必要性を全く感じていません。
通常だと、テレビとDVDプレイヤー(または、レコーダー)を直結して、
DVDや録画映像を楽しむ♪ このパターンだと思います。
これに、「AVアンプ」を組み込み、スピーカーを増やせば、
それぞれのスピーカーに独自の信号を送ることが可能となり、
臨場感があふれる(いわゆる、ホームシアターと呼ばれる)環境で
映画等を楽しむ事ができます。
結婚当時、電器屋さんを回り、何か月も説得して、やっと理解を得て、
AVアンプを購入し、今日まで長年愛用しておりました。
ところが先日、その愛用機が、突然、私の言う事を聞かなくなりました。
そこで、電器店に行って、修理ができないか?問い合わせましたら、
修理パーツがなく、サポートができないとの事。
そして、さらに驚きの事実!
私が愛用していたメーカーは、オーディオ事業を別会社に売却していたのです。
お店の方に聞きますと、スマートフォン等の普及で、
音楽鑑賞のスタイルが激変しているとの事。
何しろ、高音質の音楽が片手に乗る機器から再生されるのです。
プレイヤー、アンプ、スピーカーetc 大掛かりな機器は、不利なのは間違いありません。
新聞の記事によりますと、
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電子情報技術産業協会によると、平成30年のオーディオ関連機器の
国内出荷額は853億円で、平成20年の2014億円から約6割減少。
この間、多くのオーディオ機器メーカーが淘汰の波にさらされた。
(産経新聞電子版)
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時代の流れといえば、そうなのかもしれません。本当に寂しい思いをしました。
修理がダメなら、新機種はどうか?と店員さんに尋ねたところ、
目を輝かせながら、今年発売の最新モデルを薦めてくれました。
いいです!音がいいです!映像もいいです!すごく良くなっています!
そしてかなり、いやかなり過ぎるくらい性能や機能がアップしています。
特に、妻が気に入ったのは、スマートフォンから無線(Bluetooth)で送った音源を
そのAVアンプで受けて、大きなスピーカーで鳴らす事ができるのです。
(ずっと前からあったかも知れませんが、今回初めて知りました。)
これなら、より手軽に、そしてより重厚に、迫力のある音楽を楽しむ事ができます。
そして、私はこの機能に「どんな状況でも」という
メーカーの心意気のようなものを感じました。
スマートフォンの影響で、もうダメだ!、ではなく
スマートフォンと共存して、一緒に!どんな状況でも・・・・
音楽を聴くスタイルはどんどん変化していますが、
人が音楽を聴く行為自体は、何も変わっていません。
「いい物を追求する」「どんなに状況が変わっても」
私も同じモノ作りの人間として、核となるようなものを感じました。
皆様に、ご愛飲頂いております「生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅」
2007年5月に発売してから、来年は15年目となります。
永く続けてこれたのは、偏に、ご愛飲者様のお陰でございます。
本当にありがとうございます。心より感謝申し上げます。
畑にどくだみを植え、栽培し(農薬を使っておりませんので、雑草との格闘です。)
収穫して、搾り加工、そして酒造。一から、この十黒梅を作っております。
今までの間、語りつくせない程、いろいろな事がありました。
決して順風万般ではありませんでした。
そして、おそらく間違いなく、この先もいろいろな事が待っていると思います。
「いいものを作り続ける」 しっかりと肝に銘じ、
そして、「どんな状況でも」どっしりと地に足をつけて
ご愛飲者様のお役に立てるよう頑張って参ります。
今年一年、本当にありがとうございました。
来年も、何卒どうぞよろしくお願い申し上げます。
今年は暖冬とは、この先、本格的な冬の到来です。
体調を崩されませんよう、うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけお過ごし下さいませ。
細川泰伸