投稿者「Yasunobu Hosokawa」のアーカイブ

第171号 2021年9月発行
「出会い」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

今年のカレンンダーは、残すところ9、10、11、12月の4ヶ月。
あっとう間に、8ヶ月(1年の2/3)が過ぎてしまいました。

私がこのカレンダーを購入した昨年11月の事。
「夏頃には、コロナが収まって欲しい」そう切に願って、
カレンダーをめくったことを覚えております。
しかし、そんな願いは叶わず、まだまだ、収まる気配はありせん。

希望といいましょうか?ワクチン接種が随分と加速しているようで、
私も今月の中旬に、2回目の接種を予定しております。

ワクチンについては、いろいろな報道がされているようですが、
重症化を防ぐ効果はあるようなので、一安心といったところでしょうか?

ただ、感染しないわけではないようなので、
引き続き、うがい、手洗い等の感染予防に気を付けていきたいと思います。

さて、9月といえば、暦上は「秋」ということで、
「秋」といえば、「芸術の秋」「スポーツの秋」「食欲の秋」「読書の秋」・・・

いろいろな「〇〇の秋」から、今回の手作り新聞では、
「読書の秋」にスポットを当て、そこから得た新しい「出会い」についてお話させて頂きます。

その「出会い」は、突如、何の兆候もなく、不意に、目の前にやってきました。

ある日の事。部屋の蛍光灯が切れたので、「電器店」に買いに行きました。
その「電器店」は、「レンタルDVDショップ」と併設しているといいましょうか、
同じ建物内にあり、入口が一つしかなく、右に行けば「電器店」、
左に行けば「レンタルDVDショップ」と、こういう形になっています。

まずは、目的の蛍光灯を購入しまして、、、
まっすぐ帰ればいいものを、隣に何かあるとついつい立ち寄ってしまいたくなるものです。

しっかりとした意識はありましたので、「無意識」という言葉は当てはまりませんが、
虫が光に向かうように、私の足は「レンタルDVDショップ」に向かいました。

お店によると思いますが、そのお店では本の販売もしておりまして、
一番目立つところに、売れ筋の本や、おすすめの本が、
いわゆる平積み状態で並べられていました。

今、どんな本がどんな作家さんが人気なのかと、ふと目をやりますと。。。
店員さんの手書きのPOP「ハマります!」の過激な文字を発見!

この手の宣伝文句、そうは乗らないぞ!と思いつつ、その本を手にしました。

その本は、誉田哲也著
「ジウⅠ警視庁特殊犯捜査係」(テレビドラマ化)
(同氏の他の作品も、映画化やテレビドラマ化されています。)

そうです!この本こそが、今回の「出会い」です。

手に取って、パラパラっとめくり、まぁ~、ハズレでもいいかっ
と思ってレジに並びました。

でっ!その晩、9時半に布団に入り、枕元にあった「ジウ」
いやぁ~、引き込まれました。ハマりました。気が付けば、午前1時!

何が凄いって、私個人の感想ですが、
「リアル感」「キャラクター感」「スピード感」が凄すぎる!
そんな印象を受けました。

まず、「リアル感」ですが
この作家さん、元警察官?と思ってしまう程、
内部の事情に詳しいといいましょうか?
間違いなくものすごく、勉強したのだと思います。

実際に事件が起こった場合、
こういった動きをしているんだ!とまざまざと感じました。

次に「キャラクター感」と称しましたが、
数少ない私の読書歴で、今まで触れてきた同じような作品は、
主人公と対角する人物の2大キャストが主で、
脇役は単なる脇固めといいましょうか、特色のない引き立てキャラ。。。
そんな作品が多かったように思います。
(私の本当に少ない読書歴で申し訳ございません。)

今回、手にした「ジウ」 周りのキャラも濃い!
脇役のキャラがいい味を出してます。

料理に例えるならば、
前者は、メインのヒレステーキの周りに、彩り程度の野菜
後者は、メインのヒレステーキはあるが、それに引けをとらない副菜。
場合によっては、「今日の副菜、おいしかったです。」と料理長にお礼を言ってしまう程、
いや、私のボキャブラリーが乏しく申し訳ございません。

最後に「スピード感」に触れさせて頂きます。
いやぁ~、久しぶりに、「この先、どうなるのか」と高揚感を感じました。
それから、行間がすごく読みやすかったです。
久しぶりに、ページをどんどんめくれたように感じました。

どこかに書いてあったフレーズですが、、、

    ※あくまでも個人の感想であり、
     全ての人に同様の実感をもたらすものではございません。

とにもかくにも、どこからともなく、予想だになく、唐突に訪れた「出会い」に感謝して、
誉田哲也氏の著書一冊ずつに、じっくりと触れていきたい。
「読書の秋」を楽しみたい。そう感じました。

もう一つ、「出会い」つながりでいえば、、、、

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十黒梅に出会えて、ほんとうに良かったです。
安心感と幸せをありがとう。
      (宮崎県:T.S 様 60歳代)
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知人にも、この体験・効果を話して、
辛い思いをしている方に
お伝えしてあげたいと思っています。
☆十黒梅☆に出会えた事、感謝しております。
      (広島県:T.K 様 60歳代)
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十黒梅に出会い飲み出してから
ほとんど病院に行かなくなり、
本当に奇跡の様で、喜んでいます。
       (埼玉県:Y.O 様 60歳代)
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私の姉が8年前、咳喘息を患い1年余り苦しみ、
携帯で十黒梅に出会えて治ったとの事。

私の為に今回、おためしの十黒梅を注文してくれて、
病院の薬も飲みながら、
「きょうもいちにちありがとう」の
おちょこに祈る気持ちで飲みました。

10日位して咳と痰が少なくなり、
夜 寝れる様になりました。

もう少し続けたいと思います。

十黒梅と姉に感謝です。
十黒梅に出会えた事、倖せに思います。
          (鹿児島県:M.M 様)
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※あくまでも個人の感想であり、
 全ての人に同様の実感をもたらすものではございません。

十黒梅をご愛飲の皆様から、
「十黒梅に出会えて、良かった」というお声を
たくさん、たくさん、たくさん、頂いております。

私どもの方こそ、皆様とご縁を頂きまして、本当にありがとうございます。
心から熱く熱く厚く感謝申し上げます。

十黒梅は、2007年5月発売以来、今年で15年目となります。

こうして永く、販売ができるのも
偏に、十黒梅をご愛飲頂いていらっしゃる皆様のお陰と、
重ねて感謝申し上げます。本当にありがとうございます。

これからも「十黒梅と出会って良かった」とおっしゃって頂けるよう、
皆様ともご縁を大切に、ご縁に感謝して、
どくだみの栽培、加工、酒造、お届けまで、
精一杯、頑張って参ります。

季節は、まだまだ、残暑の厳しい日が続きそうです。
「うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
コロナの感染予防はもちろんですが、
熱中症にも十分、お気をつけ下さいませ。

それでは、失礼します。

細川 泰伸

第170号 2021年8月発行
「心が動く」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

現在、東京2020オリンピックが開催されています。
(2021年7月28日、執筆中)

今大会はコロナ禍という事もあり、開催前から開催の賛否論。
そして、いろいろなマイナスの出来事もありました。

見事、五輪2連覇を達成された、柔道 男子73キロ級
大野将平選手の優勝コメント
「(東京五輪開催への)賛否両論があることは理解しています。
 ですが、われわれアスリートの姿を見て、
 何か心が動く瞬間があれば本当に光栄に思います。」に、

私は、選手は全く何も悪くないのに、
そんな心配をしながら、そんな心苦しい思いをしながら、
猛練習に励み、競技に向き合っていたのかと思うと、
何か熱いものがこみ上げ、目頭が急に熱くなりました。

そして、堂々とした彼の姿に心を動かされました。

この手作り新聞が皆様のお手元に届く頃には、
多くのオリンピック競技が終了し、
いよいよパラリンピックが始まろうとしている頃かもしれません。。
(改めて、2021年7月28日、執筆中)

全てのオリンピア・パラリンピアに、熱い熱い熱い声援を、
そして、大きな大きな大きな拍手を送りたいと思います。


話は急にコロッと変わりまして・・・・・ 先日の事、
妻:「『りゅうそば』に行こう♪」と上機嫌に誘ってきました。
私:「えっ!新しいお蕎麦屋さんができたぁ?」と聞きますと
妻:「ノンノン♪『竜とそばかすの姫』を観に行こう♪」と言うのです。
   (何でも略してもらうと困りますね・・)

そうです。只今全国一斉ロードショー、話題の映画『竜とそばかすの姫』です。

まず、前日に席を予約しようと、専用サイトにアクセス!
そうしますと・・・・・2つスクリーンは、朝から夜まで5回ずつびっしり
その他、3つのスクリーンで各1回ずつ・・・

こちら高知のこの映画館は、9つのスクリーンがありますので、
なんと9分の5のスクリーンで上映されているのです。

こんな異様な光景を見たのは、初めての事です。
いくら人気作品とはいえ、ここまで枠を取るのは異例だと思います。

それで、他の地域ではどうなのかと思い、一番人口の多い
東京の映画館を調べてみました。
そうしますと・・・・ほとんどの映画館では、2スクリーンで上映中との事。

なぜ?高知だけ、このような事になったのか?
そうなんです。今回のこの映画は、高知が舞台になっていまして、
「そりゃぁ~、いっぺん、見に行っちょかな いかんねぇ~」と
多くの高知県民がこぞって見に行っているのです。

迎えた当日!久しぶりの映画館!
もちろん、感染対策はしっかりと!

映画館に足を運ぶのは何年ぶりか・・・。
そして、アニメ映画は、いつぶりでしょうか・・・・。
といったくらいに、久しぶりです。

それで、私の感想は・・・・

「すごい!!!心が動かされました。」の一言です。

ネタバレするといきませんので、多くは語りません。
(私の表現力・語彙力がないのもありますが・・・。)

いやぁ~、本当に圧倒されました。

まず、デザインといいましょうか、絵といいましょうか、
背景画も含め、アニメーションがここまできたか!

次に、音楽です。歌声を含め音声がすごい!
作品中の楽曲は、多くの著名人で構成されていて、
サウンドトラックの完成度も非常に高いと評価されています。

主人公の声優が、シンガーソングライターの中村佳穂さんで、
作品中に彼女が歌う歌声がリアルとアニメの世界を
何か超越したような、何か新しい次元になったような感じがしました。

最後に、やはり内容がすごい!
現代をとりまく社会現象にズバリ切り込みながら、
人間の内面に真正面から向き合った、堂々の作品だと思います。
(すみません。ボキャブラリーが少なすぎまして・・・・。)

前述のオリンピック・パラリンピックもそうですが、
この映画というエンターテイメントにも、
「心を動かす」その力があると再認識しました。

「心を動かす」 言葉にすれば、たった5文字ですが、
そこには、並々ならぬ、想像を絶する努力があったと思います。

改めて、見習わなければならない、そう強く感じました。
そして、具体的に自分自身にに当てはめた時、

決して気を抜く事なく、しっかりとどくだみを育て、
真心込めて酒造して製品作りをする事
そして真摯にお客様に向き合う事だと思いました。

十黒梅をお飲み頂く方々に
「おっ!これはすごいっ!」と少しでも感じて頂けるよう、
お役に立てますよう、心を引き締め、頑張って参ります。

季節は、一年で一番暑い季節がやってきました。
マスクでコロナ対策も大切ですが、適度に調節をして、
熱中症には、十分にお気をつけくださいませ。
くれぐれもご自愛くださいますよう、お祈り申し上げます。

それでは、失礼いたします。
細川泰伸

追伸:
映画『竜とそばかすの姫』の舞台が高知という事で、
高知県民の私としては、とても嬉しかったです。
作品中の風景を見て、「あっ!あそこや。」と思わず声に出したくなる程でした。

アフターコロナになりましたら、
多くの皆様に映画の聖地巡礼など、
高知を楽しんで頂けたらと思います。

第169号 2021年7月発行
「当たり前の日常に感謝」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

こちら高知の黒潮町では、少しずつ新型コロナウィルスのワクチン接種が進んでいます。
ご年配の方から順次、接種を済ませておられます。
私たちの順番は、8月9月頃には、なんとかなるのかなぁ~と、想像しております。
一日でも早く、「当たり前の日常」を取り戻したい、そんな気持ちでいっぱいです。

さて、「当たり前の日常」と言えば、、、先日、こんな事がありました。
黒潮町での単身赴任中の話です。
(畑作業の時は、高知市の自宅を離れ、黒潮町で単身赴任をしております。)

1人夕食を終え、いつも通り、爪楊枝を使い、
口の中の違和感をスッキリさせようとしました。

若い頃は、爪楊枝のお世話になるような事は少なかったのですが、
年齢を重ねると、そういう訳にもいきません。。。

ここまでは、全くいつもと変わらない「当たり前の日常」です。
しかしっ!次の瞬間!状況が一変したのです!

爪楊枝が奥歯の間に挟まり、折れてしまったのです。
その長さ、1cm弱といったところでしょうか?

これ、本当に大変です。皆様、同じご経験ございませんか?

私は、何度か経験があり、今までは何とか難を逃れてきましたが、
今回は、簡単には解決しそうにありません。

といいますのは、場所が場所です。一番奥なので、
引き抜こうにも、指が届かないのです。
普通の人なら届きそうなものですが、
私の手と指はかなり大きく、全く届かないのです。

それに加え、爪楊枝の折れた先が鋭利な状態で、
ほっぺたの内側にあたり、出血する有様。

何とか引き抜こうと、頼りになりそうな物を思い浮かべます。
仮住まいのアパートの部屋中を探しましたが、全く見当たりません。
(自宅であれば、それなりにいろいろありそうなものですが、、、)

仕方がないので、新しい爪楊枝を使い、何とか試みますが、
まったく歯に立たないどころか、危うく2本目が刺さりそうになり、この作戦を断念。

糸ようじ、歯間ブラシ、等々、手元にある考えらえる道具でチャレンジするも、
すべて惨敗!泥沼の連敗記録が並びます。

仕方がないのでそのまま寝ることも考えましたが、
気になって気になって、寝つけそうにありません。

もうこうなったら、ニッパーやペンチのようなものでしか解決しそうにありません。
その手の道具が入手できないか?
シワが少ない脳を使って懸命に考えましたが、
この時間は、町の中にあるホームセンター、スーパー等は閉まっていて、
コンビニエンスストアが開いているのみ、いい案が浮かびません。
(田舎は、店の閉まる時間が早いのです。)

何か良い一手はないか?さらに長考を重ねます・・・・

  あった! 盤上これしかない、最善の一手が脳裏に!

隣町の釣り具屋(24時間営業)に、
その手の道具が売っている事を思い出しました。
私は釣りが好きで、夜中にエサを買いに、何度も行った事があるお店です。
(将棋の藤井聡太九段なら、もっといい一手があったでしょう。)

幸いなことに、この日は月曜日(マンデー)、
週に1度の休肝日、禁酒日、飲マンデー(^^)で、
車を運転することができます。(本当にこの日で良かったです。)

急いで車に飛び乗り、釣り具屋さんに直行!
釣行の時に使っている専用のペンチはすでに持っているので、
このピンチを乗り越えるだけですから、小さく安価な物を、と店内を探します。

ところが、釣り用となると、やっぱり錆に強い「ステンレス製」となり、
それなりの金額の物しか並んでいません。

う~ん、今回のトラブル回避のために、この出費は痛すぎる!
ペンチ類を陳列したコーナーで、買うべきかどうか?一人頭を悩ませます。

1度あることは2度ある、2度あることは3度あるかもしれない、
高価だけど、清潔感のあるステンレス製は、いいかもしれない、
ここは、神様が買っておきなさいと道を示しているのかもしれない。

勝手に自分のいいように解釈をして、
2000円もするペンチを手にしてレジに向かいました。

痛い出費に少し後悔しながら、アパートに帰り、鏡の前に立ち、
口を大きく開け、その折れた爪楊枝の先を掴もうとするも、、、
なかなかうまくいきません。

何度目かも挑戦で、何か掴んだ感触が、、、、
えいっ!と抜くと。。。。 取れました! 
2000円もするステンレス製のペンチの先に、刺さっていた折れた爪楊枝が!
(このペンチは、歯間トラブル専用具として大事に使います。)

やっと!やっと!「当たり前の日常」を取り戻す事ができました。
そして、「当たり前の日常」がいかにありがたいか、改めて強く感じました。

ほんの数ミリの爪楊枝の先、たったそれだけのものが、
奥歯の間に挟まっただけで本当に本当に大変な思いをしました。

私は過去に、椎間板ヘルニアを患ったり、
右手の人差し指が機械に挟まり切断する事故で、長期入院の経験があります。

その時は、病を患った事で、健康というものがいかに大切か、
「当たり前の日常」がいかにありがたいか、心の奥に強く強く感じました。

退院後は、体のケアを意識し、健康維持に努めてきましたが、
時間が過ぎるにつれ、喉元過ぎれば熱さを忘れるではありませんが、
「当たり前の健康」、「当たり前の日常」への感謝が、
どこか薄れているところがあったかもしれません。

改めて今一度、健康管理に努め、「当たり前の日常」に感謝をし、
「きょうもいちにち、ありがとう」おちょこに十黒梅を注ぎ、
一日を終えたいと思います。

季節は、暑い暑い暑い夏がやってきました。
マスクを上手に調整して、熱中症には、十分にお気を付けくださいませ。
それから、新型コロナウィルスのワクチン接種が進んでいるとはいえ、
まだまだ終息しておりません。
どうか、体調管理には十二分に、お気を付けくださいませ。

それでは、失礼いたします。

細川泰伸

第168号 2021年6月発行
「ちょっと変えただけで、、、」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

カレンダーは、あっという間に6月に入りました。
2021年も早いもので、半分となります。

少しずつですが、新型コロナウィルスのワクチン接種が進み、
明るい兆しが見え始めてきていますが、
「普段の生活」を取り戻すのは、まだまだ先のようで、
引き続き、うがい・手洗い等をしっかりと心がけたいと思います。
どうか皆様、健康管理には十二分にお気をつけ下さいませ。

さて、「普段の生活」といえば、、、
仕事をして、家に帰れば、家族がいて、妻が夕食を作ってくれて、、、、と、
いたって、普段の生活をしておりました。

しかし、この「どくだみ」の季節となりますと、そういう訳にはいきません。
家のある高知市から、西に約100km
どくだみ畑と工場のある黒潮町で単身赴任をしておりまして、
どくだみの収獲・搾り作業に、汗を流しております。

仕事が終わると、近所のスーパーに立ち寄り、食材を購入し、
慣れない包丁で夕食作りに苦心しております。

普段の生活のありがたさ、
いつも食事を作ってくれる妻のありがたさを実感しております。

そんな慣れない食事作りで、
「ちょっと変えただけで、、、」という事がありました。

それは、「白菜の切り方」です。

先月号のこの手作り新聞でもお話させて頂きましたが、
私の得意メニューは「鍋料理」です。
野菜が取れるし、たいてい、うまく作れるし片付けが楽!

特に登場回数が多い必殺技は「寄せ鍋」でして、
適当な具材を適当に入れて一人で楽しんでおります。

そんなある日、妻が
「白菜を縦長に細く切ったらおいしい」と教えてくれました。
(通常は「白菜は四角に一口サイズに切る」としたものなのでしょう)

そこで早速、試してみたところ・・・・

これはいけます!結構グーです!予想以上においしいです!
四角に切るよりも、火の通りが早いのに加え、おつゆの絡み具合が良いのです。
特に根元の白い部分がいい感じです。
切り方をちょっとだけ変えるだけで、こんなにも変わるなんて本当に驚きです。

「ちょっと変えただけで、、、」 この事の重要性を実感しました。

そして改めて、身の回りに目をやると、
「白菜は四角に一口サイズに切る」というように
「〇〇は、〇〇にする」と決めつけている事が多いように思います。

時には、今回のように、「ちょっと変えただけで、、、、」
楽しみ方が変わる事もあるので、柔軟に取り組んでいきたいと思います。

現在、こちら黒潮町では、どくだみの収穫の最終盤を迎えております。

どくだみ畑 どくだみ

お蔭様で、今期もどくだみは元気に育ってくれました。

今年は梅雨入りが早かったため、またコロナ禍のため、
雨の日の収穫作業は、大変気を使い、
天気予報とにらめっこの毎日でしたが、
無事に終われそうで、一安心をしております。

元気に育ったどくだみで、皆様の元気のお役に立てますよう。
ラストスパートで頑張って参ります。

季節は、雨の多い6月となりました。
ただ、晴れた日は日差しが強く、もう夏が目の前です。

気温差の激しい毎日、体調を崩されませんよう、
そして、まだまだ新型コロナウイルスにも注意しながら、
「うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
体調管理には、十二分に、お気をつけてお過ごしくださいませ。

それでは、失礼します。

細川泰伸

追伸:「十黒梅は毎日」 これだけはちょっとも変えずにお願いします。

第167号 2021年5月発行
「収穫が始まりました。」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

いよいよ!いよいよ!いよいよ!です。
どくだみの収穫が始まりました!

どくだみは、農薬を使わず栽培しておりますので、
「他の雑草をひたすら手で抜く」!
この作業は、本当に本当に大変です。

数か所にある広い畑を、1年を通して
時には、ジリジリと照りつける陽射しの下で、
時には、寒風吹き抜ける極寒の中で、
地道に雑草と格闘してきたのは、全ては、この時のため!

今年も、どくだみは、本当によく育ってくれました。
そして、ここまで育ててくれたスタッフ全員を誇らしく、
ありがとうの気持ちでいっぱいです。

どくだみ畑 どくだみ

どくだみの栽培は、本当に大変ですが、
十黒梅をご愛飲くださる皆様からの

『もう「十黒梅」を手離せなくなりました。』
『体絶好調!!なので十黒梅を止めるのが怖い。
 今の正直な気持ちです。』
『「十黒梅」は安心して飲めます。』 等々

嬉しいお声、お喜びのお声が、とても励みになり、
皆様のお役に立てているかと思うと、頑張りがいがあります。

皆様から頂いたお声は、
インターネットのホームページに掲載させていただいております。

「Yahoo!」や「Google」などで
「十黒梅 体験談」 で検索して頂き、ぜひご参考ください。

以前、この「手作り新聞」でもお話させて頂いておりましたが、

お世話になっている方から
「細川さんの畑は、幸せ発信基地ですね」とおっしゃって頂いた事があります。
嬉しさ半面、恥ずかしさ半面の思いで、そんな大げさな事を、と思って
その言葉を頂きましたが、しっかり手入れし、

しっかり育ったどくだみの畑の上に立ちますと、
自分でも誇らしく思え、その「幸せ発信基地」の言葉が
とても好きになった事を覚えています。

畑で収穫された「どくだみ」は、工場に運ばれ、
丁寧に選別作業して、「洗浄」→「みじん切り」→「搾汁」され、
十黒梅の主原料となります。

収穫、選別、洗浄の作業は、すべて手作業となりますので、
この時期は、臨時のスタッフを大幅に増員し、大人数での作業となります。

所によって違うと思いますが、
こちら高知の西部の田舎になりますと、
そもそも人が少ないのに加え、ラッキョウの収穫や、みかんの受粉等、
他の作物の繁忙期と重なり、
人手がなかなか集まらず、人集めに毎年のように一苦労します。

ですが、幸い、工場近くのご婦人の方々が、
毎年、応援に駆けつけてくれ、本当に助かっております。

どくだみの収穫は、6月まで続きます。

この間、私は、高知市の自宅から約100km離れた
どくだみ畑と工場がある黒潮町で単身赴任の生活です。

昨年は、町内に一軒あったスーパーが閉店したので、
仕事が終わってから隣町まで、食材を買い求めに行き、
大変な思いをしましたが、

昨年10月に、新しく生鮮食品を扱うドラッグストアが開店しましたので、
その心配は、なくなり、非常に助かっております。

ただ、慣れない自炊生活には毎年苦労しており、
夕食は、ほぼほぼ「お鍋料理」がメインです。

理由は、野菜が取れる!たいてい、うまく作れる!片付けが楽!
(毎日、食事を作ってくれる妻のありがたさを実感しております。)

とにもかくにも、臨戦態勢といいましょうか、
一年で一番、大切なこの時期を万全の体制で、
十黒梅をご愛飲の皆様のお役に立てますよう、
全員で心を一つにして、頑張って参ります。

季節は、5月の爽やかな風を感じる季節です。
ただ、朝夕と日中の寒暖差があり、
衣服選びに頭を悩ませる時期です。
「うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけてお過ごし下さいませ。

それでは、失礼します。

細川泰伸

第166号 2021年4月発行
「シーズン開幕!」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

いよいよ私どものシーズンが開幕しました!
一体何のシーズンかといいますと、、、、、

プロ野球でもありませんし、真鯛の乗っ込みでもありません。
(※真鯛の乗っ込み・・・春の産卵期で大型の真鯛が期待できます)

もちろん!「どくだみ」のシーズンです。

どくだみ畑 どくだみ畑

(4月5日現在)

冬の間、土の中で力を蓄えていた「どくだみ」が、元気な顔を見せてくれ始めました。
まさしく、どくだみシーズンの開幕です。
これから5~6月の収穫期までの間が、非常に大事な期間となります。

といいますのは、どくだみも伸びますが、他の雑草も同時に伸びます。
「たんぽぽ」「よもぎ」「はこべ(はこべら)」「のびる」等々、強敵ぞろいです。

どくだみは、農薬を使わず栽培していますので、
どくだみの生育のために、それらとの格闘が激しさを増してきます。

毎日毎日、ひたすらに、強敵に立ち向かう我が草引きメンバー。
本当に本当に心から誇りに思っております。

今年も豊作となるよう、スタッフ一同、しっかり頑張って参ります。

さて、先日、このような事に気をつけなければ、
という体験がありましたので、少しお話させて頂きます。

仕事帰りに、近くのコンビニエンスストアに立ち寄った時の事です。
駐車場に車を停めようと、ゆっくりバックで運転していました。

    ・・・・急に! 
     車が後ろに加速したのです。!

あわてて、サイドブレーキを力一杯引きました。
ところがっ! 車が止まらないのです。
一瞬、頭は真っ白、心臓がバクバク、まさにパニック状態、
もう一度、力強くサイドブレーキを引きました。

   車は、、、、止まってくれました。

幸い、どこにもぶつかってないようです。
深呼吸を繰り返し、状況把握に努めました。

それで、分かった事は、、、、、、隣の車が発進していた。

つまり、ゆっくり後進している私の車に対し、隣の車が前進したため、
相対的な感覚で、私の車の速度が上がったように感じた、という事です。

時折ニュースで、車が店に突っ込んだ。駐車場から飛び出た。等々
このような事故を見聞きする事があります。
先月も、こちら高知県で、そのような事故がありました。

今まで私は、上記のようなニュースに触れる度、
「どうしてそんな事が起こるのだろう」と不思議に思っておりました。

私は今回の体験を通じ、そのような事故の原因のひとつとして、
おそらく私と同じような状況になり、一瞬のパニックで、
間違ってアクセルを思いっきり踏んでしまったのでは? と想像しました。

では、このような状況を回避するには、どうすればいいか?

私が隣の車が前進しそうだと気がついていれば、
このような結果はなかったと思います。

自分が車を停める時は、周りの車が前進しそうかどうか?
運転手が乗っているか、乗っていないか?
また、逆の場合は、駐車してくる車がしっかり停まってから発進する。
このことに気をつけなければ、と痛感しました。

今回の私の隣の車の運転手さんは、
決して私をびっくりさせよう、驚かせようとしたわけではないと思います。
普通に車を発進させたのだと思います。
私さえ、事前に気がついていれば、回避できたことなのです。

今回のことを、妻に話してみたところ、ある、ある、と。
妻も同じような経験をして、一瞬ハッと、焦ったことがあるとのこと。
駐車徐行中は、アクセルの上に足があるので、焦った瞬間に、
そのまま踏み込んでしまうことがあるかもしれません。

自分の安全、また、周りの人の安全も考え、
今後は、駐車場からの出し入れの際には、
しっかりと周りの状況を確認していきたいと感じました。

また、ニュース等を見ていると、「そんなつもりで取った行動ではない」
「そんなつもりで言った言動ではない」という案件を時々耳にします。

以前、お世話になったある方が、教えてくれたことを思い出します。
「言葉は、言うに葉と書くが、時には、言う刃になって相手を傷つける事がある」と。
受け止める相手次第で、傷つけるつもりはないのに傷つけてしまった、ということが。

決して自己中心的にならず、相手の気持ちを汲み取って
行動や言動に気を配りたい、
今回の体験は、私にそう強く感じさせてくれました。

季節は、初夏の陽気がすぐ目の前で、
衣服選びに頭を悩ませる時期です。
「うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけてお過ごし下さいませ。


それでは、失礼します。

細川泰伸

第165号 2021年3月発行
「3月のどくだみ畑」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

「2月は逃げる」とよく言われるように、あっという間に逃げていき、
カレンダーは3月に入りました。(3月5日、執筆中)

新型コロナウィルスも、2月と一緒にさっとに逃げて欲しいのですが、
なかなかそういうわけにいかず、まだまだ感染予防に予断がありません。
一日も早い終息を、当たり前の毎日が戻る日を願うばかりです。

この手作り新聞が皆様のお手元にお届けできるのは、
おそらく、桜の開花のニュースが聞こえ始める頃になるかと思います。

そんな桜のニュースの前に、やはりこの新聞! 「どくだみ」のニュースを
第1部「決意」 第2部「じわぁ~と感じるもの」の
2部構成で皆様にお届けしたいと思います。

まずは、第1部「決意」から

こちら南国高知・黒潮町、3月に入り、急に春めいてきました。
私どものどくだみ畑では、長く土の中で力を蓄えていた「どくだみ」が、
ちらりほらりと顔を見せ始めております。

この季節になりますと、ちゃんと顔をだしてくれるのか、
毎年、心配をしてしまいますが、私のその気持ちを心地よく裏切るように
今年も、元気そうな顔が見れて、ほっとしております。

そしてここから、収穫までの数ヶ月が私どもにとりまして
まさに気を引きしてめていかないといけない時期、
どくだみの生育も早いですが、他の雑草の生育も早いのなんの!

「上には上がいる」とよく言われていますが、本当にその通りで、
どくだみを押しのけて、どんどん伸びる雑草がたくさんいます。

一般的な作物なら、安全が認められ、
その作物に適した除草剤等を使い、雑草を退治するのですが、
私どものどくだみはそれらを使わず、栽培しております。

   私どもの雑草の退治方法は・・・・

        「抜く」

言葉にすると、たったの2文字ですが、これが非常に大変で、
抜いても抜いても、どんどん、次から次から生えてくる雑草!
過去にどくだみの栽培をあきあらめた農家さんもいらっしゃる程です。

そんな大変などくだみの栽培(草引き)を
私どもの「草引きメンバー」は、強すぎる日射しが照り付ける酷暑の中、
寒風吹きふける極寒の中、ただひたすら、雑草と格闘してきました。

本当に大変だったと思います。本当によく頑張ってくれています。

ここから収穫までの間、今までの頑張りを無駄にしないためにも、
そして何より、十黒梅をご愛飲の皆様に、ご安心してお飲み頂けるよう、
しっかりと畑の手入れに力を入れてまいります。

次に、第2部「じわぁ~と感じるもの」

この春の季節に、どくだみ畑の上に立ちますと、
足元から「じわぁ~と感じるもの」があります。

それは、「壮大な自然の営み」です。

毎年、こうして春になれば、暖かくなり草木が芽吹き始めます。
当たり前の事なのですが、この当たり前がすごいと感じます。

私の子供たちが小学生の頃
「どうして、季節があるの?」と聞かれた事があります。

私は、玄関にあったサッカーボールを地球に見立て
地球は1日かけて回転しながら(自転)
1年間かけて、太陽の周りを回っている(公転)
それで、地球の軸が少し傾いているので、
太陽の角度によって、季節がある。
(私も子供の頃、疑問に感じ、先生が教えてくれました。)

子供たち:「ふ~~~ん」 分かったくれたかくれなかったか・・・
(そんな子供たちも、この春からは大学3年生と大学1年生です。)

約23.4度での自転・公転、この神秘的な現象が、
日本に、春夏秋冬・季節をもたらし、
それぞれの季節に自然の恵みを私たちに与えてくれています。

そんなあまりにも壮大な自然の営みの事を考えながら、春風が吹き始めたどくだみ畑の上に立ちますと、
その大きさに圧倒され、いかに自分が小さすぎるかを実感します。

思い通りにならない日頃の出来事や私の悩み事等は、
約23.4度での自転・公転に比べると
目に見えないようなナノサイズ、ピコサイズいや、それ以下でしょう。

ちょっとした事に一喜一憂せず、大きな心を持ち続けたい
そう強く感じました。

季節は、心地よい春風を感じるようになりました。
ただ、新型コロナウィルスの感染がまだ収まっておりません。
感染予防には、十分お気を付け下さいませ。

そして、「うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけて、お過ごし下さいませ。

それでは、失礼します。

第164号 2021年2月発行
「卒業」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。

いつも十黒梅をご愛飲頂きまして、本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

「1月は行く」と昔からよく言われますように、2021年1月は、あっという間に・・・、
そして、ギアはオートマチックで2月に入りました。
2月といえば・・・、節分、バレンタインデー、建国記念日、プロ野球キャンプイン、
卒業シーズン、私の誕生日(大変失礼しました。)等々、行事事が何かと多い月になります。

今回のこの手作り新聞では、「卒業」の話題をお話しさせて頂きます。

今年お蔭様で、私の長男が高校を卒業することになり、先日、その卒業式に行ってきました。

現在コロナ禍という事もあり、開催を心配しましたが、
式場となる体育館には、卒業生、先生、保護者のみの列席、
全員マスク着用、式も簡素化する等、感染対策をしての開催となりました。

長男が通う高校は、小高い山の上に建っていて、通学は、坂道を上って行かなければなりません。
この坂道が結構厳しく、自転車の乗り入れは禁止されている程です。

通学のパターンは5パターン。
【1】スクールバス   スクールバスが各地域を回ってくれます。
【2】公共交通機関 駅や主要地からは公共バスの利用が可能です。
【3】保護者の車   雨の日などは、結構多いです。
【4】自転車通学A  坂の手前までは自転車通学、坂はバスを利用。
【5】自転車通学B  坂の手前までは自転車通学、坂は徒歩。

ほとんどの生徒は【1】~【4】のいずれかですが、
私の長男は、中学高校6年間、【5】自転車通学Bで、
(雨の日は、雨合羽をまとい【5】の日もあり、たまに【3】でした。)
あとから聞くと、歩いて坂を上る生徒はほんの数人だそうです。

卒業式当日、妻は早朝より久しぶりの着物を着るために大忙し、
私は着慣れないスーツに身を包み、結びなれないネクタイを選びます。
そして、長男を車に乗せ、学校に向かいました。(さすがに卒業式当日は、【3】です(^^))

国道から、名物の登坂にさしかかった時、
「この坂を上る事は、もう一生ないのか・・・」という思いがして
最後の山登りが本当に寂しく感じました。

そして、本題の卒業式です。
卒業証書授与、各表彰状授与と進みます。
そして、皆勤賞の生徒の名前が順番に呼ばれる中、
私の長男の名前も会場に響きました。
自転車通学&徒歩(自称:登山枠)での皆勤賞、
本当によく頑張ったと思います。我が子ながら感心です!

校長先生の祝辞、在校生送辞、卒業生答辞・・・
それぞれの言葉が胸に熱く響いてきました。

特に、印象的だったのは、卒業生代表:
「新型コロナウイルスは、私達の日常を大きく変えました。
当たり前の日常が突然失われる驚きと不安。
出口の見えない日々を出口に向かって走り続けることが
どれほど難しいことなのかを知りました。」

「しかし私達の得たものは、恐れや不安だけではありません。
人と人との絆、支え合うこと、感謝の気持ちを
今まで以上に大切にしようと思うようになりました。」

今年は、新型コロナウィルスの感染の影響で、
当たり前の毎日が、当たり前でなくなりました。

将来を考える高校3年生にとって、
本当に心配や不安、失望、懸念、危惧・・・・
プラスでない心の感情に引っ張られた1年だったと思います。
そんな状況でも、必死に前を向こうと懸命な言葉に心を動かされました。

そして、式は粛々と進められ、卒業生退場のアナウンスがあったその時、

    「ちょっと、待ったぁ~!」

予想だにしなかった声が、卒業生の中から・・・
そして数人が前の方に駆け足で・・・

一体何が起こるんだろう、今まで卒業式は何度も経験をしましたが、
式の最後に、乱入騒動は初めての事です。

前に集まった生徒から
「すみません。ちょっとお時間をください。
 先生に手紙を書いたので読ませて下さい。」との事。

いわゆる生徒達の考えたサプライズで
各クラスの代表者数名が担任の先生に感謝の手紙を読み上げました。
冗談と笑いを交じえながら感謝の気持ちを伝える生徒に、涙ぐむ先生。
なんだか微笑ましくもありながら、目頭が熱くなる思いがしました。
(後から聞くと、自由な校風で、例年、生徒からのサプライズがあるようです)

そして最後に、代表者が
「卒業生、全員起立、後ろの保護者の方を向いて下さい」

何が始まるのかと思いきや、
代表者:「お父さん、お母さん、今までありがとう・・・・・大好きです!」
いやぁ~、思わず、うるっと。。。

感謝したいのは、私達親のほうも同じ思いです。
長男がいてくれたからこそ、
いろいろなところで頑張ることができましたし、大きな励みとなりました。

特に独立し起業した時は、この子達のためにも・・・
そんな熱い思いもありました。私の方こそ、「ありがとう」と。
そして、お世話になった先生方にも感謝の気持ちでいっぱいです。

子供の成長は早いと良く言われるように、
思い起こせば、長男がまだ保育園児、
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)発売の2007年の初詣で、

長男:「どくだみがうれますように(^^♪」
    と手を合わせてくれたのを今でも鮮明に覚えています。

あれから、あっという間の14年。子供の成長は本当に早いものです。

私は・・・というと、まだまだ成長とまではいかないまでも、
十黒梅をご愛飲の皆様のお役に立てるよう、
どくだみの栽培、搾り加工、酒造等々、
前へ前へ一歩一歩、地に足をしっかりつけ、進み続けたいと思います。

季節は、これから春に向けて、少しずつ暖かくなってくると思います。
朝夕と日中の気温の変化が激しく、体調管理が難しい季節となりました。
「うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけて、お過ごし下さいませ。

それでは、失礼いたします。

第163号 2021年1月発行
「あけましておめでとうございます。」

あけまして、おめでとうございます。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。

旧年中は、十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
今年も、皆様のお役立てができますよう、栽培から搾り加工、酒造、お届けまで
社員一同、精一杯頑張って参ります。本年も何卒どうぞよろしくお願いします。

またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

2021年の幕が上がりました!
新型コロナウィルスの感染拡大が止まない中での年明け、
まだまだ心配や不安が多々ありますが、ワクチン開発等のニュースもあります。
必ずきっと、収束に向かい、明るい一年となることを心より祈っています。

その一年のスタートに、私の心を大きく揺るがせた一大イベントがありました。
それは、「箱根駅伝」(東京箱根間往復大学駅伝競走)です。

私は陸上競技には疎く、駅伝を話題にするには、はなはだ恐縮ですが、
テレビ画面を通じて、選手やスタッフ、関係者の皆様の熱い思いを感じましたので、
大変僭越ではございますが、思い切って筆を取らせて頂きます。

競技結果は、もう皆さまご存知の通りだと思います。
昔も今も「スポーツは筋書きのないドラマ」と言われますように、
まさに、その言葉がピッタリの今大会だったと思います。

「箱根」を賑わせた全選手、スタッフ、大会関係者の皆様に、
改めて、拍手を送りたいと思います。

私は、この2日間を通じて、3つの事を強く感じました。

まず、1つ目は「平常心」です。

「箱根で走る」という事は、競技者にとって、きっと憧れであり誇りであると同時に、
その責任・プレッシャーは、相当なものと想像します。
各選手、そのプレッシャーと戦い、本来の走りができた選手、
いや、いつも以上の走りができた選手、
逆に、力を出し切れなかった選手もいたことでしょう。
テレビを通じてひしひしと感じました。

どの選手もこのコロナ禍の中、練習も思うようにできず、
不安を抱えながら、体をこの日の為に調整してきたことと思います。
そして、箱根駅伝自体が無事開催されるかどうかも不安な状態で、
この日を迎えたことと思います。
必死に走る姿を見ながら、いつも通り平常心で走るということは、
本当に難しいことなのだろうと想像しました。

来年以降もまた、さまざまなドラマが繰り広げられることでしょう。
毎年、楽しみに応援観戦したいと思います。

(一旦、ここから私の過去の話に変わります。
 「箱根」とは、まったく違うレベルの低い話で申し訳ございません。)

私も学生時代、陸上競技とは異なりますが、
スポーツに汗を流しておりました。(具体的には卓球です。)

中学2年生の時、県大会の団体戦で、
最後に、私が勝てば勝ち、私が負ければ負けという
とてもシビアな番が回ってきました。

その責任重大な初めての場面で、あまりの重圧に押しつぶされ、
心が守りに入り、私の体は思うように動かなくなりました。
思い切ったプレーができず、ボールを置きに行くプレーしかできなくなり、
それまでの頑張ってきた練習の成果が全く出せないままゲームセットとなり、
チームに大迷惑をかけた経験があります。
この時は、本当に自分が情けなく、自分の心の弱さを痛感しました。
(本当に、レベルの低い話で心苦しいです。)

「平常心」 言葉にすれば、簡単かもしれませんが、
私自身、一喜一憂してしまうところがあります。

自分自身の昨年一年を振り返りますと、
ちょっとした事に、イライラしたり悲しんだり・・・
平常心でいられず、心を動かせた事があったと反省しています。

今年は、日頃から、
「大きな心、強い心、動じない心」を自分に言い聞かせ、
いつも「平常心」でいられるよう努力したいと思います。

次に、2つ目は「心を一つに」です。

どのチームも「仲間を信じる心」「心を一つに」という気持ちがあったからこそ、
1本の襷をゴールまで運ぶ事ができたと思います。

私どもは、畑でどくだみを育て、それを収穫し、搾り加工をして、
アルコール醗酵(酒造)をして、十黒梅を造り、ご愛飲の皆様にお届けしております。
いわば、駅伝の襷のように、メンバー全員で「十黒梅」を繋いでいます。

どくだみを育てる者、収穫する者、搾り加工をする者、酒造する者、
皆様からのご注文やご質問に対応する者、出荷する者・・・

私ども「食援隊」の企業理念でもあります。
『「人」を「良」くする「食」を通じ、毎日のイキイキ生活を応援します。』を旗印に
改めてメンバー全員の心を一つにして、
皆様のお役に立てますよう、精一杯頑張って参ります。

最後に、3つ目は「感謝の心」です。

今回、区間賞インタビューのどの選手も
コロナ禍での開催に対し、関係者の方々に、感謝の言葉を述べていました。

今年度、新型コロナウィルスの影響で、思うような練習もできず、
開催自体も危ぶまれたので、込み上げる思いがあったのでしょう。
関係者の皆様の並々ならないご尽力があったからこその大会だったと思います。

今回の新型コロナウィルスの影響で、
本当に、日常のあたりまえの事があたりまえでなくなりました。

日々のあたりまえに感謝の心を忘れず、
そして、しっかりと感染対策を講じながら、
毎日を送っていきたいと思います。

畑の手入れ、どくだみの収穫から搾り加工、
酒造して十黒梅を造り、そして、ご愛飲者様のもとへ。

続けてご愛飲くださる皆様のおかげで
私どもの毎日があります。

すべての方々への感謝の心を忘れず、
この一年間、取り組んで参ります。

そして、一日の締めに毎晩欠かさず、忘れず、
「十黒梅」と「きょうもいちにちありがとう」
を感謝の気持ちで口にしたいと思います。

2021年、本年も何卒、どうぞよろしくお願いいたします。

季節は冬本番です。体調を崩されませんよう
「うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけ下さいませ。

それでは、失礼します。

細川泰伸

第162号 2020年12月発行
「今年一年、本当にありがとうございました。」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。

いつも十黒梅をご愛飲頂きまして、本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

暦は、あっという間の12月となりました。
今年は、新型コロナのニュースを聞かない日がない、という一年となり、
本当に本当に本当に大変な一年となりました。
ここにきて、ワクチン開発が進んでいるという、明るい話題もあります。
来年中に、一日でも早い終息を迎えて欲しいと願うばかりです。

さて、今年最後のこの手作り新聞は、
「アンプ」の話題で、この一年を締めくくらせて頂きたいと思います。

私の父は、いわゆるオーディオの愛好家でして、
休日になると、大きなスピーカーから流れる音楽を楽しんでいました。
今でこそ、音楽を聴くには、ウォークマン等のポータブルオーディオプレイヤーや
スマートフォン等が主流ですが、当時はやっぱりレコードです。
レコードプレイヤーにレコードを乗せ、そっと針を落とす父の姿は今でも覚えています。
(そのレコードプレイヤーは今でも健在です。)

そのレコードプレイヤーから送られる信号を増幅させスピーカーに伝える機器が
「アンプ」という機器になります。そして、映像も一緒に送る機器が
「AV(Audio Visual)アンプ」と一般的に呼ばれています。

妻と結婚し、家庭を持った時に、この「AVアンプ」で一悶着がありました。
私は、そのような環境で育ったため、「アンプ」は一家に一台あるものと思っておりました。
ところが、妻は「アンプって、どうして要るの?」と必要性を全く感じていません。

通常だと、テレビとDVDプレイヤー(または、レコーダー)を直結して、
DVDや録画映像を楽しむ♪ このパターンだと思います。

これに、「AVアンプ」を組み込み、スピーカーを増やせば、
それぞれのスピーカーに独自の信号を送ることが可能となり、
臨場感があふれる(いわゆる、ホームシアターと呼ばれる)環境で
映画等を楽しむ事ができます。

結婚当時、電器屋さんを回り、何か月も説得して、やっと理解を得て、
AVアンプを購入し、今日まで長年愛用しておりました。

ところが先日、その愛用機が、突然、私の言う事を聞かなくなりました。
そこで、電器店に行って、修理ができないか?問い合わせましたら、
修理パーツがなく、サポートができないとの事。

そして、さらに驚きの事実!
私が愛用していたメーカーは、オーディオ事業を別会社に売却していたのです。

お店の方に聞きますと、スマートフォン等の普及で、
音楽鑑賞のスタイルが激変しているとの事。

何しろ、高音質の音楽が片手に乗る機器から再生されるのです。
プレイヤー、アンプ、スピーカーetc 大掛かりな機器は、不利なのは間違いありません。

新聞の記事によりますと、
———————————————————————–
電子情報技術産業協会によると、平成30年のオーディオ関連機器の
国内出荷額は853億円で、平成20年の2014億円から約6割減少。
この間、多くのオーディオ機器メーカーが淘汰の波にさらされた。
                 (産経新聞電子版)
————————————————————————
時代の流れといえば、そうなのかもしれません。本当に寂しい思いをしました。

修理がダメなら、新機種はどうか?と店員さんに尋ねたところ、
目を輝かせながら、今年発売の最新モデルを薦めてくれました。

いいです!音がいいです!映像もいいです!すごく良くなっています!
そしてかなり、いやかなり過ぎるくらい性能や機能がアップしています。

特に、妻が気に入ったのは、スマートフォンから無線(Bluetooth)で送った音源を
そのAVアンプで受けて、大きなスピーカーで鳴らす事ができるのです。
(ずっと前からあったかも知れませんが、今回初めて知りました。)

これなら、より手軽に、そしてより重厚に、迫力のある音楽を楽しむ事ができます。

そして、私はこの機能に「どんな状況でも」という
メーカーの心意気のようなものを感じました。
スマートフォンの影響で、もうダメだ!、ではなく
スマートフォンと共存して、一緒に!どんな状況でも・・・・

音楽を聴くスタイルはどんどん変化していますが、
人が音楽を聴く行為自体は、何も変わっていません。

「いい物を追求する」「どんなに状況が変わっても」
私も同じモノ作りの人間として、核となるようなものを感じました。

皆様に、ご愛飲頂いております「生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅」
2007年5月に発売してから、来年は15年目となります。
永く続けてこれたのは、偏に、ご愛飲者様のお陰でございます。
本当にありがとうございます。心より感謝申し上げます。

畑にどくだみを植え、栽培し(農薬を使っておりませんので、雑草との格闘です。)
収穫して、搾り加工、そして酒造。一から、この十黒梅を作っております。

今までの間、語りつくせない程、いろいろな事がありました。
決して順風万般ではありませんでした。
そして、おそらく間違いなく、この先もいろいろな事が待っていると思います。

「いいものを作り続ける」 しっかりと肝に銘じ、
そして、「どんな状況でも」どっしりと地に足をつけて
ご愛飲者様のお役に立てるよう頑張って参ります。

今年一年、本当にありがとうございました。
来年も、何卒どうぞよろしくお願い申し上げます。

今年は暖冬とは、この先、本格的な冬の到来です。
体調を崩されませんよう、うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけお過ごし下さいませ。

細川泰伸