第181号 2022年7月発行
「7月のどくだみ畑」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

まずは、十黒梅をご愛飲頂いていらっしゃる皆様にご報告があります。
5月の初旬から6月の下旬まで約2ヶ月、
十黒梅の主原料の「どくだみ」の収穫が無事に終了しました。

今年の春は、寒い日が続いたせいか、
例年よりもどくだみの生育があまりよくありませんでしたが、
冬の間に栽培面積を増やし、しっかりと草引きに汗を流した甲斐もあり、
十黒梅をご愛飲の皆様に、安心してお飲み頂ける収量となり、
しっかりと「どくだみの搾り汁」を作る事ができました事をご報告申し上げます。

どくだみ畑 どくだみ畑

また、今回の収穫で、誰一人として怪我がなかった事が
本当に有難く嬉しく感じています。

畑での収穫作業は、手刈りで鎌を使います。
一つ手元を間違えば大変ですし、
畑の中なので、ムカデ等にも気をつけなければいけません。

そして搾汁作業では、どくだみをみじん切りにする高回転のカッター、
それを搾汁するプレス機といった機械を使います。
これこそひとつ手元が間違えば大きな大きな大きな大事故となります。

私は20年ほど前、当時の職場で、機械に右手の人差し指が挟まり、
第一関節から先を飛ばすという大怪我の経験があります。
接着手術、長期入院、本当に大変な思いをしました。

収穫期間中の朝礼では、何度も機械の危険性を皆に周知し、
事故のないように心がけました。
どくだみの収穫に関わって頂いた全員が、
何の怪我も無かった事が本当に本当に本当に
何より良かったと安堵の気持ちでいっぱいです。

さぁ、そして暦は7月に入りました。
こちら高知は梅雨明けの真っ青な青空が広がり、
もう真夏を思わせる暑すぎる暑さが続いています。

今年は、梅雨の期間が短く、あっという間に真夏!
身体のケアには十分に気をつけたいと思っています。

室内であれば、エアコンとい超強力な味方がいるのですが、、、
屋外、どくだみ畑の上では、そういうわけにはいきません。

太陽の陽射しから守ってくれる助っ人とは・・・ 木陰とテント!
何とも心もとない響きではありますが、、、、

時折、吹き抜ける風!この風が気持ちのいいのなんの
広い畑の上ですから、何も風を遮るものはありません。
「いい風がきたぁ~!」と自然の有難さを感じています。

そんな自然がいっぱい、自然しかない、自然が有難い
どくだみ畑の上で何をしているのかといいますと・・・
どくだみ茶用のどくだみを収穫しています。

どくだみを一枚ずつ丁寧に摘み取り、
きれいに水洗いをして、乾燥させ、どくだみ茶にするよう乾燥葉を作っています。

どくだみ畑 どくだみ畑

以前より、十黒梅をご愛飲の皆様から
「どくだみ茶も欲しい」「どくだみ茶はないの?」等々
リクエストのお声を頂いておりました。

どくだみ茶にするには、
「摘み取り」→「洗浄」→「乾燥」
→「焙煎」→「ティーパック加工」といった工程が必要です。

「乾燥」までは、私どもで可能ですが、
「焙煎」→「ティーパック加工」となりますと、
機械設備も含め、技術的にできませんでした。

一昨年より、その加工ができる協力会社様と試作を重ね、
今年の秋には、販売スタートができるように準備をしています。

販売ができるようになりましたら、お知らせ致します。
こちらも合わせて、ご愛飲頂ければ幸いです。

これからも、社員一同、皆様のお役に立てるよう頑張って参ります。
今後とも、何卒どうぞよろしくお願いいたします。

季節は、梅雨をかっ飛ばし、もう真夏!
エアコン等を適度にお使い頂き、
熱中症には、十分にお気をつけくださいませ。

それでは、失礼します。

細川泰伸