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第66号 2012年12月発行
「今年も1年ありがとうございました。」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

あっという間の2012年、最後の月の12月に入りました。
今年も永く十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございました。
心よりお礼申し上げます。

暦は12月に入るなり、こちら南国高知でも寒い毎日が続いております。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
北海道では、猛吹雪で停電になったというニュースも聞こえて参りました。
この冬は、寒さが一段と厳しい冬になりそうです。
どうか、寒さ対策を万全になさって、体調管理には十分にお気をつけ下さいませ。

さて、2012年を振り返り、皆様今年、
「何か初めて○○をしました」「初○○デビューをしました」
というような事はございませんでしょうか?
今年は、ロンドンオリンピックの日本選手団の大活躍もありましたので、
「初マラソンデビューをした」とか 「初めて卓球をした」とか
「初めてバドミントンをした」とか「プールデビューをした」等
初めてのスポーツに取り組まれた方も多いと思います。

体を動かすという事は、体調管理はもとより、すがすがしい気分にもなりますので、
日頃の生活にもイキイキ感が出てくると思います。

先日、運動不足解消にとプールで泳いでおりましたら、
横のコースを私より速いスピードで、
ガンガン泳いでいるご年配の方がいらっしゃいました。
(私が遅すぎるという噂もありますが、、、)
見るからに、元気!イキイキ!絶好調!という感じで、
私も見習わなければっ!と思った事でした。

この手作り新聞は、皆様のイキイキのお声が少しでも広がれば、
と思い、発行しております。
同封の「イキイキのお声大募集」の用紙がありますので、
是非皆様のイキイキのお声を頂ければ嬉しい限りです。

それで、私は・・・、といいますと、
特に今年は「初めて○○した」というスポーツはありませんが、、、、、

今年とうとう「スマホデビューをしました!」
(スポーツネタで振っておきながら、すみません。)

スマートフォンを初めて手にした当初は、慣れるのに正直大変でした。
日頃慣れている道具が変わる事が、どんなに不便であるか、本当に痛感を致しました。
しかし、一週間二週間と手にしてみると、非常に便利で、今はとても気に入っております。

先日、長女が「どうして海は青色なの?」という質問をぶつけてきました。
とっさに、「それは、空が青いからだよ」と答えると、、、
「じゃあ、どうして空は青いの?」と質問が、回し蹴りのように飛んできました。
確かに、生まれて42年間、真剣にこの事を調べて答えを導きだした事は
ありませんでした。

そこでっ!ここで登場したのが、スマートフォンです。
ササっと、インターネットで検索し、長女にそのメカニズムとやらを教えてあげました。
このササっと、インターネットで検索できるという点は、
はるかにパソコンを上回っています。
(パソコンだと、すぐ身の回りにない時がありますし、
立ち上げるまでに時間がかかります。)

それから、私が釣ってきたアオリイカを妻が手にして、
「どう料理しようかしら?」と相談してきた時も
このスマホが大活躍です!ササっと、レシピを検索し、
その日のメニューがスパッと決まりました。

またまた、簡単に動画も撮影ができますので、
長男をバッティングセンターに連れて行った時は、
サッとスマホの登場です!後ろで撮影をしてあげて、
本人にすぐ後に見せることができるのです。
私は、野球の経験がありませんので、バッティングフォームを教える事ができません。
長男には、動画を見せて自分で考えて、思いっきり振れ!!というようにしております。

その他、「ナビゲーション」などの便利なアプリもたくさんありますので、
気に入ったアプリをダウンロードすれば、
どんどん使う人に合った便利なツールになります。

私が特に気に入っているアプリは、ラジオ放送のアプリです。
どくだみ畑までの移動は、一般のラジオ放送が入りにくい山道を通って行きますので、
道中、車の中でラジオを聞こうとする「ジャーーヒューーガァーー」という
ノイズ音に悩まされていました。

ところが、このスマホを使えば、聞くことができるラジオ番組は限られておりますが、
快適な高音質の音声で楽しむ事ができるのです。

そして、それよりも何よりも、私達に大変嬉しい事は、
スマートフォンを通じて、十黒梅を検索して頂き、
ご縁を頂きました大切なご愛飲者様がたくさんいらっしゃるということです。
本当に本当に有難い事です。
ご縁を頂きました皆様、本当にありがとうございます。

何にでも光と影があり、スマートフォンにも良い面、悪い面はありますので、
全て良しとは言い切れませんが、
進化し続けるこうした便利なツールは上手に使っていきたいと思います。

さて、そんな進化し続けるスマートフォンとは対象に、全く進化しないものもあります。
その代表的なものとして、「どくだみ」が挙げられるのではないでしょうか?

先日、どくだみを栽培して頂いている農家さんが、こんな事をおっしゃってました。
「米や野菜は、人間の手による品種改良もあるけんど、
植物いうもんは、大体、その環境に応じて適応して変化するもんや、
けんど、どくだみは、ひとっつも変化せん。たまに鑑賞用のどくだみはあるけんど、
日本全国、ほとんどこの姿や」

なるほど、植物に限らず動物もそうです。ほとんどの生物は、
その環境に応じて進化していくものだと思います。
ところが、「どくだみ」に限っては、そのような事は見受けられないように思います。
(実際は、進化しているところもあるかもしれませんが。。。。)

文献によりますと、古くは平安時代より多くの人々は、
どくだみのその力を活用してきました。
時代の波に合わせて変る事は、非常に大切であると思いますが、
変らない事もそれにも増して大切であると考えます。

1000年も前の平安時代から 鎌倉時代、室町時代、戦国時代、
安土桃山時代、江戸時代、明治、大正、昭和、平成
いつの時代も、どんな時代も永く愛され続けてきた「どくだみ」を見て、
その変らない事の核となる要素は「役に立つ」ということではないか?そう強く感じます。

私は、2006年に、この「食援隊」という会社を立ち上げました。
企業理念といいましょうか、どんな会社にしたいかを考えた時、
『「人」を「良」くする「食」を通じ、毎日のイキイキ生活を応援します。』
という考えを核としました。

なぜ、「食援隊」という会社名にしたかといいますと、
私は「食」に携わる両親の元に生まれ、「毎日の元気は食べたり飲んだりすることから」
といつも「食」の仕事にニコニコ顔で励んでいる2人を見て
大きくなったら、同じ「食」の仕事をしたいと幼な心に思ってました。

また、両親より事あるごとに 「食という漢字は人に良いと書く」と教わりました。
なので、「食」という言葉が大好きで私の背骨でもあると思います。

それから、私は高知の生まれという事もあり、
高知が生んだ大偉人の坂本龍馬さんが大好きです。
大好きな言葉の「食」と、大好きな坂本龍馬さんの
「海援隊」を合体させて「食援隊」と名前をつけました。

お陰様で起業して今年で7年目になります。
起業当初より毎朝必ず社員全員で朝礼をして、
『「人」を「良」くする「食」を通じ、毎日のイキイキ生活を応援します。』を合言葉に、
お客様に喜んで頂けますよう、ご満足頂けますよう、お役に立てますよう、話し合い、
日々、前向きにニコニコ笑顔で頑張っております。

そして、今年2012年を振り返った時、こうして無事に今年も終える事ができそうなのは、
十黒梅を永くご愛飲頂いております皆様、どくだみを栽培して頂いている農家の皆様、
十黒梅に関わって頂いている全ての皆様のお陰と、心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございます。

2013年も、皆様の「お役に立つ」という核は大切に大事にしっかりと変えず、
新しく取り入れるべきは取り入れ、皆様に喜んで頂ける1年にしたいと思います。

今年一年、十黒梅を永くご愛飲を頂きまして、
本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
来年も、何卒どうぞよろしくお願い申し上げます。
皆様にとりましても、2013年が明るい光輝く一年でありますよう、
心よりお祈り申し上げます。

最後になりましたが、寒い毎日が続いております。
うがい・手洗い・十黒梅(じゅっこくばい)で、
どうか体調を崩されませんよう、ご自愛くださいませ。

それでは、失礼いたします。

細川 泰伸

第65号 2012年11月発行
「待ち遠しい12月」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

暦は11月に入り、ここ数日、こちら南国高知も
朝夕の冷え込みがグッと一段と厳しくなってきました。
自宅のある高知市から、どくだみ畑のある黒潮町まで
(約100km、約2時間)の国道沿いの山の木々の様子も、
冷たい風に吹かれ黄色や赤色が深まり、冬本番に向けての準備をしているようです。

先日、この約2時間が、大幅に短縮できそうな
大きな大きな大きなニュースが飛んできました。
「高知自動車道、四万十町へ延伸」という嬉しい知らせです。

高知県はご存知の通り、太平洋に面し、東の室戸岬、西の足摺岬と
土佐湾をグルッと囲むような東西に広い県です。
車で移動するとなると、室戸岬から足摺岬まで、約6時間程を要す程です。

kochi

2002年9月に伊野IC-須崎IC 2011年3月に須崎西ICー中土佐ICが開通するまで、
高知市内から高知西部へのルートは、この国道56号線を走ることになり、
県西部の方々からは、早期の高速道路の延伸を望む声が多くありました。

また現在、中土佐ICから以西へは、難所の久礼坂(くれざか)を通らなくてはならず、
(久礼坂:約6kmで標高差約300メートル)。大雨の時は通行止めとなり、
災害時や緊急時のルート確保のためにも、高知自動車道の延伸は
多くの方のの念願ともいうべきものでした。

私もこの道路をよく使いますので、建設中の高速道路を横目に、
「早くできたらいいなぁ~」といつも思っておりました。

ニュースによりますと、工事が順調に進めば、
本年12月9日にも開通式が行われるようで、
どくだみ畑のある黒潮町へ、グッとグッとグッと近くなると思うと嬉しくてたまりません。
道路建設に関わって頂いた皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。

ということで、今回の手作り新聞は、高知自動車道が延伸する「四万十町」にフォーカスし、
私、細川泰伸が綴る「四万十町」と題して、
私なりの「四万十町」をご紹介したいと思います。

四万十町は、2006年(平成18年)3月20日に、
高岡郡窪川町と幡多郡大正町・十和村が合併し、高岡郡の町として誕生しました。

北部には、最後の清流:四万十川(中流域)が流れ、
南は太平洋に面し、海に山にと自然豊かな町になります。

四万十町の特産品は、「お米」「豚肉」「しいたけ」「栗」「鮎」「地酒」・・・と数多くあります。
その中で、「お米」「豚肉」「地酒」にスポットを当て、ご紹介致します。
(個人的な好みで。。。)

まずは、「お米」・・・「仁井田米(にいだまい)」
標高230m、清流四万十川沿いの四万十町高南台地窪川地域は、
昼夜の温度差が激しく、朝霧が発生しやすく、
この環境のおかげで美味しい米処として親しまれてきました。
ここで作られているのが、「仁井田米(にいだまい)」です。

仁井田米(にいだまい)の名前の由来は、山内一豊が土佐藩24万石を統治する時代、
現在の窪川町一帯は仁井田郷と呼ばれていました。
その頃、現在の高知市の旅館の主人が仁井田郷の旅館で食べたご飯が美味しく、
ぜひ自分の旅館で使いたいと、そのお米を買い求めて持ち帰りました。
そして旅館に宿泊するお客さんに食べさせたところ
お客:「こりゃーうまいけんど、どこの米ぜよ?」
旅館の主人:「仁井田の米よ」と答え、
それ以来、昔の仁井田郷で生産された米を高知県では
仁井田米と呼ぶようになったという説が有力です。

そして、「豚肉」・・・「四万十ポーク(窪川豚)」
窪川地区における養豚は、飼養戸数、頭数とも高知県内第1位!
自然豊かな環境で育った四万十ポークは良質の豚肉で、
最近では、特産品の仁井田米を飼料にした「米豚」も誕生しています。

最後に、「地酒」・・・「栗焼酎 ダバダ火振り」無手無冠酒造
大正地区特産の栗をたっぷり使用した栗焼酎ダバダ火振りは、
栗特有のまろやかな甘みと香りが大好評。
お酒の好きな方でしたら、「ダバダ火振り」はご存知の事と思います。
全国的にも人気が非常に高く、入手困難な焼酎の一つとなっています。

その一度聞いたら、耳にこびりつきそうなユニークなネーミングは、
四万十川の伝統的鮎漁法「火振り漁」と
山里の交流の場であった「駄馬(だば)」に因んだそうです。
(ちなみに私は、冬の寒い時に、おでんにダバダ火振りのお湯割りがあれば大満足です。)

特産品に続いては、「観光スポット」をご紹介させて頂きます。

「海洋堂ホビー館 四万十」

海洋堂は、ガレージキット・フィギュア・食玩等の各種模型を製作する会社で。
本社は大阪府門真市にあります。 創業者の宮脇氏が高知出身ということで、
四万十町内の廃校になった打井川小学校の体育館を改築して、
海洋堂の門外不出、世界一のプラモデルコレクションから最新フィギュアを
大量展示しいているミュージアムになります。
マニアには、たまらないコレクションが所狭しと並び、
目をキラキラさせている大人の方も大勢いらっしゃるようです。

「四万十川でのキャンプ」

ゆるやかに蛇行する四万十川と広い河原は、キャンプに最適です。
四万十町内には、「三堰(さんせき)キャンプ場」「三島キャンプ場」
「四万十オートキャンプ場ウエル花夢」など 多くのキャンプ場があります。
また、さらに上流の四万十市西土佐では、カヌーやカヤックも楽しめます。

それから、この四万十町が発祥の地とされ、
全国的に有名になったある風物詩があります。
それは、「鯉のぼりの川渡し」です。

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四万十町HPより

ただ、「熊本県小国町の杖立温泉」も発祥の地と名乗りをあげているそうで、
どちらが最初かどうかは、わからないというのが現在のようです。

ここ四万十町での「鯉のぼりの川渡し」の始まりには、心温まるエピソードがあります。
昭和48年にソフトボールをしていた少年達が
少年達:「最近は僕らぁが、大きくなったき、家で鯉のぼりを上げてくれん」
それを聞きつけた当時の体育会のお兄さん達
お兄さん達:「よっしゃ!それやったら、おまんらあの鯉のぼりを、持ってこい!
おれらあが、まとめて上げちゃうき!」

翌年の昭和49年、約20匹の鯉のぼりを、
ロープを使いながら川の上になんとか渡しました。
そんな、体育会のお兄さんから子供達への、
心のこもったプレゼントが「鯉のぼりの川渡し」の始まりだそうです。

体育会のメンバーは、それから30年以上もの間、この子供たちとの約束を守り続け、
現在も毎年忘れることなく鯉のぼりを四万十川にかけ続けています。
(当時の子供達は、すっかりおじさんになったそうです。)

その後、この取り組みはマスコミ等で取り上げられ、
全国各地から鯉のぼりが送られてくるようになり、
毎年、約500匹が悠々と四万十川の上を風を受けて泳いでいます。

平成9年には、ナイアガラの滝で鯉のぼりを泳がせるという壮大な計画が実行されました。
国際交流として3年間十和に赴任していたアメリカ人の方の提案に、
十和体育会のメンバーが賛同して実現したものです。
地元のボランティアにより、川幅260メートルのナイアガラ川に
200匹の鯉のぼりを泳がせることに成功しました。

このような四万十町が、この12月にグッと近くなります。
高知観光の際には、是非、足を運んで頂きたいと思います。

(四万十町の隣町が、どくだみ畑のある黒潮町です。
黒潮町もすばらしくいいところです♪)

四万十町が近くなる12月になると、2012年も残りわずか、、、、、
本当に月日の経つのは早いですね、
もう、もう、もうすぐそこに、2013年が来ております。そうです、もう目の前です。

そこで今回も、2013年を迎えるのに、とっても便利な
【食援隊オリジナル卓上カレンダー】を十黒梅(じゅっこくばい)をご愛飲の皆様に
感謝の気持ちを込めて、プレゼントさせて頂きます。
同封させて頂きましたので、是非是非ご活用下さいませ。

特に、定期お届けサービスをご利用のお客様は、
まず、ご自身の十黒梅の到着予定日に、
赤ペンで大きく「お届け日」と丸印をお願いします。
そして、その日から手前に数えて10日前の日を、
青ペンで大きく「変更〆切」と丸印をお願いします。
お届けの10日前までしたら、お届け内容のご変更が可能でございます。

青印の日までに、「今回は、ちょっとお届け日を延期したい」「本数を増やしたい」など、
予定通りではない場合は、カレンダーに明記しております電話番号
0120-149-560(通話料無料フリーダイヤル)にお電話頂くか、
同じく明記しております弊社ホームページアドレス
http://www.shokuentai.com/ にアクセスしてご変更下さいませ。
尚、お届けを早めたい場合は、
ご連絡頂きましてから10日後が一番早いお届けになりますので、
どうかご了承くださいませ。

【食援隊オリジナル卓上カレンダー】は、
使いやすいスタンド式で、前月も翌月も一目瞭然、
12ヶ月分のめくりタイプです。皆様の大切なご予定を、ドンドンご記入頂き、
机の上や食卓の上、電話台の横等、さりげないちょっとしたところで、
きっと大活躍して頂けると思います。
是非、十黒梅(じゅっこくばい)共々、お役立て頂ければ幸いです。

それでは、失礼します。

細川 泰伸

第64号 2012年10月発行
「食欲の秋」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

10月に入り、こちら高知は朝夕はずいぶんと肌寒さを感じるようになりました。
先日、しばらくぶり、さぼり気味の朝のウォーキングにと玄関を出たところ、
予想以上の涼しさに、薄手の上着の一枚を取りに、部屋に戻った事でした。

日の出もずいぶんと遅くなり、夜明け前の静寂な舗道は、
良き一日のスタートを迎えてくれる事を応援しているかのよう、
私の足を心地よく滑らせてくれます。
しばらく歩くと山沿いの舗道に「イガ栗」が落ちていて、
秋の気配を感じる事ができました。

秋は「スポーツの秋」「読書の秋」「芸術の秋」「食欲の秋」と言われるように、
何をするにも気持ちのいい季節ですね、
(食いしん坊の私は「食欲の秋」専門ではありますが・・・)

これから一日一日、少しずつ季節は秋色が濃くなっていく事でしょう。
という事で、今回の手作り新聞は、
そんな秋に、特に「食欲の秋」について、書かせて頂きます。

高知の食欲の秋といえば・・・何といっても「戻り鰹(下り鰹)」!
脂の乗った「戻り鰹(下り鰹)」は、この時期だけのまさに旬の味わい。


■ここで一息、鰹の豆知識 その1■

「初鰹(上り鰹)と戻り鰹(下り鰹)」

日本の太平洋沿岸に生息するカツオは、
夏に黒潮と親潮とがぶつかる三陸海岸沖辺りまで北上し、
秋に親潮の勢力が強くなると南下する。
夏の到来を告げるその年初めてのカツオの水揚げを
「初鰹(はつがつお)」と呼び、珍重される。
脂が乗っていないためさっぱりとしており、この味を好む人もいるが、
3月初旬の頃のものは型が揃わず、比較的安価である。
脂が乗りだすと高値になっていく。

初鰹は港によって時期がずれるが、
食品業界では漁獲高の大きい高知県の初鰹の時期をもって
毎年の「初鰹」としており、消費者にも浸透している。
南下するカツオは「戻り鰹」と呼ばれ、低い海水温の影響で脂が乗っており、
北上時とは異なる食味となる。戻り鰹の時期も港によってずれがあるが、
一般的には秋の味として受け入れられている。

ウィキペディアより


鰹は刺身で頂くのもいいですが、
高知の伝統的な料理方法の「タタキ」で頂くのが個人的に好みです。

「タタキ」という料理方法は、三枚に下ろした鰹を背と腹で分け節にし、
周りだけををサッと焼き、一口サイズ程度にスライスして頂く料理方法です。

刺身を頂くように、醤油とワサビで頂くのもいいですが、
高知は、醤油とニンニクのスライスで頂くのが主流です。

また、特に高知の西部では、タマネギのスライスに、鰹のタタキを乗せ、粗塩を軽くふり、
大葉、生姜、ミョウガ、ネギ、ニンニクなどの薬味を刻んだものを、
鰹が見えないくらいにタップリのせ、
特製のタレ(私の祖母のレシピは、醤油:酒:みりん=1:1:0.5)を、
これまたタップリかけて頂く料理法があり、こちらの方が主流になっています。

それから最近では、「塩タタキ」というメニューも一般的になりました。
この食べ方は、タレや醤油で頂くのではなく、
粗塩を振り、薬味と一緒に頂く食べ方です。

いずれも、それぞれの違った味わい美味しさがあり、
食べ比べで楽しみたいというのが、細川流といったところです。

どくだみ畑のある「黒潮町」の佐賀漁港は、全国有数のカツオ漁獲高を誇る港で、
毎年、この季節に「もどりガツオ祭り」を開催しております。
(今年は、10月20日(土)の開催を予定されているそうです。)

私は、ウィークデイは工場勤務の為、単身赴任でこの黒潮町で寝泊りをしておりまして、
この季節は、この「戻り鰹」しかも、「日戻り」と呼ばれる新鮮な鰹を
楽しめるという素敵過ぎる特権があります。


■ここで一息、鰹の豆知識 その2■

「日戻り鰹とは・・・」

釣り上げた鰹を、その日のうちに食べる鮮度バツグンの鰹です。
その日しか味わえないモチモチっとした食感、
やわらかいのにしっかりした弾力が特徴です。
高知の西部では、「ビリ」(またはグビ)とも呼ばれ、
港町ならではの極上で贅沢な鰹です。


先日、黒潮町の隣町の四万十市(旧:中村市)の居酒屋さんに入ったところ、
その日は残念な事に「日戻り鰹」がないとの事。
仕方が無く、昨日上がった鰹で、タタキを注文しました。
(昨日上がったとはいえ、十分過ぎる鮮度には間違いありません。)

まな板には、上等の鰹が乗せられ、お店の大将が手際よく包丁を入れ、捌き始めました。
美味しい鰹のタタキが出てくるのを待っていると、大将の携帯電話が急に鳴り出しました。

大将:「日戻り、上がったぁ! 今から取りに行くけん、おいちょってぇ!!!!」
電話の主は、友達の漁師さんのようで、さらに声を弾ませ、
大将:「お客さんらぁ~、今日はホントに良かったねぇ~、
10分ばぁ~、待っちょったやぁ~」
と、捌き始めた鰹を冷蔵庫に戻しました。

私は妙に気の毒になり、
私:「今、捌きゆう鰹でも十分なんで、それでいいですよ」と伝えると
大将:「これも上等やけんど、今から来る鰹が、まだ上等やけん、それを食べたや~
お客さんに、喜んでもらうがが仕事やけん」と嬉しいお言葉。

しばらく待っていると、待望の「日戻り鰹」が到着!

改めて、まな板の上に「日戻り鰹」が登場!
モチモチっとした食感は、タタキより刺身の方が楽しめると思い
注文の「タタキ」を改め「刺身」に変更し、大将の手際良さに心を弾ませます。

そして、いよいよ私達の前に!

katsuo
包丁を入れた刺身の角まで、ピンっとしっかり!

刺身を醤油に付けると、さぁ~とキレイな脂が広がり、期待は最高潮!
そして、ニンニクのスライスと一緒に、口に入れると・・・

新鮮な香りが口の中に広がり、モチモチっとした歯ざわり、
柔らかいのか、しっかりいているのか・・・とても表現できな味わい。
これぞ、本場の旬の鰹! 舌鼓は打ちっ放しです!

大満足の旬の美味しさを頂き、
大将に感謝、漁師さんに感謝、そして秋に感謝した事でした。

これから、市場やお店には、鰹だけではなく
秋ならではの「海の幸」「山の幸」が、たくさん並ぶ事でしょう。

季節に感謝し、漁師さんやお百姓さんに感謝し、市場やお店の方に感謝し、
秋の旬の「海の幸」「山の幸」を楽しみたいと思います。

それから、今回お世話になったお店の大将のように
お客様に喜んで頂けますよう、お役に立てますよう励んで参ります。

季節は急ぎ足で秋が深まり、寒暖の差が大きい日も続くと思われます。
夏の疲れが残っていて、体調を崩し安い季節でもあります。

最後になりましたが、うがい・手洗い・十黒梅(じゅっこくばい)で、
どうか体調を崩されませんよう、ご自愛くださいませ。

それでは、失礼いたします。

細川 泰伸

第63号 2012年9月発行
「私、細川泰伸がおすすめ!高知の観光スポット♪♪」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

毎日毎日、残暑厳しい日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
9月に入り、こちら高知は朝夕は、気持ち少しだけ、
ほんのちょっと、涼しくなったような気がしておりますが、
日中は、まだまだ30℃を越える日がほとんどで、
たまに雨の日などは、気温は少し落ち着くものの、
今度は湿度がグッと上がり、毎日ぐったりするような日が続いております。

どくだみ畑の方はといいますと、、、、
遠く蝉の声をバックコーラスに、コオロギやスズムシなどの秋の虫が大合唱を始めました。
夏の声と秋の声が混ざり合う、この季節の変わり目、
あれほど、耳にうるさく聞こえていた8月の蝉の声が、何か名残惜しく感じられてきます。

そこで今回、
”名残惜しい夏”と”これから楽しめる秋”の
「私、細川泰伸がおすすめ!!高知の観光スポット♪♪」をご紹介させて頂きます。

あくまでも、私、細川泰伸の好み、感性、思考が100%でございます。
決して一般的ではありませんが、なるほど!そんなところがあるのか、
と、ご参考頂ければ幸いです。

それでは、早速っ!
「名残惜しい夏のスポット」

●黒潮町浮津海水浴場

ここの海水浴場は、透明度がバツグン、砂浜の砂もサラサラの小粒で足触り非常に良く、
すぐ隣の入野海岸では毎年5月に「シーサイドはだしマラソン」も開催されている程です。
海は遠浅ですし、ボランティアの監視員の方もいますので、安心して海水浴を楽しめます。
それから遠浅なのに、結構な波がありますので、ボディーボードを楽しむ事ができます。
シャワーや更衣室、キャンプ場(炊事場もあります)もしっかり完備されております。
すぐ近くには日本の渚100選に選ばれている入野松原を望む事のできる
風光明媚な海水浴場です。

私達家族は、夏になると、ここでキャンプをして海を楽しむのが恒例になっております。
家族ぐるみでお付き合いさせて頂いている長野の方や大阪の方を
こちらにご案内したのですが、皆さん、大満足で海を満喫されました。

続いてっ!
「これから楽しめる秋のスポット」(ここは、かなり個人的な趣向が入ってます)

●高知沖の船釣り(ネイリ)

これから秋にかけて、高知沖では、ネイリ(カンパチの若魚)のトップシーズンです。
ちなみに全国的には、カンパチは若魚でもカンパチと呼ばれているそうで、
高知だけ、若魚と成魚を区別して、ネイリとカンパチと呼んでいるようです。

釣り方は、沖での船釣りになります。エサ釣り、ルアー釣りといろいろと楽しめますが、
私の場合は、専らエサ釣りの方です。

まず、エサとなる小アジを釣り、そのままネイリのいそうな深さにキープします。
その小アジを狙ってネイリが近づくと、小アジは必死に逃げようとします。
その激しい動きが釣り竿の先に伝わってきて、竿が上下左右に小さく激しく動きだすと、
私の心臓の動きも連動するかのように、、、
そして、ネイリが小アジに食いつくと、一気に釣り竿は海の中へ、根元から!!!
もう私の心臓は爆裂!頭の中はドーパミン、アドレナリン等の脳内ホルモンが大噴出!

竿を持つ手に、グイグイグイグイっともの凄い手応えに、
ドキドキっバクバクっのゴールデンタイム!

また、この魚が美味しいのです。カンパチといえば、寿司ネタでも有名な魚、
家族全員に大自慢ができ、釣って良し!食べて良し!!の代表格ではないでしょうか、

高知沖では、ほとんどの遊漁船は、この季節になりますと、
このネイリを狙って出航しますので、ご興味のある方はどうぞご参考まで。

そして最後にっ!
「一年を通じて楽しめるスポット」(ここは、全国的にも珍しい所です。)

●室戸ドルフィンセンター

ここでは、なんと! イルカと一緒に泳ぐ事ができます!
それも、一年中ずっと営業をしているそうです。
私は冬は寒くて、海に入れないと思っておりましたが、
センターの方に聞きますと、冬でも水温は10℃を下回る事がなく、
逆に、海から出た時の気温の方が寒いそうです。
(ウェットスーツを着て泳ぎますので、大丈夫だそうです。)

実際に、私の子供二人と妻は一緒に泳いだ事がありますが、
それはそれは、とても記憶に残る経験ができたと言っております。
(すみません、私の体験談ではないので、詳しく表現する事ができません。)

妻や子供に、「遠くからきたお友達を連れて行くとしたら何処?」と聞きますと、
「室戸ドルフィンセンター!」と異口同音の回答が返ってきます。

イルカショーのある水族館は、全国各地に多くあると思いますが、
イルカと一緒に泳ぐ事ができる所は、全国的にも珍しいと思います。

この室戸ドルフィンセンターでは、一緒に泳ぐプログラムだけでなく、
カヌーに乗って、カヌーからイルカと触れ合うプログラムや
トレーナー体験、エサをあげたり、触ったりできるプログラムなどもあるそうで、
一年を通じて、イルカと遊べる楽しいスポットになっています。

今回は、100%個人的な趣向で選んだ観光スポットのご紹介をさせて頂きました。
是非、四国、高知へお越しの際には、ご参考にして頂ければ幸いです。

皆様も、もしよろしければ、お住まいの地域、地元の方ならではのおすすめスポットや、
ご旅行された際などでのおすすめのスポット等、
「100%個人的な趣向で選んだ観光スポット♪♪」を私どもにお教え頂ければ幸いです。
場合によりましては、この新聞でご紹介をさせて頂きたいと思います☆
(メールでもハッピーメッセージ(ピンク)の用紙でも構いませんので、
どうぞお送りくださいませ。)

これからも、十黒梅を通じ皆様のお役に立てますよう、
喜びの輪が広がりますよう、励んで参ります。

最後になりましたが、まだまだ暑い毎日が続いております。
うがい・手洗い・十黒梅(じゅっこくばい)で、
どうか体調を崩されませんよう、ご自愛くださいませ。

それでは、失礼いたします。

細川 泰伸

第62号 2012年8月発行
「熱い!熱い!輪」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

8月に入り、こちら高知は真夏!真夏!真夏!
暑い暑い暑い!毎日が続いております。 今日(8月6日)の新聞によれば、
8月5日は館林(群馬県)では、最高気温が37.9度を記録し、
その他の地域でも最高気温が35度を超える猛暑日となったようです。
8月もまだ前半、これからが夏本番といったところではないでしょうか?
どうやら今年の夏は、全国的にも、猛暑・酷暑に見舞われそうです。
どうぞ、熱中症には、十分お気をつけ下さいませ。

そして、今年のこの暑さをより暑く、いや熱く!しているのがっ!
ロンドンオリンピックの大熱戦!
今年は日本勢の大活躍に、オリンピック速報から目が放せません。

私が個人的に注目をしているのは、ズバリっ!卓球!
何を隠そう、私は中学から高校一年の4年間、
卓球に汗を流し、白球を追いかけていました。
卓球女子団体が決勝戦まで勝ち上がり、
銀メダルが確定した快挙に驚いているところです。

テレビを通して伝えられる愛ちゃん・佳純ちゃんのプレーに
長女:「私も卓球がしたいっ!」と言い出しまして、近所の卓球場に足を運びました。
すると、気のせいか周りでは以前よりも卓球を楽しんでいる方々が、
多くなっているように感じます。

今まで卓球というスポーツは、どちらかといえばマイナーなイメージが強く、
競技人口も、どちらかといえば少ない方ではなかったでしょうか?
(温泉宿で卓球をする人口は多かったと思いますが・・・)

実際、私が初めてラケットを握ったのは中学一年生の時で、
100人を超える同級生のうち、 卓球部に入部したのは、
僅か6人(野球部は30人を超えていました。)
そのうち、小学校からの経験者は1人、あとはズブの素人という環境でした。

ところが、先日たまたまご一緒させて頂いた、当時の卓球部の監督のお話では、
近年は、中学校から入部する部員のほとんどは、小学生から卓球を始めているとの事。

現在は「愛ちゃん効果」といいましょうか、
小さい頃から卓球を始める子供さんがグッと増えたようです。
こうした、競技人口の裾野の広がりも、
オリンピックでの好成績の要因の一つのように感じます。

「オリンピックで活躍する」  →  「認知度が上がる」
↑                               ↓
「切磋琢磨し、優秀な選手が増える」←「競技人口が増える」

こうした好循環のスパイラルは非常に望ましいと思います。

それから、スポーツは健康作りにも役立つという、すばらしい側面もあると思います。
私は、週に数回程度ですが、近くのプールに運動不足解消にと、足を運んでいますが、
確かに、泳いだ日は、ご飯もおいしく感じ、夜もぐっすり眠れます。
それから、次の日の体調がすこぶる良くて、頑張って行った甲斐があったと感じます。

今回のオリンピックでの日本選手の大活躍が、
今後いろいろな形で素晴らしい輪が広がればいいなぁ、と思っております。

さて!「熱くて輪が広がる」といえば、、、、
こちら高知が元祖、発祥地の「よさこい鳴子踊り」!!!!!

すっかり、北海道の「よさこいソーラン」にお株を奪われた感がありますが、
この「よさこい」、今や全国各地に「熱い輪」が広がり、
さらには海を越え、インドネシアにも広がり、
各地でそれぞれの「よさこい」が盛り上がっているようです。

その元祖、土佐の高知の「よさこい鳴子踊り」は、
今年も8月9日~12日の日程で開催を予定されています。

ちなみにスケジュールの詳細は、
8月9日・・・前夜祭 (昨年度の優秀チーム)
8月10日11日・・・本番 (全チーム出場)
8月12日・・・全国大会・後夜祭(高知県外チーム+今年度優秀チーム)
というスケジュールになっております。

何を隠そう!(今回は、この「何を隠そう!」がやたら多い新聞となっております。)
この私は、小学生の頃から、このよさこい祭りの列に加わり、
大学生の時は、一つのチームの責任者として、
そして、数年前には、家族4人で参加し、
よさこいを大いに大いに大いに謳歌しました。

この「よさこい」の特徴として挙げられるのが

●鳴子を持って前進する踊り
●曲をアレンジしても良いがよさこい節のフレーズをを必ず入れる
●チームの人数は150人まで

この3点が大きなルールとなっていて、あとは自由
(細かい細かいルールはいくつかありますが・・・)

各チームによって、曲も踊りも衣装も自由!
曲は伝統的な音楽からロックバンドの演奏、
踊りは古典からサンバにジャズダンスにヒップホップetc
チーム毎に、いろいろな工夫があり、見物客も飽きる事はありません。
今年は、198チームの参加を予定しており、
198通りのよさこいが、高知の夏を熱くします。

歴史を紐解くと、第1回は僅か21チームで始まったそうですが、
こんな自由さが、日本各地に、そして世界に、大きな輪を広げた要素かもしれません。

そして最後に、「熱くて輪が広がる」といえば、、、、
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)!

ちょっと無理がありますでしょうか?
強引につなげまして、本当に申し訳ございません。。。

毎回、この新聞でご紹介をさせて頂いておりますが、
今回も熱い!熱い!熱い!お声を頂いております。

皆様からの熱いお声は、本当に作り手冥利につきます!本当にありがとうございます!

2007年5月より、生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)を
販売させて頂きまして、お陰様で今年で6年目になります。

その間、たくさんのご愛飲者様とありがたいご縁を頂き、輪を頂き、
また、どくだみを栽培して頂く農家さんの輪も広がり、感謝の気持ちでいっぱいです。

これからも、皆様のお役に立てますよう、喜びの輪が広がりますよう、励んで参ります。

最後になりましたが、いよいよ夏本番となります。
うがい・手洗い・十黒梅(じゅっこくばい)で、どうか体調など崩されませんよう、
それから特に、熱中症にはお気遣いくださいませ。

それでは、失礼します。

細川 泰伸

第61号 2012年7月発行
「本気・・・コトバの力」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

7月に入り、こちら高知は雨の日が多く、ムシムシ暑い毎日が続いております。
これから梅雨が明け、本格的な夏!夏!夏!夏!の到来が待ち受けいて、
新陳代謝の激しい(平たく言えば、ただの汗かき)私にとりまして、
本当に過ごし辛い季節が目の前です。

そんな暑い夏の我家の風物詩となっているのが、
冷房機器のリモコンの取り合いです。
私と長男の男チームは暑がりで、冷房は強めにセットしますが、
それに引き換え妻と長女の女チームはそうではないようで、
冷房は控え目にセットします。

家にいるのが、どちらか片方のチームだけならばいいのですが、
両方のチームが入り混じっていると、リモコンの争奪戦は激化の一途。

ただ今年の夏は、節電の夏ということで、男チームにとりまして、
冷房機器以外での涼の取り方に、一工夫が必要な夏になりそうです。

そんなある日のこと。妻は長女の迎えで家を不在にしておりましたので、
家にいるのは、男チームだけっ!
もちろん冷房機器のリモコンは男チームの手中にあり、
節電を気にしながら、すこし強めにセットし、
長男の宿題の本読みを聞くことになりました。
長男が読んだ詩は、、、

「本気」
なんでもいいからさ
本気でやってごらん
本気でやれば
たのしいから
本気でやれば
つかれないから
つかれても
つかれが
さわやかだから

それは、相田みつをさんの詩でした。

いやぁ~、心がグッと強くなる、心励まされる詩に心を動かされました。
「コトバの力」という言葉がありますが、
まさしくその「コトバの力」を体感いたしました。

長男に、「何でも本気でやったら楽しいき、勉強も本気でやらんといかん」と諭すと
長男いわく「野球やったら、いっつも本気ながやけど・・」と。。。。。

確かに長男は、学校から帰ってくるなり、ランドセルを玄関に放り、
グローブを持って出て行きます。
(野球は明るいうちに、宿題は夜でもできる・・などと言って・・)

野球仲間と一緒のときは、その仲間達と。
そうではないときでも一人で、「ボールの壁当て」「バットの素振り」。
よっぽど、本人にしてみたら、
楽しくて楽しくて好きでしょうがないのだと思います。
体はつかれて目は充血して帰ってきますが、本人はへっちゃら(*^_^*)
確かに、そのつかれもさわやかな気さえします。

この「野球やったら、本気になれる」というのは、
どうやら私の長男だけではない!という事を発見しました。

つい先日、長男が所属するチームの試合があり、
選手を試合会場まで連れていく「配車当番」を兼ね、
試合の応援をしました。
(長男はまだまだ出場できるレベルではないので、応援席からの応援です。)

試合が始まり、グラウンドにメンバーが広がり、審判の「プレイ」の声がかかると、
普段、道ですれ違った時には、はずかしそうな小さな声で挨拶をしていた子供からも、
「バッター来い!」とか「3人でおさえるぞー!!」とか「ピッチャー楽に行こう!」とか
それはそれは気合の入った大きな元気な声が聞こえてくるのです。
また、ベンチや応援席からも大きな熱い励ましの声が聞こえてきます。

一生懸命に無我夢中になって、白球を追う姿、仲間を応援する姿は、

まさしく「本気」そのもの!!

みんな野球が楽しくて楽しくて好きでしょうがないのだと思います。

それから驚いた事がありました。
手に汗握るプレッシャーのかかる場面が何度も訪れます。
しかし、どの子もそのプレッシャーをものともしません。
内心は心臓がバクバクしているとは思いますが、堂々たる姿です。

ピッチャーは、満塁一打逆転といったプレッシャーのかかる場面でも、
その場を逃げる事なく、しっかりと投げこんできます。

バッターも、チームの仲間が作ってくれた一打逆転のチャンス、
しかし凡退すれば、スリーアウトチェンジ、といったプレッシャーのかかる場面でも、
その場を逃げる事なく、しっかりとバットを振り抜いてきます。

テレビを点けると、大の大人が、逃げたり、ごまかしたりといったニュースが目に留まる中、
小さな小学生がその場を逃げずに、一生懸命になって白球を追う姿というのは、
何か心を洗われるものがあります。
私には、どの子もキラキラに輝いて見え、本気のプレーの素晴らしさに心を奪われました。

本気だからこそ、泣くほど悔しかったり、泣くほど嬉しかったりするのですね。

  本気でやれば、まわりが熱くなる
  本気でやれば、まわりが応援する
  本気でやれば、まわりが感動する

なんてフレーズを付け加えたい、そんな心境になりました。

ともあれ、野球に限らず、どんなことでも本気でキラキラと輝いている姿は、
見ている私たちも幸せにしてくれると思います。
本気の力は、まわりのみんなの心をも動かす力があるのですね。

私も、子供達に負けないよう、今まで以上に一つ一つのことを一生懸命に
本気で取り組んでいきたいと思います。

キラキラと輝いていけるように☆
(ただの汗かきで、おでこがキラキラ輝くだけにならないよう(*^_^*) )

最後になりましたが、これから梅雨が明け、夏本番となります。
うがい・手洗い・十黒梅(じゅっこくばい)で、
どうか体調など崩されませんよう、お気遣いくださいませ。

それでは、失礼します。

細川 泰伸

第60号 2012年6月発行
「嬉しいどくだみの収穫」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

「ウウゥゥゥゥ~~~」「ガガガガァァァ~~~」
「ブゥ~~ンブゥ~~ン」といろいろな機械の音。
そして、「ファァァアアア~~~ン」と新鮮な葉っぱの香りに包まれながら、
毎日毎日、朝早くから農家さんが収穫してきた新鮮な「どくだみ」を
この「どくだみ」が皆様のお役に立てる!とワクワクしながら搾っております。

畑のどくだみの量の多さに、農家の皆様は額に汗をかきながらも、
嬉しい笑顔を覗かせ、毎日毎日、収穫に励んで頂いております。

shukaku

初年度からずっと、今年も収穫のお手伝いに来て頂いている
通称:れいちゃん(78)は
「今年は、ほんとに、よう育ったねぇ~」と鎌を片手にニコニコ笑顔です。
植え付けにもお手伝い頂いたので、その嬉しさは一入だと思います。
「れいこさん、写真を撮りますよ~」と私が言うと
「うんと美人に撮っちょってよぉ~」とポーズをとってくれました。

reiko

農家さんから運ばれてきたどくだみ草は、3段階の洗浄できれいに洗い、
大きなミキサーのような機械でミジン切りにし、搾り機にて搾汁し、
どくだみ草の青汁(搾り液)となります。

先日、その3段階の洗浄の1段階目の洗浄前で、
ある可愛らしい「侵入者」を発見しました。
どこからくっついてきたのか、「カタツムリ」です。

農家さんには、どくだみをきれいな状態で持って来て頂くようお願いをしておりますので、
「カタツムリがおったよ、しっかり取っちょって下さいね」と再度、
しっかりとお願いをしたところ、

農家さん:「ごめん、ごめん、しっかりきれいにしてくるけん。
けんど、カタツムリがおるいうたら、無農薬の証拠ぜぇ~」と
笑顔で答えてくれました。

初めて知ったのですが、農薬がかかっていると、
カタツムリはついてこないそうなのです。
つまり、カタツムリは、無農薬栽培の証人であるといっても過言ではないということです。

農家さんの笑顔のワケは、一生懸命、雑草を引き、
どくだみ畑をしっかりと手入れした成果を、
このカタツムリが証明してくれたという事が、少し嬉しかったのだと想像しました。

どくだみの栽培を始めて、今年で5年目になります。
当初は、農家さんに無農薬栽培の必要性をご理解頂くのに、
大変な時間を要しました。
自社の畑がありますので、農薬を使用しない栽培の大変さは身にしみて解ります。

しかし、十黒梅をご愛飲頂いている方々のお役に立つためには、
どうしても、農家さんに農薬を使用しない栽培でなければならない事を
ご理解して頂くしかありません。
農家さんとの集会の度に、ご愛飲の皆様から頂くお声をお見せし、
このお声にしっかりとお応えしたい、と切にお願いをしました。

改めて、ご愛飲の皆様のお声の持つ力の大きさに驚くと同時に、
ご愛飲の皆様には、感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございます。
そして、ご理解を頂き、しっかりと農薬を使用せずに栽培して頂いている
農家の皆様にも熱く熱く熱く厚く感謝申し上げます。

それから、工場を整備し、今年で4年目となります。
そもそも、どくだみを搾る工場というのは一般的でないため、
出発点はどんな機械が必要なのか、そんな初歩の初歩からスタートしました。

そんな機械の選定に頭を悩ませていたある日の事。
運命の出会いがありました。

その日はたまたま、大阪に所用があり、
帰りの飛行場の高知行きの出発ロビーで、
「おぉ~、久しぶりやにゃ~、元気しよったかぁ~」と
私に声をかけてくれた方がいました。

振り向くと、高校の先輩のKさんです。
Kさんは食品会社の経営をされていらっしゃいます。

(ここから登場人物が少し多くなりますので、苗字の頭文字を使わせて頂きます。)

その時、ハッと「この先輩なら、機械設備に詳しい方を知っているはず!」と直感しました。
そして、機械選びに困っている時に、
神様が与えてくれたチャンスと勝手に都合よく考え、そして感謝し、

私:「ご無沙汰してます。元気してます! 今度、どくだみの工場を整備するがですが、
どなたか設備に詳しい方をご存知ないですか?」とご相談し、
設備の専門のHさんをご紹介頂きました。

Hさんは、本当に本当に親身に私達の話を聞いてくださり、
私どもの設備に必要な機械メーカーのAさんをご紹介下さり、
そして、HさんとAさんでタイアップして、それぞれ得意分野をフル活用して下さり、
無事に工場整備ができました。

前例のない設備だけに、実際にどくだみを搾れた時は、
全員で手を取って大喜びした事を昨日の事のように覚えております。

(ちなみに、HさんもAさんも、
この十黒梅を大変気に入って頂き、毎日、ご愛飲頂いております。)

ご協力を頂きました皆様のご尽力に、
本当にありがとうの感謝の気持ちでいっぱいです。

それから今年に入り、先日、機械を作ってくれたAさんに
「特に問題はないんだけど、カッターの切れがもう少し。。。
急いでないので、時間のある時に見て下さい。」とお伝えしたところ、
電話をした夜、深夜3時に工場に片道2時間の道のりを来て修理して下さり、
本当に助かりました。

こうして、農家の皆様、機械設備の皆様、工場で搾汁作業に頑張ってくれる従業員、
私が搾汁作業に専念し、会社を留守にしている時に、しっかりとフォローしてくれる社員。
そして、単身赴任で家を留守にし、その間、家を守っている妻、
また、私の仕事を理解して協力してくれる両親や子供達。
それから、十黒梅をご愛飲頂いている大切な皆様。
皆様のお陰で、今があると心から感謝の気持ちでいっぱいです。

この感謝の気持ちをいっぱいに詰め込んで、どくだみ搾りに頑張って参ります。
皆様のご健康に、十黒梅がお役に立てます事を心よりいつも願っております。

最後になりましたが、これからだんだんと暑さ厳しくなってまいります。
毎日の気温差も激しい時期となりますので、
うがい・手洗い・十黒梅(じゅっこくばい)で、
どうか体調など崩されませんよう、お気遣いくださいませ。

それでは、失礼します。

細川 泰伸

第59号 2012年5月発行
「どくだみ開花!」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

5月に入り、こちら高知は夏日を思わせる陽射しの強い毎日が続いております。
3日4日の両日は、長男の少年野球の大会があり、
日焼け防止にと長袖を着て応援をしたところ、
袖から先、つまり手首から先だけが真っ赤に日焼けし、
現在は黒い手袋をしているような有様です。

試合の方はといいますと、2回戦で敗退し、反省点の多い大会となりましたが、
1回戦で、2アウト満塁のチャンスに長男に打順が回り、
たまたま振り抜いたバットが白球を捕らえ、
打球はセンターとレフトの間を真っ二つに深々と破り、
満塁ランニングホームラン!

長男にとって、この日は一生忘れる事のできない1日になったと思います。
(2回戦は、そのイメージが強く、全て大振りでの凡退でした。。。。。)

今大会は、小学4年生以下の低学年の大会でしたので、
ちゃんと試合になるのか?と心配をしておりましたが、
私のそんな心配は大きく裏切られ、内野ゴロはしっかりとファーストでアウトをしたり、
外野フライはしっかり補球しアウトにしたり、
牽制でランナーをアウトにしたり・・・と、驚きの連続でした。

そして何よりも、驚かされ心が洗われる思いがしたのは、
ミスは全員でカバーするプレーでした。

ピッチャーのフォアボールやデッドボール、野手の悪送球や、
落球などなど、ミスをしても、その都度
「ドンマイ!ドンマイ!」「気にせずいこう!」「大丈夫!大丈夫!」と
全員で声を掛け合いプレーする姿。

何か、私達大人が忘れかけてしまいそうな全員で助け合う心を、
小さな子供達がお手本となって示してくれているようにさえ感じました。

こうしたプレーを日頃から、
しっかり指導して頂いている監督、コーチ、父兄の皆さんに
本当に本当に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

それから、5月5日のこどもの日は、
午前中から気温がどんどん上昇し、どくだみ畑のある黒潮町では、
平年より8.1度高い最高気温30.3度の真夏日を観測しました。

となりますと・・・
今まで寒い間、じっと土の中で耐え忍んでいた「どくだみ」は、一気にっ!
そうですっ! どくだみの花が開花しました。

ここに、どくだみの開花宣言を致します!!!
dokudami201205

★ここで登場!どくだみクイズ♪

【問題】
どくだみの花は、次の3つの中のどこの部分でしょうか?

a:4枚の白い十字形の部分
b:真ん中の淡黄色い穂状の部分
c:ハート型をした緑の部分
dokudami20120502

【答え】b:真ん中の淡黄色い部分

【解説】
どくだみの花は、真ん中の淡黄色い穂状の部分です。
萼(がく)もなければ、花弁もない、ただ3本の花粉のできないおしべ(雄芯)と、
三つに分かれた柱頭を持つ、1本のめしべ(雌芯)だけあって、いわゆる裸花です。
どくだみは、花後に果実がつき、種子はできますが、不稔性(ふねんせい)です。
不稔性(ふねんせい)というのは、次の世代に子孫をつくれない種子をいいます。
どくだみは、種子で繁殖するのではなく、根茎で繁殖します。

白い花びらのようなものは、植物学的に言えば、花を保護する総苞(そうほう)です。
これが4枚あるため、よく目立ち、一般的に花びらのように見えます。
一般的に、この総苞を花弁と勘違いする場合が多くありますが、
花は淡黄色の部分です。

今年も農家さん皆さんの大ご苦労があって、無事に開花を迎えました。
おそらく、この手作り新聞が皆様のお手元にお届けの時には、
どくだみの収穫・搾り加工の真っ只中で、一年で一番忙しい時期、
そして、このどくだみが皆様のお役に立てる!と実感できる一番嬉しい時期となります。

どくだみ畑と搾り工場のある黒潮町は、
私の住いから車で2時間程離れた所にありますので、
この時期は、単身赴任で工場に入り、
社員と一緒にどくだみの搾り加工に励みます。

搾り加工の工場は、2009年6月に操業を開始し、
お陰様で今年で4年目を迎えます。

工場を整備するにあたり、いろいろな方々から
「細川さん、この時代に工場を持つなんてやめた方がいいですよ。」と
異口同音にアドバイスを頂きました。
確かに、設備投資が原因で、立ち行かなくなった会社さんが、
たくさんいらっしゃった事は私も知っておりました。

しかし、その事よりも何よりも、お客様のお役に立ちたいという思いが強く、
それには、できるだけ、どくだみを新鮮な状態で搾りたい、と思い、
どくだみ畑のすぐ近くに工場を整備する事を、
一念発起、清水の舞台から飛び降りる気持ちで、決意しました。

今、こうして無事に4年目を迎えるにあたり、
私達の判断は間違っていなかったと確信しております。
その確信の根拠となるのは、
この新聞をお読み頂いている皆様が十黒梅を永くご愛飲頂いている事。
そして、皆様から頂く嬉しいお声の数々でございます。

お役に立てる喜びを社員全員で分かち合いながら、
全員野球で助け合って、頑張って参ります。

最後になりましたが、季節の変わり目でございます。
うがい・手洗い・十黒梅(じゅっこくばい)、
体調など崩されませんよう、お気遣い下さいませ。
皆様のご健康に、十黒梅がお役に立てます事を
心よりいつも願っております。

それでは、失礼します。

細川 泰伸

第58号 2012年4月発行
「どくだみの開花宣言?」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

4月に入り、こちら高知はすっかりと春めいて参りました。
私どもの会社の横にあります公園の桜の木々は、ものの見事に満開で、
窓を開けますと、桜の香りさえ漂ってきそうな程です。

休憩所で昼食を取る女子社員も、窓からの桜の景色に喜び、
ちょっとした「お花見弁当」を大いに楽しんでおります。

今週末(4月7日8日)は、こちら高知は、好天気が予想されていますので、
標本木のある高知城の高知公園や、
「日本さくら名所100選」に選ばれた鏡野公園などの桜の名所では、
「お花見」と称した大宴会が、所狭しと繰り広げられる事と思います。
(高知の人って、本当ぉ~~~に、お酒が大好きなんです。)

それから、4月9日(月)は、入学式を予定している学校も多いと思います。
私どもの子供が通っている小学校では、確か昨年と一昨年は、桜が散り、
葉桜の入学式でしたが、 今年は、桜の花びらが歩道を埋め尽くし、
ピンク色に包まれた心に残る入学式になると思います。

この手作り新聞が皆様のところにお届けの頃は、
4月の終わり頃だと思いますので
きっと、十黒梅(じゅっこくばい)をご愛飲の皆様も、
心躍る「お花見」を楽しまれた事だと思います。
(東北や北海道の方は、これからでしょうか?)

是非、皆様の所の桜の名所のお話や、
楽しいお花見のエピソードなどをお知らせ頂けるとありがたいです。

ちなみに、私の桜の思い出で、一番印象的だったのは、
大学入学前の東京の井の頭公園で見た桜でした。

高知の田舎から上京し、
希望と不安に満ち溢れた私を優しく包んでくれたのがその桜です。
井の頭公園は、私が大学4年間住まいとした「土佐寮」(高知育英協会)のすぐ近くで、
満開の桜が池に多いかぶさるように、その池に映った桜とのコントラストが、
何とも言い様のない優美な気品のある美しさに心を奪われた事を覚えています。

それから、一度行ってみたい桜は、山形の天童の桜です。
テレビのニュースで見たのですが、「天童桜まつり」では、
「人間将棋」という伝統行事が毎年開催されているようで、
この「人間将棋」を一目見てみたいと思っているのです。

ここで行われる「人間将棋」とは、
甲冑に身を包んだ武者達を将棋の駒に見立て、
将棋のプロ棋士が対局するというもの。

心和らぐ桜に包まれ、武者達が繰り広げる「人間将棋」の景色は、
「優雅」と「勇壮」がミックスされた、日本の昔から伝わる
美のようなものが感じられると思うのです。

ちなみに、(ちなみにが、やけに多い今日の新聞です。)
私は26歳の時に、椎間板ヘルニアを患い、で5ヶ月程入院した事があります。

その時に、同室だった方に将棋を教わり
(幼少期に祖父に教わったのですが、その当時は難しくて・・・)、
その魅力に取りつかれました。
今では、毎週日曜日の将棋のテレビ番組を録画するようになっており、
将棋好きというのも、この天童桜まつりを見に行きたい、
大きな大きな大きな理由です。

さて、開花で楽しみなのは「桜」だけではありません。
私どもの「どくだみ畑」の「どくだみ」も、
5月の中頃には、きっと可憐な花を開花させてくれるでしょう。
(開花の時は、大きな大きな大きな声で「開花宣言」をしたいと思います。)

4月6日時点では、冬の寒い間、じっと土の中でチカラを蓄え、
この時を待っていたかのように、
あちらこちらから、可愛らしい芽が顔を出しています。

今年は、栽培面積を広げましたので、この冬の間から、
社員と草引き(雑草との格闘)に汗を流しました。

以前のこの新聞でも、ご紹介したと思いますが、
この草引き(雑草との格闘)には、なかなか学び得るものがあります。
今年は、また新しく、この雑草から学び得る事がありました。

まず、昨年の学びは「簡単に抜けない」です。

土の中深く根を張っているものや、広範囲に張っているもの、
さらには、根が柔らかく細く、無理に抜くと、
根が途中で、あっさりと切れてしまもの、
必ずといっていいほど、完全にきれいに全部の根まで全て抜けた!
という雑草がないのです。

「絶対にあきらめない」「どんな環境でも生き抜いてやる」
「こっちもどんどん進化してやる」という
いわゆる「進化」系のメッセージを感じ学びました。

そして、今年の学びは「別の雑草が生えている」です。

昨年、散々苦労して退治しましたので、
もう生えないだろうと甘い期待を持っていました。
やはり、自然を甘く見るといけませんね。
昨年と同じ場所には、別の場所にあった種類の雑草が生えているのです。

今年は、雑草から「その手がダメなら、この手はどうですか?」
「そっちがダメでも、こっちで頑張れます!」
「それはダメだったけど、こっちに変って頑張ります」といった、
いうなれば、「改革」系のメッセージを感じ学びました。

つまり雑草は、今まで続けてきた事を、
やれる所まで変化させ進化させ頑張り抜き、
それでもだめなら、今までを捨て、ガラッと変化させ改革させ、生き残る。

時折聞こえてくる鳥の鳴き声、風の音、遠くから伝わる海の声etcに
囲まれたどくだみ畑に立ち、 雑草を通じ、
何かそのような生きる魂のようなものを感じました。

この草引き(雑草との格闘)は、
雑草が元気に生えてくるこれからが、いよいよ本番です。
広い畑の雑草を一本一本抜いていく地道で、
正直大変な労力の作業です。
ヘルニアを患った経験のある私にとりましては、
腰には十分気をつけなければなりません。

この大変な作業を、グッと明るく嬉しく楽しく晴々とさせてくれるのが、、、、

十黒梅(じゅっこくばい)のご愛飲の
皆様から頂く嬉しいメッセージです。

この嬉しいメッセージは、何よりの何よりの何よりの励みでございます。

頂くメッセージは、全て社員と一緒に拝読させて頂いており、
一緒に、この地から全国のたくさんのご愛飲の皆様に、幸せを発信するんだ!!
「幸せ発信基地♪」を合言葉に、どくだみの大収穫を楽しみに励んでおります。

皆様のお役に立てますよう、畑作業に製品作り、お届け、アフターフォローに
真心を込めて社員一同、頑張って参ります。
これからも何卒どうぞ、よろしくお願いいたします。

最後になりましたが、季節の変わり目でございます。
またインフルエンザも流行ってきているとの事、
うがい・手洗い・十黒梅(じゅっこくばい)、
体調など崩されませんよう、お気遣い下さいませ。
皆様のご健康に、十黒梅がお役に立ちます事を心より願っております。

それでは、失礼します。

細川 泰伸

第57号 2012年3月発行
「祇園精舎の鐘の声~~~」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

あの大惨事をもたらした東日本大震災から1年が経ちました。
震災でお亡くなりになられました方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

テレビや新聞等のメデイアから流れてくる被災地の復興は、
1年経った今でも、なかなか前に進んでないようで、
本当に心が痛む思いがします。

1日でも早い復興、そして皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。

さて、2012年が幕を明け、早くも3ヶ月が経とうとしております。
「1月行く、2月逃げる、3月去る」と昔から言われるように、
この3ヶ月は、月日の経つのが本当に早く感じられます。

3月が終われば、4月。4月といえば、入学・進学・進級の季節です。
我家の長女は小学6年生に、長男は小学4年生となります。

長女が家に持って帰ってくる宿題も、だんだん難しくなってきており、
算数などは、私の頭を悩ませるような問題も出てくるようになりました。

持ってくるプリントを見てみると・・・角度や図形などの問題、そして、
「つるかめ算」「時計算」「植木算」「和差算」・・・
何だか懐かしい響きのある計算方法が踊っています。

自称・算数が得意なお父さん(あくまでも自称です。)としては、
不退転の決意で、堂々と受けて立つ思いでおります。
(いつまで、受けて立てるか・・・少し心配です。)

そんなある日、長女が見ていたテレビ番組「にほんごであそぼ」を、
チラッと横目で見てみると・・・・

「祇園精舎の鐘の声~~~~~」と、
遥か遠い記憶がガンっ!ガンっ!ガンっ!と
呼び戻されるような文言が・・・・・・

そう、30年程前でしょうか?
私もこの「祇園精舎の鐘の声・・・・・」を習いました。
当時は、しっかり覚えていたのですが、30数年という年月は、
そう簡単に記憶を取り戻せるものではありません。

「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、
盛者必衰のことわりをあらはす。奢れる人も久しからず・・・・」
ここまでは、何とか記憶を辿る事ができたのですが、
そこから先がどうしても出てきません。
一生懸命、記憶の中の細い糸をたぐり寄せるように、
思い出そうとしているのですが。。。。。

結局、降参して、インターネットで調べる事にしました。
(今は、本当に便利な世の中になりました。)

「奢れる人も久しからず、唯春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂には滅びぬ、偏に風の前の塵に同じ。」の言葉を見て、
そうだ、そうだ、そうだ!と手を叩いて一人で大喜びする私。
その私の姿を、長女はどんな目で見ていたのかは・・・
ご想像にお任せします。

そして改めて、昔から言い伝わる言葉は、
言い得てかつ重みのあるものが多いと痛感しました。

身の回りの製品を手に取りますと、
ポケベルは携帯電話へ、ビデオテープはDVDへ、フィルムカメラはデジタルカメラへ、
音楽カセットテープはMDへ、MDはiPod等のデジタルプレイヤーへ・・・・
その他にも、その時々を華々しく飾った製品が廃れ、
別の製品に取って変わった例は挙げれば数え切れない程だと思います。

全てのものは、永遠に長くは続かない、という教えもあります。
しかし、私は何か変わらない不変のものもあるようにも思えます。

ポケベルが携帯電話に代わったのは、緊急を要する呼び出しや通話ができるなど、
より便利に役に立つようになったから、
ビデオテープがDVDに代わったのは、コンパクトでありながら、
簡単で綺麗に長持ちするなど、 より便利に役に立つようになったから、
フィルムカメラがデジタルカメラに代わったのは、すぐに画面で写真を確認できる、
また、大容量の写真データの保存、好きな写真だけ現像できる経済面など、
より便利に役に立つようになったから・・・
などなど、他のモノにも同じ事が言えるのではないかと思います。

つまり用途はだいたい同じだけど、より便利になったり、より役に立つようになったりと
バージョンアップしたのだと思います。そのバージョンアップができない時に、
衰退が始まるのではないか?私はそのように感じております。

このように考えてきますと、変わらない不変のものの一つに、
「お役に立つ」という根本的なスピリッツ(精神)が挙げられるように思います。

私ども株式会社食援隊は起業して7年目になります。
ここまで続けてこれたのは、偏に十黒梅(じゅっこくばい)をご愛飲頂いております
たくさんのお客様や、どくだみ、黒糖、梅を栽培して頂いている農家の皆様、
そして一生懸命働いてくれている社員達のお陰でございます。
本当に本当に心より感謝いたしております。いつもいつもありがとうございます!!

私は起業した時に、
『「人」を「良」くする「食」を通じ、 毎日のイキイキ生活を応援します』
を、会社の企業理念といたしました。

そしてこの企業理念を中心に15項目のクレド(信条)を決め、自ら作成しました。
起業当初は、妻と二人で話し合っておりましたが、
今日では、社員達と全員で毎朝、
一人一人がそれぞれの思いを発言しながら、皆で話し合います。

その食援隊クレド(信条)の1番目は、

「私達は、『人を良くする食を通じ、 毎日のイキイキ生活を応援します』を合言葉に
お客様にお役立てする事を使命とします。
かかわる全ての人が商品の良さをしっかりと理解し、商品説明や購入方法、
アフターフォローなど、誠実・真心の精神でプロフェッショナルとして、
お客様に感動して頂けるよう全力で努力します。

としております。

これからも皆様のお役に立てる会社となるよう、
さらに今以上、よりよくお役に立てますことを考えながら、
精一杯頑張っていきたいと思います。

今後とも何卒どうぞ宜しくお願いいたします。

それでは、失礼いたします。

細川 泰伸