第202号 2024年10月発行
「生かされているという感謝の気持ち」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

この手作り新聞が、皆様のお手元にお届けになる頃は
おそらく、10月末頃になろうかと思います。(10月7日執筆中)
そして、この新聞の今年度分は、これが最後となります。

早いもので、2024年も残り2ヶ月とちょっと・・・
この1年を総括するには、まだちょっと早い気がしますが、
先日、こちら高知で開かれた辛坊治郎氏のご講演に感銘を受けましたので、
その話題で1年を締めくくらせて頂きます。

私と妻は、日頃、辛坊氏が出演するラジオ放送をとても楽しみに聞いており、
今回のご講演をとても楽しみに受講させて頂きました。

時は10月6日(日)、場所は高知県香南市のいちふれあいセンター、
白髪で颯爽とご登壇された辛坊治郎氏、
ご自身の事を「海洋遭難者」と自虐ネタで自己紹介し、
会場は爆笑の渦に包まれ、開始早々1分でその場の空気を作り上げられました。

真面目な話やら冗談みたいな話やら、時には横道にそれ、
独特の辛坊節が炸裂し会場は熱気に溢れ、あっという間の90分!
今回来てよかったと妻と目を合わせた事でした。

そんなご講演を聞いた中で、私が特に心に感じた事を3つお話させて頂きます。
(あくまでも私の解釈、私の言葉で綴らせていただきますのでご了承ください)

まず1つめ、「正しい判断をするためには、正しい情報をもとに」です。

人間は、判断の連続で生きています。
その判断をするための基準となるのが情報です。
さまざまな情報をもとに、判断をするわけです。
間違った情報をもとに判断をすれば、間違った方向に、
正しい情報をもとに判断をすれば、正しい方向にいく、と。

インターネットが普及し情報が降り注がれる現代、
どの情報が正しいのか?しっかりと見極める必要がある、と。

そして、こう付け加えられました
「過去の成功体験というのは、その時、その状況、さまざまな条件が重なって
たまたま成し得た成功体験である。過去の成功体験をそのままマネしたからといって、
同じように成功するとは限らない。むしろ、失敗体験から学ぶべき事が多い。」

失敗を重ねることでそこから学ぶことは多いが、失敗体験は、わざわざ自らする必要はない。
例えば、テレビ等々での失敗体験者を見て、その人の気持ちになって疑似体験をして学ぶことで、
自ら失敗せずとも学ぶことができると、おっしゃいました。

なるほど!私がインターネットでの商品販売を始めた2001年当初は、
「モノがインターネットで売れるはずがない」という考えが主流でした。
そんな中、当時、成功をされていらっしゃる方々からの教えを頂き、
とにかく無我夢中で取り組んでまいりました。

思うようにならない事ばかりで、当時のその体験があり、今、こうして、
皆様に十黒梅をしっかりとお届けできていると強く感じています。
しっかりと正しい情報収集をして、失敗を恐れずに判断して行動していきたい、そう強く感じました。

次に2つめは、「教育(今日行く)と教養(今日用)」です。

日本は、ますます超高齢化社会へと進んでいます。
私は現在54歳ですが、10年経てば・・・

「光陰矢の如し」月日は、あっという間に過ぎてまいります。

これから年を重ねていくうえで、
「今日行くところがある、今日用事がある」というのは、確かにとてもありがたいことでもあります。
身支度をして出かける。出かけた先でやるべきことがある。
これは、健康的な毎日を過ごすには欠かせない事だと改めて感じました。

また、ご自身の太平洋横断の体験から、一日中ヨットの中で座っていると
足腰が弱くなって、日本に帰ってきた時、自分の足で立つ事が出来なかったとの事。
しっかり、歩いて足腰を鍛えた方が良いとおっしゃいました。
できる限り自分の足で歩いて、今日行くところ、今日の用に向かいたいと思います。

最後に3つ目は、「生かされているという感謝の気持ち」

辛坊氏は、一回目の太平洋横断挑戦の際、遭難のご経験があります。
その時の絶対絶命の様子を事細かく、その時の心境も踏まえ、熱く語られました。

その中で、救命筏に乗ろうとした時の話に心が震えました。
氏は、誤ってロープを船に括り付ける前に、救命筏を海に投げ入れたそうです。
筏はどんどん船から離れていきます。
必死にロープを握っているもののロープはスルスルと出ていき、とうとう残り僅かに、、、
ああ!もう死んでしまうのか?と思った瞬間、
ロープの最後の端に結び目があり、その結び目が指にグッとかかり、
救命筏を引き寄せる事ができ、九死に一生を得る事ができたと。
ロープの最後にしっかりと結び目を作ってくれた人のおかげで生き延びる事ができた。
「自分は生かされている」 私は、思わず目頭が熱くなる思いをしました。

そう、私もいろいろな人に生かされています。
いつも身近で支えてくれている妻や家族。

そして、18年前、起業したばかりの私たちに直接会ってくださり、
十黒梅の開発にご協力頂きました村上光太郎先生、
どくだみを初めて植えて頂いた秋田さんをはじめ地域の方々、
どくだみ工場の操業にご尽力を頂いた関係者の皆さん、
どくだみの栽培、搾り加工、酒造に汗を流している現場スタッフ、
受注や電話対応、メール対応、発送等に頑張ってくれている事務所スタッフ、
そして何より、十黒梅を永く永くご愛飲いただいている皆様、
皆様のおかげで今があります。
本当にありがとうございます。心より重ねて感謝申し上げます。

生かされているという感謝の気持ちをしっかりと胸に、
これからもしっかりと頑張ってまいります。

季節は、この後寒い冬に向かって、
トップギアのままノンストップです。
「うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけてお過ごしくださいませ。

十黒梅が毎日の健康のお役に立てれば幸いです。

それでは、失礼します。

細川 泰伸