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第166号 2021年4月発行
「シーズン開幕!」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

いよいよ私どものシーズンが開幕しました!
一体何のシーズンかといいますと、、、、、

プロ野球でもありませんし、真鯛の乗っ込みでもありません。
(※真鯛の乗っ込み・・・春の産卵期で大型の真鯛が期待できます)

もちろん!「どくだみ」のシーズンです。

どくだみ畑 どくだみ畑

(4月5日現在)

冬の間、土の中で力を蓄えていた「どくだみ」が、元気な顔を見せてくれ始めました。
まさしく、どくだみシーズンの開幕です。
これから5~6月の収穫期までの間が、非常に大事な期間となります。

といいますのは、どくだみも伸びますが、他の雑草も同時に伸びます。
「たんぽぽ」「よもぎ」「はこべ(はこべら)」「のびる」等々、強敵ぞろいです。

どくだみは、農薬を使わず栽培していますので、
どくだみの生育のために、それらとの格闘が激しさを増してきます。

毎日毎日、ひたすらに、強敵に立ち向かう我が草引きメンバー。
本当に本当に心から誇りに思っております。

今年も豊作となるよう、スタッフ一同、しっかり頑張って参ります。

さて、先日、このような事に気をつけなければ、
という体験がありましたので、少しお話させて頂きます。

仕事帰りに、近くのコンビニエンスストアに立ち寄った時の事です。
駐車場に車を停めようと、ゆっくりバックで運転していました。

    ・・・・急に! 
     車が後ろに加速したのです。!

あわてて、サイドブレーキを力一杯引きました。
ところがっ! 車が止まらないのです。
一瞬、頭は真っ白、心臓がバクバク、まさにパニック状態、
もう一度、力強くサイドブレーキを引きました。

   車は、、、、止まってくれました。

幸い、どこにもぶつかってないようです。
深呼吸を繰り返し、状況把握に努めました。

それで、分かった事は、、、、、、隣の車が発進していた。

つまり、ゆっくり後進している私の車に対し、隣の車が前進したため、
相対的な感覚で、私の車の速度が上がったように感じた、という事です。

時折ニュースで、車が店に突っ込んだ。駐車場から飛び出た。等々
このような事故を見聞きする事があります。
先月も、こちら高知県で、そのような事故がありました。

今まで私は、上記のようなニュースに触れる度、
「どうしてそんな事が起こるのだろう」と不思議に思っておりました。

私は今回の体験を通じ、そのような事故の原因のひとつとして、
おそらく私と同じような状況になり、一瞬のパニックで、
間違ってアクセルを思いっきり踏んでしまったのでは? と想像しました。

では、このような状況を回避するには、どうすればいいか?

私が隣の車が前進しそうだと気がついていれば、
このような結果はなかったと思います。

自分が車を停める時は、周りの車が前進しそうかどうか?
運転手が乗っているか、乗っていないか?
また、逆の場合は、駐車してくる車がしっかり停まってから発進する。
このことに気をつけなければ、と痛感しました。

今回の私の隣の車の運転手さんは、
決して私をびっくりさせよう、驚かせようとしたわけではないと思います。
普通に車を発進させたのだと思います。
私さえ、事前に気がついていれば、回避できたことなのです。

今回のことを、妻に話してみたところ、ある、ある、と。
妻も同じような経験をして、一瞬ハッと、焦ったことがあるとのこと。
駐車徐行中は、アクセルの上に足があるので、焦った瞬間に、
そのまま踏み込んでしまうことがあるかもしれません。

自分の安全、また、周りの人の安全も考え、
今後は、駐車場からの出し入れの際には、
しっかりと周りの状況を確認していきたいと感じました。

また、ニュース等を見ていると、「そんなつもりで取った行動ではない」
「そんなつもりで言った言動ではない」という案件を時々耳にします。

以前、お世話になったある方が、教えてくれたことを思い出します。
「言葉は、言うに葉と書くが、時には、言う刃になって相手を傷つける事がある」と。
受け止める相手次第で、傷つけるつもりはないのに傷つけてしまった、ということが。

決して自己中心的にならず、相手の気持ちを汲み取って
行動や言動に気を配りたい、
今回の体験は、私にそう強く感じさせてくれました。

季節は、初夏の陽気がすぐ目の前で、
衣服選びに頭を悩ませる時期です。
「うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけてお過ごし下さいませ。


それでは、失礼します。

細川泰伸

第158号 2020年8月発行
「歴史が動きました!」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。

この度の令和2年7月の豪雨により、犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするとともに、
被災された皆様に、謹んでお見舞い申し上げます。
1日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

改めまして、いつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

今月号の手作り新聞は、私の趣味の一つでもあります、
「将棋」のお話を中心にお話させて頂きます。

もう、皆様もご存じの事と思います。
先月7月16日(木)の事、将棋界で歴史が動きました。
「藤井棋聖誕生!」 史上最年少でタイトル獲得!(17歳11ヵ月)
最年少タイトル獲得は30年ぶりの記録更新だそうです。

もしかしたら、この手作り新聞が、皆様のお手元に届く頃には、
もう一つのタイトル、王位も奪取しているかもしれません。

下手の横好きの私が言うのも何ですが、
いやぁ~、本当に強い!強すぎです!
インターネットで中継を見ていまして、
現役最強棋士とも名高い、渡辺二冠に対し堂々の対局。

藤井棋聖が勝利した第1局、第2局、第4局は、
渡辺二冠が最も得意としている「矢倉戦法」!
タイトル戦の大舞台で、相手の得意な土俵で戦う姿勢に、
藤井棋聖の凄さを感じざるを得ません。

因みに第3局は、藤井棋聖の得意戦法の「角換わり」に、
渡辺二冠が堂々と受けた将棋となり、
素人の私が見てもかなりの見応えがありました。

今後の藤井棋聖の活躍に期待するとともに、
将棋界全体の盛り上がりに、胸が弾んでいます。

お話を戻しまして、どうして私が将棋に魅せられたか?
そこから、お話をさせて頂きます。

私と将棋の出会いは、小学生の頃、祖父に教わった事から始まります。
それぞれの駒の進み方を、優しく教えてくれた事を今でも覚えています。

しかしその後、中学・高校・大学・社会人と私の人生の中、
残念ながら、将棋の駒を触る機会は、ほとんどありませんでした。

再び、盤を挟み駒に触れたのは、社会人5年目の時です。
椎間板ヘルニアを患い、約半年の入院生活を過ごす中、
隣の病床のおじさんに「将棋、できる?」と誘われたのが、その瞬間でした。

盤に駒を並べた時、祖父に教わった記憶が戻り、
一手ずつ、駒を動かせていきます。

最初は、全く同じ戦力のはずなのですが、
駒を進める毎に、戦局が悪化していきます。
気が付けば、自分の玉の行き場がなくなり、
どうして、この結末になったのか悔しくて悔しくて、、、

将棋の本を入手し、戦法や手筋、玉の詰まし方等々を勉強しました。

なかなか勝てない中、やっとやっとやっと手に入れた初勝利は、
ドーパミン、アドレナリン等の体内ホルモンが噴出し、
本当に嬉しかった事を今でも覚えています。
私が将棋の魅力に憑りつかれるきっかけとなった瞬間でした。

そんな将棋の「し」の字も知らない私が、
その魅力について語るのは、大変おこがましい事ですが、
その一つに「駒を輝かせる」があると思います。

以前、ある経営者の方から
「細川さん、人を輝かせるのは、あなた次第」という
ありがたい、お言葉を頂いた事があります。

その方がおっしゃるには、
「人がいない人がいない、と嘆くのではなく、
適材適所で、その人の魅力を引き出す事が経営者の仕事」
だと、教えて頂きました。

人材を将棋の駒に例えるのは、大変失礼な話ではありますが、
将棋の駒は、それぞれ進み方が違います。
飛車や角は、一気に遠くまで動く事ができますが、
金や銀は、一つしか動く事ができませんし、
金でしかいけない所、銀でしかいけない所があり、
それぞれ、駒の動き方が違います。

まっすぐ前しか動けない香車や、一歩ずつ前にしか動けない歩。
かと思えば、唯一前の駒を飛び越せる3次元の動きをする桂馬。
いろいろな駒があって、81マスの盤上で将棋が成立します。

そして、どの駒も本当に大切で、一つでも欠かせる事ができません。
それから、他の駒は、いろいろな動きができるのに、前に一歩しか進めない歩、
この歩が非常に大きな力を発揮することもあり、
「歩のない将棋は負け将棋」と言われる程、本当に大切な駒です。
実際に私の経験でも、歩がないばかりに負けた将棋は何度もあります。

そのように考えれば、「駒を輝かせる」は「人材を輝かせる」に
どこか通じるものがあるように感じます。

今回の藤井棋聖誕生を通じ、
改めて将棋の魅力を感じつつ、

私は、十黒梅を通じ、皆様のお役に立てるよう、
社員全員が、適材適所でイキイキと輝く、
そんな環境を作っていきたいと改めて感じました。

季節は、いよいよ、一年で一番暑い季節がやってきました。
熱中症には、十分にお気をつけくださいませ。
そして、新型コロナウィルスの流行が収まりを見せません。
くれぐれもご自愛くださいますよう、お祈り申し上げます。
それでは、失礼します。

細川泰伸

第157号 2020年7月発行
「どくだみの収穫は、無事に終了しました。」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。

この度の九州地方の豪雨により、被災されました皆様に、
心よりお見舞い申し上げます。酷暑の毎日が続いております。
どうぞ、ご自愛くださいますよう、そして復興を心よりお祈り申し上げます。

改めまして、いつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

お蔭様で今年度のどくだみの収穫と搾り加工は、無事に終了しました。

今年も、十黒梅をご愛飲の皆様に、安心してお飲み頂けるよう、しっかりと
「どくだみの搾り汁」を作る事ができました事をご報告申し上げます。

収穫作業、選別作業や搾り加工に汗を流して励んでくれたメンバー、
また、期間中、食援隊の留守をしっかり守ってくれたスタッフに、
そして何より、いつも十黒梅をご愛飲を頂いている皆様に、
厚く感謝申し上げます。本当にありがとうございます。

収穫と選別、搾り加工の期間は、いつも以上に
メンバー同士の連携や一人一人の気持ちがとても重要になってきます。
よりよい製品を作るべく、そして、メンバー全員が同じベクトルに向かうために、
私が特に心掛けて、実行した事があります。

それは、毎朝の朝礼で、
ご愛飲の皆様から頂いたお声を読み上げる事です。

作業メンバーは、30歳代~70歳代まで、
地元出身の者もいれば、遠く東北や都心で生ま育ち、
高知に来たという者もいます。

生まれも育ちも、性別も年齢も違えば、
それぞれの考え方、物事の進め方、いや常識さえ違ってきます。

私が一番、心に留めているのは、
「お飲み頂いている大切なお客様のお役に立つ」という一点です。
丁寧に、確実に、しっかりとしたものづくりを心掛けています。

どんな状況でも、お客様のお役に立つという思考に全員が向かうためには、
ご愛飲の皆様から頂きました嬉しいお声、ありがとうのお声、
貴重なお声が一番だと考えました。

実際、毎日朝礼で読み上げましたら、新しいメンバーからは、
「自分たちが作ったものが、こんなに喜んで頂けてるなんて」と涙ぐむ者や
「今までの仕事では、お客様のお声を聞いた事がなかった」と驚く者もおりました。

確かに、畑作業などの仕事では、
直接お客様のお声を聞く事はなかったのかもしれません。
メンバー全員で嬉しい気持ち、頑張ろうの気持ち、
そして、お客様にお役に立てる、ものづくりへの気持ちを
一つにできたのではないかと感じています。

改めて、十黒梅をご愛飲の皆様に心より感謝申し上げます。
この後のコーナーでもさまざまなお声をご紹介いたします。

また、今まで頂いたお声をインターネットのホームページでもご紹介しております。
GoogleやYahoo!などで「十黒梅 体験談」のキーワードで、検索して下さい。
2020年7月6日現在、のべ1,834件のお声を頂いております。

皆様から頂いた「ありがとう」のお言葉を、
さらに皆様に喜んで頂けるよう力に変え、
「ありがとう」の輪が広がるよう、励んでいきたいと思います。

季節は、暑い暑い暑い夏がやってきました。
熱中症には、十分お気を付け下さいませ。
そして、まだ新型コロナウィルスの流行が終息しておりません。
どうか、体調管理には十二分に、お気を付け下さいませ。
それでは、失礼します。

細川泰伸

どくだみ どくだみ

第156号 2020年6月発行
「どくだみ収穫の最盛期」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

緊急事態宣言が解除され少し日が経ちました。
こちら高知県黒潮町でも、営業を自粛していたお店が再開し、
少しずつ活気を取り戻しています。
とはいえ、新型コロナウィルスの蔓延が終息したわけではありませんので、
引き続き、うがい・手洗い等をしっかりと心がけたいと思います。
どうか皆様、健康管理には十二分にお気をつけ下さいませ。

さて、カレンダーは6月に入りました。
6月といえば・・・  そうです! どくだみの季節です!

私どものどくだみ畑では、
どくだみがつぼみや花(実際には、花ではなくガクです)をつけ、
太平洋からの気持ちの良い風に、葉を大きく揺らしています。

どくだみ畑 どくだみ

そして、そのどくだみの収穫は最盛期を迎えています。
全てはこの収穫期のために
一年間、強い日差しが照り付ける日も
寒風吹き抜ける寒い日も、他の雑草を手で抜き続けました。

どくだみの収穫 どくだみの収穫

どくだみの収穫は、丁寧に手刈りで行います。
この時期は、人手がどうしてもかかるため、

地元のシルバーさんにもご協力を頂いています。

刈ったどくだみは、通称「コモ」と呼んでいる収穫袋で包み、、
工場に軽トラックで運びます。

工場に運び込まれたどくだみは、
手作業によって、洗いながらきれいなどくだみだけを選別します。

メンバーは工場のすぐ近くに住む方が応援に駆けつけてくれます。

どくだみの収穫作業 どくだみ

中には、創業以来、毎年来ていただいている方もいらっしゃり、
本当に助かっています。

そして、いよいよ「丁寧な水洗い」「カッティング」「搾り作業」となり
どくだみの搾り汁(青汁)が出来上がります。

どくだみは、臭いイメージがありますが、
この新鮮な搾り汁(青汁)は、あの独特な臭さは全くなく、
それどころか、心地よいさわやかな香りがして、
一年間の頑張りが報われた思いと
携わって下さる方に感謝の気持ちでいっぱいになります。

皆様にご愛飲頂いております。
「十黒梅」は、このどくだみの搾り汁(青汁)が主原料となり、
黒糖、梅肉エキスを合わせ、アルコール醗酵させたものです。
水やアルコール液等を一切足さず薄めずに、
原料そのものを醗酵させることによって、お酒となっております。

自然の産物が醗酵して製品になる。
自然の恵みに、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

昨今は、技術の進歩で
「●●成分だけを抽出した」
「特殊製法で有効成分●●を●●個分、凝縮した」等と
手軽にいいものだけを取り入れる事ができます。
本当に素晴らしい事だと思います。

私たちには、そのような特殊技術はありませんが、
大切に大切に手間暇かけて、どくだみを育てて、
人の力と、自然の恵みを大切にする事。
昔からある醗酵という方法を大事にしながら、
皆様のお役に立てれば幸せです。

季節は、6月の梅雨の季節ですが、
日差しの強い日もあり、夏を思わせます。

気温差の激しい毎日、体調を崩されませんよう、
そして、まだまだ新型コロナウイルスにも注意しながら、
「うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
体調管理には、十二分に、お気をつけてお過ごしくださいませ。

それでは、失礼します。

細川泰伸

第153号 2020年3月発行
「走りに涙しました」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。

いつも十黒梅をご愛飲頂きまして、本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

世間では、新型コロナウィルスのニュースが連日続いております。
一日でも早い終息を心から、ただただ願うばかりです。

さて、そんな暗いニュースが多い中、
やってくれました! 大迫傑選手! 日本新記録!

私は、マラソンの走りを見て、生まれて初めて涙がでました。

オリンピック出場の切符は、残りたったの1枚!
その1枚を賭けた今年の「東京マラソン」は歴史に残る大会になったと思います。

大会結果等については、もう皆さまご存知のはずですから、
私の方から、いちいち申し上げるつもりはありません。

今回のレースを見て、感じた事、自分に生かそうと思った事を綴らせて頂きます。

まずは、「しっかり準備をする」です。

大迫選手は、今回のレースを見据え、単身でケニア・イテンで高地合宿を行ったそうです。
その地は、富士山6合目に匹敵する標高2400メートルもの高地。
日常生活を送るだけでも相当な疲れがでるそうです。
地道な日々の積み重ね、毎日毎日、ぶれない信念を貫きながらの過酷な練習。
そんな環境での厳しいトレーニングがあってこそ、今回の偉業を達成できたのだと思います。

準備といえば、私事にあてはめてみますと、
皆様に、お飲み頂いている「生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅」。
その主原料は「どくだみ」です。どくだみは、農薬を使わず栽培しております。
地道にただひたすらに草引きをしております。

「草引き」文字にすれば、たったの3文字ですが、これがなかなかといいましょうか、
引いた後から、すぐに別の草が生えてきて、引いても引いても引いても、、、

しかも、草というものは、生命を永らえる術を持っていまして、
根がちぎれやすく、全部抜けないものや、他の草に絡まって簡単に抜かせてくれません。

しかし、ここであきらめていては、どくだみの収穫をすることができません。
しっかり、草を引いて、収穫期に向けての準備をしたいと思います。

次に、「自分を知る」です。

レース後のインタビューで、途中、第一集団より遅れた事に、
確か次のようなコメントをしたと記憶しております。

「23キロ付近から離れて行ったときはダメかなって思った。」
「自分のキャパシティ以上で走ってしまうとつぶれてしまうと思った。」
「リラックスして自分のペースで、自分のリズムを立て直す。」

私は、それを聞いて、孫氏の兵法「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」を連想しました。
周りや相手の状況を正しく知る事。そして、自分の能力を把握する事の大切さを痛感しました。

私ども食援隊は、平成18年(2006年)2月に、起業しまして、今年で15年目となります。
これも偏に、十黒梅を永くご愛飲頂いている皆様のお陰でございます。
本当にありがとうございます。心から感謝申し上げます。

一般論ですが、起業した会社が10年続くのは、3~5%と言われています。
その一方、創業100年以上の企業が2万社以上あるそうです。

私は運がいい事に、100年以上も続いている会社様のお話を聞くチャンスがありました。
その中で、「自分を知る」というお言葉を頂いた事を記憶しています。

話の内容は、好機の時に、まわりから規模拡大等を勧められたそうです。
その時に、チャレンジしていれば、もっと大きな企業になったかもしれないけど、
状況をしっかりと把握し、無理をしなかったから、
今があって、永く続ける事ができたとの事でした。

確かに結果論かもしれませんが、
チャンスにうまく乗れば、大きな成果が得られる事もあると思います。
しかし、無理な事をしすぎて、自滅するケースも多々見られます。

20年30年40年・・・、皆様に、十黒梅を永く安心してご愛飲頂くよう、
地に足を張った、しっかりとした歩みを続けていきたいと思います。

最後に、「為せば成る」です。

最後のゴールシーン、本当に感動しました。涙が出ました。
あの声にならない雄叫びといいましょうか、
あの感情を爆発させた表情は、私の心に大きく突き刺さりました。

レース後のインタビューで、ゴール瞬間の鬼のような形相の事を問われると
「9月に(MGCで)3番になってから非常に苦しい戦いだったけど……」と、
確か、このようなコメントをしたと思います。

私は、本当に本当に本当に苦しかったのだと想像しました。
そして、今回のレースは、何が何でも勝つんだ!
そう強く強く強く心に持っていたからこそ、勝つ事ができたと思います。

「為せば成る」 必ずやり遂げる、必ず達成する、
強く心に思う事の大切さを改めて感じました。

自分で言うのは、少々はばかりますが、
思い起こせば、起業した時、そして十黒梅を開発し発売した時、
「為せば成る」の一心で頑張っていたと思います。

これからも、いろいろな困難が待ち受けていると思いますが、
初心に立ち返り、「為せば成る」の精神で、
何事にも積極的に取り組んで参ります。

前述しましたが、「新型コロナウィルス」が猛威を奮っています。
どうか健康管理には、十分にお気をつけて、お過ごし下さいませ。

それでは、失礼します。

細川泰伸

第152号 2020年2月発行
「デビュー40周年」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。

いつも十黒梅をご愛飲頂きまして、本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

2020年が幕を開け、あっという間に1カ月が経ち、早や!2月っ!
「光陰矢の如ごとし」、まさにその通りだと思います。
残りの11カ月、充実した時間を過ごしたいと思っています。

2020年は、オリンピックもありますし大きな1年になると思います。
加えて、私にとりまして、思いっきり個人的に、
とても大きな1年になることに間違いない事が一つあります。

   それは、、、、、「佐野元春 デビュー40周年」!

私が中学1年生の時から大好きなアーティストの一人で、
発売されたCDは全てコレクションとして所有しています。

初めて佐野元春さんの音楽に触れたのは、
寮生活を始めた中学1年生の時です。
当時、朝の掃除をする時間に、寮内のスピーカーから
いろいろな音楽が流れていました。
そしてその中に、佐野元春さんのデビュー曲の「アンジェリーナ」があったのです。

私は、初めて耳にした瞬間、その独創的な音楽に心を奪われました。
それ以来、佐野元春さんの音楽にすっかり夢中になりまして
そして他の曲も積極的に聴くようになり、「SOME DAY」で、
完璧に佐野元春ワールドにどっぷりと・・・・。

振り返れば、中学・高校・大学、学生生活の真横には、
佐野元春さんの音楽がありました。
東京で就職して、高知に帰ってきて、結婚して、子供が生まれ、
独立して起業し・・・ いつも、佐野元春さんの音楽がそばにありました。

嬉しい時も悲しい時も、喜んでいる時も辛い時も、
彼の音楽に励まされたり、慰められたり、勇気をもらったり、一緒に調子に乗ったり
同じ40年間、ファンの一人として、ずっとずっとずっと、、、

佐野元春さんは、いわゆるシンガーソングライターで、
歌うことはもちろん、ご自身で歌詞を書き、曲を作り、演奏します。

ただ、それだけではないのです。特筆すべきは、
ご自身でレコーディングまで・・・(ご自身だけのレーベルをお持ちなのです)

ここで、たいへん僭越なお話になりますが、、、
「生搾り青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)」
主原料のどくだみは私どもの畑で育て、私どもの工場で搾って青汁にし、
私どもの酒造設備で製品にし、
私どもがインターネットを通じ直接お客様に販売する。
私どもも、いわゆるその、シンガーソングライター的なワールドということで。。
(大変失礼しました。。少しでも共通点をと。。。)


そして、佐野元春さんのさらに驚きなのは、現在も尚、新曲を出し続けているのです。
1956年3月13日のお生まれなので、現在63歳。
このご年齢で新曲を書き続けるというのは、本当に凄い事だと思います。

佐野元春さんに惚れた40年、
数々の名曲の中から、どれか一つを選べと言われたら・・・

とてもとてもとても、それを決める事はできませんが、
どうしても、何が何でも、ということなら、

1980年にリリースされた2作目のシングル曲
「ガラスのジェネレーション」です。

この曲は、「敏感」「傷つきやすい」「繊細」な10代の思春期の世代を
「ガラスのジェネレーション」と表現し、

曲の最後に
 「♪つまらない大人には、なりたくない♪」と
力強いメッセージが込められています。

私がこの言葉を耳にしたのは、まさに多感な中学1年生の時で、
「堂々と胸を張った大人になる!」 そう決心した瞬間でした。

生搾り青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)は、今年でデビュー13年となります。
佐野元春さんの「デビュー40周年」には、まだまだ及びませんが、
一年ずつ一年ずつ、20年、30年、40年と永く愛されますよう、
皆様のお役に立てるよう、畑の手入れ、搾り工程、酒造、販売まで、
社員一丸となって、頑張って参ります。

今年は暖冬とはいえ、風の冷たい毎日が続いています。
インフルエンザも流行っているとのことです。
体調を崩されませんよう、うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけお過ごし下さいませ。


細川泰伸

第149号 2019年11月発行
「健康パスポート」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。

いつも十黒梅をご愛飲頂きまして、本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

この度の台風、そして一連の豪雨災害により、
犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするとともに、
被災されました方々に心よりお見舞い申し上げます。
一刻も早い復興、そして皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。

今年の10月は、日中は暖かく、半袖で過ごした日もあり、
もしかしたら、このまま年末まで・・・と、思っておりましたら、
さすがに、その勝手な思い込みは無用のようです。
暦は11月に入り、日毎に寒さも身にしみるようになりました。

いつものこの季節ですと、「あ~~~、寒い季節になってきたなぁ~」と
寒がりの私としては、トーンダウンをしてしまうのですが、

今年の11月は、いつもの11月と違います!ウキウキの11月なのです。
なぜ?、ウキウキかといいますと・・・

ズバリ、コレです!高知家健康パスポート マイスターカード!
健康パスポート この健康パスポートは、高知県が推進するもので、
このカードがあれば、いろいろな特典が受けられるという優れもの!
詳しくは、こちら 「高知家 健康パスポート」公式サイト

そして、その特典の中で、私にとって非常にありがたいのは、
運動不足解消にと、ちょこちょこ通っている公営のプールの利用料金が

     半年間 無料!!!!! 嬉しすぎます。

ただ、この「高知家健康パスポート・マイスターカード」を取得するには、
並々ならぬ、努力といいましょうか、なかなか大変な思いをしました。

パスポート・マイスターカードの前に、3つのパスポートがありまして、
それぞれ3つのパスポートを全てクリアして、やっとマイスターなのです。

では、どうやってクリアするかといいますと、
「健康にいいこと」をすれば、シールを貰うことができ、
そのシールをパスポートの台紙に貼って健康増進課に提出し、
次のパスポートと交換するという仕組みです。

「健康にいいこと」とザックリ説明しましたが、
その対象が多種多様でして、主な事を列挙しますと、

「健康診断を受ける」「献血をする」「血圧を測定する」「体重を測定する」
「ウォーキングをする」「プールで泳ぐ」「指定のヘルシー弁当を食べる」等々です。

それで、シールは3種類(ピンク、ブルー、グリーン)あり、
それぞれポイントが与えられています。
(ピンク:5ポイント、ブルー:1ポイント、グリーン:1ポイント)

1つ目のパスポートをクリアするには、40ポイント
2つ目のパスポートをクリアするには、60ポイント
3つ目のパスポートをクリアするには、100ポイント が必要です。

サラッと書きましたが、シールは簡単に取得する事ができません。
「血圧を測定する」での取得方法は、朝晩3日分でグリーン1枚
「ウォーキングをする」での取得方法は、1日に8,000歩以上でブルー1枚 という具合に
習慣的にならないとなかなか難しいものが多くあります。

私の場合は、1週間に3~4回はプールに通っておりますので、
「プールで泳ぐ」でブルー1枚の取得方法で、枚数を稼ぎましたが、
一つの方法では、クリアできないように、
ピンク、ブルー、グリーンの指定枚数があります。これがなかなか難しいのです。

シールを集め始めたのは、昨年のある日の事。
妻がこの案内のチラシを片手にニンニンしながら、家に帰ってきた日の事でした。

 妻:「お父さん、プールがタダになるって!!!」と開口一番!

私が通っているプールは公営で、利用料金は他と比べれば安価とはいえ、
1週間に3~4回ですと、そこそこの金額になってきます。
それが無料になるのです。  魅力的すぎです。

早速、資料を取り寄せ、健康パスポートにチャレンジ!
血圧を測って、体重を測って、指定のアプリに登録します。
プールに行っては、窓口でシールを1枚貰い、パスポートの台紙に貼ります。

単純な事なのですが、継続するのは大変、
途中、血圧や体重測定を忘れる日があったり、プールに行けない日もあり、
3日坊主という言葉がピッタリで、なかなかシールが貯まりません。

それでも、以前お世話になった方から
「3日坊主を何回か続けたら、継続した事になる」と教えて頂いた事を思い出し、
3日坊主を何回も何回も何回も続けながら、、、、 

やっと今年の10月、約2年かかって
とうとうマイスターカードを取得する事ができました。
自分で言うのもなんですが、「継続は力なり」です。
(3日坊主の繰り返しばかりでしたが・・・)

そして、シールを集めて感じた事が3つあります。

まず1つ目は、「シールマジック」です。

シールを集めるという行動は、何か心を動かすものがあるのだと改めて感じました。
これから、何か目標があったり、続けたい事があったりすると、
この「シールマジック」を使って、楽しくチャレンジしたいと思います。

次に2つ目は、「3日坊主でも、習慣になる」

毎日、血圧を測定する。毎日、体重計に乗る。という習慣はありませんでした。
しかし、今回の健康パスポートを機に、3日坊主でサボりながらでも、
測定するようになり、少しずつ習慣になってきました。

3日坊主であきらめるのではなく、3日坊主を肯定的に受け入れ、
3日坊主でも続けるよう努力したいと思います。

最後に3つ目は、「自分の考えは思い込みにすぎない」

この1年半、私なりに、結構大変な事でしたし、
他の人がプールの受付で、シールを貰っている姿やマイスターカードを提示している姿は、ほとんど見たことがありませんでした。
ですから、この健康パスポートのシール集めを実践しているのは、ごくごく少数の人達と勝手に考えていました。

そんな思いがあり、私の他に何人、マイスターの方がいらっしゃるのか?
カードの登録番号をのぞき込んでみますと・・・

       3,800番  私の他に、3799人もマイスターが!この人口の少ない高知で!

私の勝手な予想をはるかに上回る人数に、ただただ驚いております。
(それだけ健康的な方が多くいらっしゃるのはいいことです。)

改めて、自分の考えは思い込みにすぎない、そう強く感じました。
これからは、自分だけの視点に捉われず、多種多様な視点、広い視野、大きな考え方を持ち、
常に客観的に見つめ考えたいと思いました。

季節は、いよいよ寒い冬がやってきました。
インフルエンザ流行のニュースも聞こえ始めました。
体調を崩されませんよう、うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけ下さいませ。


細川泰伸

第148号 2019年10月発行
「百折不撓(ひゃくせつふとう)」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。

いつも十黒梅をご愛飲頂きまして、本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

暦は10月に入り、朝夕はめっきりと涼しくなってきました。
ただ日中は、まだまだ暑い日が続きそうで、服装選びに頭を悩ましそうです。

そして、改めて10月という事で、2019年も残すところ3ヶ月!
カレンダー(月替わり)も、残り3枚となりました。
本当に月日の経つのは、早いですね。
つい最近、新年の挨拶をこの新聞でさせて頂いたと思いましたら、
もう、もう、もう、今年も残りわずかっ!
残りの3ヶ月、しっかりと1日1日を大切にしたいと思います。

そんなこんなのこのタイミングで、
私を心の底から奮わせた、勇気をもらった、まだまだ頑張れる!
1日1日を大切にしたいと思った出来事がありました。

それは、私の趣味の一つでもあります「将棋」の話題です。

      木村一基王位誕生!

ここ数年、藤井聡太七段の大活躍で、脚光を浴びる「将棋界」。
その「将棋界」で、とんでもない出来事が起こったのです。

どんな、とんでもない事かと言いますと、

  初タイトル獲得の最年長記録を大幅に更新!(46歳3ヵ月)

今までの初タイトル獲得の最年長記録は、
1973年の有吉道夫棋聖(37歳6ヵ月)ですから、
なんと46年ぶりという大偉業なのです。

しかも、7度目の挑戦での奪取も史上最多で、
まさに、ご自身の座右の銘の通り、「百折不撓(ひゃくせつふとう)」
(何度失敗しても立ち上がり、闘い続けること。)

今回、木村一基九段が挑戦したのは「王位戦」。
対するは、豊島将之二冠(王位・名人)です。

現在、将棋のタイトルは、8つ!
「名人」「竜王」「棋聖」「棋王」「王位」「王座」「王将」「叡王」があり、
棋士全員が、このタイトルを目指し、日々研鑽し、鎬を削っています。

タイトルを獲得するには、各棋戦で優勝し挑戦者になり、
そしてタイトル保持者に勝って、初めてタイトルを掴むことができます。

言葉にすれば、サラッと書いてしまいましたが、
まず、挑戦者になることが至難の業!
紙一重の勝負を勝ち続ける事の難しさは、
どう説明すればよいか、私のボキャブラリーでは表現できません。

それから、何でもそうだと思いますが、年齢を重ねていくと、
若い頃に、出来た事が出来なかったり、思考力が鈍ったり、
思うようにいかない事が多々あると思います。

この事は、どの世界でもいえる事で、
特に「将棋界」においては、新しい戦法や新しい考え方が、
無尽蔵に溢れているといっても過言ではない状況で、
年齢を重ねる事は、大きな大きな大きなハンデと言って間違いないと思います。

今回の快挙は、同じような年代の全ての人達に、
大きな大きな大きな勇気を与えてくれたと思います。

スポーツ報知の記事によりますと、
—————————————————————————–
「不安と、やれる、できるんだという思いが交錯してます」
「苦しみ抜かなきゃいけないけど、耐えられるのかな、という怖さもあります」
「自分には取れないんじゃないかってどこかで思う気持ちと…
        なら記録を破ってやろうかっていう気持ちと」
「40代も半ばになりましたし、自分に他にできることはないのか、
 なんて考えたりもしましたけど… 結局これ(将棋)しかない。逃げられないんです」
「悔いは残したくないです。いつも悔いだらけだから」。
相反する思い、揺れ動く思いの中で戦い続け、ついに頂点を極めた。
—————————————————————————–
                          と記されてました。

誰もが大きな壁に立ち向かった時、大きな舞台に立った時、
きっと、同じような心境ではないかと想像します。

私も、独立し創業した時は、言葉では言い表せない不安な気持ちに追い込まれ、
五臓六腑を冷やし、それらが逆流してくるような感覚になった時がありました。

そして今回の「木村一基王位誕生」に、
私は、次の3つの事を感じました。

まず一つ目、「自分を貫く」

木村王位の棋風は、少数派の「受け」です。
「千駄ケ谷の受け師」という異名を持つぐらい、「受け」を得意としています。
一般的に、勝てなくなった時、調子を落とした時、このままではだめだと、
自分のスタイルを変えるという事は、どんな世界でもあることだと思います。

自分に、合ってないんじゃないか?そう考える事が普通だと思います。
しかし、木村王位は首尾一貫して、自分の型を変える事はありませんでした。
「自分を貫く」。本当に簡単な事ではないと思います。
私も自分を信じて、自信を持って、自分の道を歩いていきたいと思います。

そして二つ目、「明るく!前向きに!ポジティブに!」

「将棋の強いおじさん」と愛称を持つ、木村王位。
テレビで拝見したことしかありませんが、非常にユーモアのある明るい棋士です。
将棋の解説は、冗談を交えながらの楽しい解説で、
勝負が終わった後の感想戦のやり取りも楽しませてくれます。

今回のコメントの中にも、ネガティブな感情の次にポジティブな感情があり、
明るく前向きな姿勢が、非常によく伝わってきます。
明るく!前向きに!ポジティブに! 私も心掛けたいと思います。

最後に三つ目、「百折不撓(ひゃくせつふとう)」

何度失敗しても立ち上がる。
年齢のせいにしてはいけない、まだまだやれる。
何度でも、何度でも、何度でも・・・・
その不屈の精神が、今回の王位獲得の原動力だと思います。

不屈の精神、言葉にすれば簡単かもしれません。
しかし、それを実践することは、非常に難しい事だと思います。

まず、簡単な身近な事から、あきらめそうになったら、
この言葉を思い出し、ちょっとだけ頑張ってみる。
最初の一歩を頑張ってみたいと思います。

重ねてになりますが暦は10月に入りました。今年もあと3ヵ月です。
今年の日中は真夏を思わせるような暑い日もありますが、
確実に、寒い季節に向かっています。
季節の変わりが早く、体調を崩しやすい季節です。
体調を崩されませんよう、うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけ下さいませ。


細川泰伸

第147号 2019年9月発行
「熱く応援したい2人」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。

いつも十黒梅をご愛飲頂きまして、本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

こちら南国高知、日中は、まだまだ暑い毎日が続いておりますが、
朝夕は、ずいぶんと涼しさを感じるようになりました。
「どくだみ畑」の周りでは、秋の虫の声が聞こえ始め、
少しずつ秋の気配を感じるようになりました。

もう少しすれば、「食欲の秋」「スポーツの秋」「読書の秋」等
何をするにもいい季節になろうかと思います。

そんな暑かった夏の終わりのこのタイミングで、
私が熱い熱い熱い思いで応援をしたい2人の高校生についてお話したいと思います。

まずは一人目、仙台育英学園高校の小濃塁選手です。

舞台は、夏の甲子園(第101回全国高等学校野球選手権大会)
8月18日の準々決勝第3試合、
「星稜高校」対「仙台育英学園高校」の試合です。

7回裏の仙台育英学園高校の攻撃の場面。
星稜高校の荻原投手(2年生)がマウンド上で、
酷暑により右手首をつりかけるアクシデントが発生しました。

その異変に気が付いた、対戦相手の仙台育英学園高校の小濃選手が、
自分のために用意していたスポーツドリンク入りのコップを片手に持って、
グラウンドへ飛び出し、荻原投手に差し出したという場面がありました。

(以下、一部サンケイスポーツsanspo.comの記事を引用)

小濃選手は、「先は長いんだからしっかり飲めよ」と
声をかけコップを差し出したそうです。
荻原投手は「ありがとうございます」とこたえ、ドリンクを飲んだそうです。

この敵味方という立場を超えるフェアプレーに、
甲子園全体から拍手が沸き起こったそうです。

小濃選手:「相手があって野球ができている。2年生だったし、
     こんなところでけがをしたら…と思っていきました。」

それで、この話には続きというか、その原動力ともなる出来事があったそうです。

以前、仙台育英の選手が死球を受けた際、
相手チームの選手に冷却スプレーをかけてもらったことがあったそうです。
それを見た選手たちは「こういうことが起きたら自分たちも行こう」と話していたそうです。

須江監督も「グラウンドに敵はいないと生徒に言っている。気づいたら向かっていた」と語り
今回の行動は、小濃選手の自発的な行動であることを強調したようです。

いやぁ~、思わず目頭が熱くなりました。
すばらしい!いや、すばらしすぎです!まさしく『敵に塩を送る』!

妻(細川真弓):「えっ!?敵に塩を送る???」
私(細川泰伸):「敵に塩を送る、言うたら・・・戦国時代の・・」
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話はタイムスリップして、時は群雄割拠の戦国時代、

当時、甲斐の国の武田信玄は、生活必需品の塩を、駿河の国から買っていました。
(甲斐は内陸の国で海がないため、塩を採る事ができません。)

ところが、駿河の国の今川氏真と関係を悪化させた為、
塩の供給を止められしまい、非常に困っていました。

それを知った、越後の国の上杉謙信は、今川氏真の行為は卑怯だとし、
越後の国で採れた塩を武田信玄に送ったのです。
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上杉謙信と武田信玄といえば、川中島で5度にも渡り戦った2人!
本来ならば、上杉謙信にとって武田信玄が困るのは、ありがたい事のはずです。
ですが、その敵対する相手を助ける行為に、美談を感じてやみません。

令和元年の全国高校野球選手権大会
本当にすばらしい大会だったと記憶される事でしょう。

続いて2人目! こちらも夏の甲子園・高校野球の選手です、
惜しくも準優勝となりました星稜高校のエース、奥川恭伸投手。

私は野球の事は、あまり詳しくないので、
掘り下げた事を申し上げるつもりは毛頭ありません。

ただただ彼の今後の活躍に、
とても、大変、めちゃめちゃ、本当に期待しています。

      なぜならば・・・  私と名前の読みが同じ!

そうなのです。私は、細川泰伸(ほそかわやすのぶ)
彼は、奥川恭伸(おくがわやすのぶ) 同じ、「やすのぶ」なのです。
さらに、細川と奥川ですから、川まで同じ! 細も奥も似たようなもの!

私は、生まれて49年間、「やすのぶ」とういう同じ名前に遭遇したのは1回だけ!

妻(細川真弓):「私の名前まゆみ、なんか、何人もいるよ」(そりゃ、そうだ、)
(今回の新聞では、よく妻が横から首をつっこんできます。)

それから、「~~のぶ」という名前は、割と多いようです。
有名人では、久保田利伸(アーティスト)、高嶋政伸(俳優)、野村宏伸(俳優)、
高橋由伸(元プロ野球選手)、谷繁元信(元プロ野球選手)、真弓明信(元プロ野球選手)etc
《真弓という名前は苗字までかぶってしまいます。》

しかしっ! 「やすのぶ」という名前は、以外に少ないように思います。
(私が勝手に感じていることかもしれません。)

ですから、私個人的に、奥川恭伸投手には、
是非とも頑張って頂き、大活躍してほしいと願っています。
できれば、「ヤスノブ」という登録名で、(背中に「YASUNOBU」で)
どこかのプロ野球チームのエースとしてっ!!!(笑)

以上、熱く熱く熱く応援したい2人の高校生でした。

季節は、秋の声が聞こえ始めましたが。
まだまだ暑い暑い暑い、毎日が続いています。
水分補給、温度管理等、熱中症で体調を崩されませんよう、
うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけ下さいませ。

それでは、失礼します。

第146号 2019年8月発行
「灯台下暗し」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。

いつも十黒梅をご愛飲頂きまして、本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

暑い、いや暑過ぎる毎日が続いております。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?

こちら南国高知も、30度を超える真夏日が続いていて、
エアコンが大切な恋人になっています。

事務所内は、エアコンのお世話になる事ができるのですが、
黒潮町の「どくだみ畑」の上はそうはいきません。
何せ、全方向・全開放となっています。

そこで登場するのが、タープテントです。
(キャンプ場でよく見かける4本足の上だけ布が被さっているテント)

このタープテント、最近は本当によくできていて、
ワンタッチで簡単に設営ができてしまいます。

それから、UV加工が施されてますので、強い陽射しをカットしてくれますし、
テントのてっぺんに風抜けの通気口のようなものがあり、
風が強い日でも、テントを飛ばされる事はありません。
(一昔前に購入したものは、この通気口がなく、風の強い日は大変でした)

とはいえ、炎天下の畑の上です。
汗かきの私など、足を踏み入れただけで、
全身、汗!汗!汗!汗!・・・・汗で、びっしょりです。
草引きメンバーも、汗ダラダラのびっしょりで、雑草と格闘しております。
熱中症には万全に気をつけて、この夏を乗り切りたいと思います。

さて、そんな黒潮町で、「灯台下暗し」といいましょうか、
身近にあり過ぎて、その良さに気づかなかったものがありました。

    それは、、、、、「波」です。

この手作り新聞で、何回かご紹介をさせて頂いておりますが、

どくだみ畑と工場のある「黒潮町」は、
高知県内屈指のサーフィンのメッカで、
休みの日ともなると、関西や中国地方のナンバーの車が
サーフボードを乗せて、やってきます。
中には、この「波」の良さに惹かれ、移住される方もいらっしゃいます。

私は、サーフィンをしないので、
毎日、目に飛び込んでくる「波」には、全く関心がありませんでした。

ところが、そのサーフィンとは全く縁のない我が家から
突然、サーファーが出現したのです。(長男です。)

息子がサーフィンの虜になったきっかけは、
昨年の事、学校のショートホームステイで、
オーストラリアのバイロンベイに行った時の事です。

たまたま振り分けられたホームステイ先、
海がすぐ近くのご家庭で、ご家族みんなでサーフィンが趣味との事。
それで、何度か一緒に連れていってもらい、
波に乗ったのが、事の始まりのようです。

家に帰ってくるなり「サーフィンをやりたい」と一言。
なんと、英語ではなく、サーフィンを覚えて帰ってきてしまいました。
(英語もそこそこ覚えたようですが・・・。)

「ん~~~~、サーフィンねぇ~」と頭を巡らせましたら、

あるではありませんか。。。人気のサーフスポットが!
どくだみ畑のある黒潮町に! すぐ目の前に!

幸い知人の知り合いがオーストラリアから移住して、
英会話の先生とサーフィンのインストラクターを兼ねてやっているとの事。
サーフィンやるなら、ついでに英語もね、と。

長男は連れて行ってもらえるのなら、と、2つ返事でOKサイン!

それを横で聞いていた妻も「私も!」と訳が分からない便乗作戦。
スケジュールを調整していると、大阪にいる長女がちょうど高知に帰省の日程。
それなら、4人で久々の家族旅行という事で、
全員でサーフィンの一日体験にチャレンジする事になりました。
(昨年2018年の夏の話です)

私にとりましては、生まれて初めて触る乗るサーフボードです。
インストラクターの先生が「はいっ乗って!」の掛け声をかけてくれるのですが。
全く乗る事ができません。そもそも波のどこでボードに乗ればいいのか皆無です。

長男は、若さもありますし、一日の長もあります。
すぐに波に乗ってボードの上に立ち、満面笑みでとても楽しそうです。

長女と妻も、案外飲み込みが早く、何回かに数回、
ボードの上に立って、きゃっきゃ、きゃっきゃと騒いでいます。

問題は私です。全く乗れません。立てません。
前日、ユーチューブで動画を見て、イメージはバッチリなのですが、
体が全くついていってくれません。とほほ、、、、

インストラクターの先生、
「いい波きてますよう~、もう一回行きましょう」と私を励ましてくれます。
ようし、諦めずにもう一回と、波のタイミングを計って、
ボードの上に、ぎこちなく足をそろえると、、、、

ボードの下を波がキュルキュルキュルとなって、、、
乗ってしまいましたっ! 立ててしまいましたっ!
わずか数秒間でしたが、生まれて初めてサーフィンが楽しめた、
サーフィンって、結構楽しいものだと、体感できたその瞬間でした。

しかしその後、何回かチャレンジしましたが、波に乗れたのは、その1回だけ、
1日中、波に乗れず海の中に放り出されっぱなし、
腰痛持ちの私が、今から始めるような趣味ではないと確信。

それで、本命の長男の方は、「黒潮町の波、最高~~~!!!」との事。

そんなこんなで、今年の夏休みには、
長男は友達も一緒に連れて行って!と、計画を立てております。

前述しましたが、この浜の駐車場は、
休みの日には、県外ナンバーの車でいっぱいです。

高知市内からでも、約2時間程かかりますので、
場所によると思いますが、県外からここに来るのには、6~8時間はかかると思います。
それだけかけてもっ!!! ここ黒潮町の「波」はサーファーにとって、
憧れといいましょうか、魅力的なのでしょう。

私にとりましては、工場に単身赴任期間中などは、
すぐそばにある「波」です、毎日のように目に入ってくる「波」です。
何でもない「波」です。ただの「波」です。

その「波」が、サーフィンを楽しむ方にとっては宝物のような「波」なのです。

身近にありすぎて、当り前のようなことでも、
視点を変えれば、すごく貴重なものになる。
立場や利用する側が変われば、同じものでも違って見える。

自分だけの考えや視点で物事を見るのではなく、
いろいろな方向から、多くの角度から物事を見る。

日頃から、何でもないような事に気をつけたり、気を配ったり、感謝したり、
身近なものを大切にする事に気づかされた夏の始まりでした。

季節は、暑い暑い暑い、いや熱過ぎる夏本番です。
水分補給、温度管理等、熱中症で体調を崩されませんよう、
うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけ下さいませ。

それでは、失礼します。